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工具位置補正を使える解析ソフトを探しています
- 当方はmastercam v9.1とnc view v10を使用して大型機械部品の加工プログラムを作成しており、工具位置補正にはG45やG46をよく使っています。
- しかし、機械の位置決め精度や加工形状により手打ちでG45に書き換え修正する必要があり、信頼性のあるP/Gが作れません。
- 工具位置補正が使える解析ソフトを知っている方がいれば教えてください。
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当社ではVERICUTという検証用のソフトを使っています。最近では工具径補正及び3次元補正に対応し、補正量を入力するとその通りに動いてくれます。FANUCや各種のコントローラーにも対応していてそれぞれのNCデータに対応してくれます。 実際に機械を動かす動作をパソコン内で出来るというものです。しかし、価格が非常に高価でマシンシュミレーションを含むと400万円位します。 NCデータを刃物やホルダーだけで検証しても実際治具やワークにホルダーやシャンクが干渉することってまれにあると思いますが、それをVERICUTは完全に防いでくれます。 パソコンのスペックによりますが、3G以上のCPUと2G以上のメモリー、OpenGLに対応したグラフィックボードがあれば結構早く動作すると思います。 別のソフトでそれぞれの補正コードに対応して補正がかかっているパスを色分けできるソフトがあると良いですね。探せばあるかな? 私の知識ではここまでが限界です。色々なCADメーカーや取り扱い商社に聞くほうが良いと思います。
通常CAMからの出力はCL形式又はAPT形式で出力され、ポストプロセッサを実行させてNCデータに変換します。3軸用のCAMでしたら直接NCデータが出るものもありますが。 MASTER-CAMもポストプロセッサを通してNCデータに変換しています。 そこで、CAM購入先にポストプロセッサの改修を行ってもらうと良いでしょう。NCデータをどのようにどのタイミングでこうして欲しいという要望を伝えれば殆どのことは出来るはずです。 例えば手動でG41をG45に全て変えているならば簡単に変換できます。しかし、あるところはG41であるところはG45で出したい時はポストプロセッサのカスタマイズは必要です。 例えば、径補正出力直後の動作にZ軸の異動がある場合にはG41をG45に変換して出力せよ。と言う機能をポストプロセッサ側に持たせれば意識しないで自動的に対応できると思います。 私はMASTER-CAM(CL)とCATIA V5(APT)を使用していますがいずれもポストプロセッサをカスタマイズして同じNCデータが出力できるようにしました。 最近の機械は色々な機能が装備されておりそれに対応したNCデータの出力が求められています。CAM側での出力には限界がありますが、任意の言葉を入力することは出来ますよね。それをポストプロセッサで目的の出力に変換する。 これがポストプロセッサの役割ですので、そちらのほうで対応すると良いですよ。
お礼
ご回答ありがとう御座います。 ポストをカスタマイズしてG45を出力させる方法を使用し、手打ち修正するリスクを減らしたいと、思います。 しかし、まだ問題がありまして MASTER-CAMの画面上ではG41を使用した時の様に工具外径と工具中心の線が、出てこないとG45-G48で半径分 どっちに補正が掛かっているかの、確認が出来ません。 NC-VIEW V10からは、G45に対応して半径分ズレテ動きますが、CAMの問題と同様に工具中心線しか表示されない為、補正の方向とG46からG46への補正の打ち消し合い(ご存知の通りG45にはキャンセルが無い為)が、確認出来ません。 現状はNC-VIEWに加工図面をDXFで取り入れて 削り過ぎの有無 間違いをチェックしていますが、手間が多く掛かっています。 G45を使用した時でもG41のように簡単に確認できる方法 又はこの問題を解決できるNC-VIEW以外のソフトは無いでしょうか? お手数では御座いますが、解決策が有りましたらお教えください。