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セラミックの熱伝導率について知りたい
- セラミックの熱伝導率とは何かについて知りたいです。また、熱伝導率の低いものを探しています。
- セラミックの熱伝導率や薄膜での処理を行えるメーカーについて教えてください。また、セラミック以外の材料でも薄膜での処理が可能な技術があれば知りたいです。
- セラミックの熱伝導率が低いことは熱の逃げを防ぐ効果があります。セラミックの熱伝導率や薄膜での処理について詳しい情報を教えてください。
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初回アドバイス記載させていただいた者です。追加記載させていただきます。 溶射皮膜の利点=断熱性に優れていること(皮膜がポーラスですから、他の表面処理よりも断熱の点では有利) 溶射皮膜の欠点=ピンホールを有すること(ピンホールを完全になくした緻密な皮膜は、その残留応力に耐え兼ねて、皮膜のワレ・浮きを生じ易い) ただし、超鏡面などは、皮膜形成方法や仕上方法により随分と改良されてきました。(同じ溶射材料でも方法ひとつで全然違う結果になります。) 対象ワーク形状や必要機能により、弊社では、?溶射?浸漬処理?拡散処理の3方法でのセラミックコーティングの使い分けをしています。 被覆プロセスが変ると、それぞれに適正膜厚・緻密さ・仕上可能な面粗度範囲・コストが変ります。弊社では、一品一様の皮膜設計に基づき施工しております。
- 参考URL:
- http://www.tocalo.co.jp
内容からすると、樹脂成形金型への応用を考えられているのではないかと思われます。私は樹脂成形金型へのセラミックスの応用の実験を長年やってまいりましたので、経験に基づいて話をさせて頂きます。 セラミックスを金属に溶射する事は可能です。セラミックスはジルコニアが一番熱伝導率が悪いので、断熱層としては有効かと思います。しかし、あくまでも溶射なので、厳密に言えばポーラスです。ポーラスでも 問題の無い製品であれば応用できると思います。 鏡面性を要求されるのであれば、ジルコニアの上に別の物を乗せる必要があると思います。しかし、溶射の物では超鏡面までは達成できていません。また、もし表面にコーティング等をしようとしても、ジルコニアの上には上手くコーティングする事はできません。その為にも、ジルコニアの上に何か別の物を乗せる方法を考えた方が良いと思います。 もう少し詳しい事をお知りになりたければ下記へ連絡を下さい。 kajiura_t@technosnet.co.jp
300度の側は、何と接触するのでしょうか? ガス?液体? 攻撃性の強いものであれば、熱特性だけで単純に選定はできません。 また、どのくらいの時間ですか? 簡易なものでよければ、炉壁や工場の屋根に塗って熱伝達を下げる、 中空セラミックボール(内部真空)の粉を溶いた遮熱ペイントがあります。
セラミック溶射などが色々な熱伝導性や、他の耐磨耗性、耐食性等機能を持った皮膜設計が簡単に出来て、望まれている皮膜特性が得られやすいですよ。 下記URLご参考にして下さい。
- 参考URL:
- http://www.tocalo.co.jp/
お礼
該当HPを拝見してみます 有難うございました
補足
液体系と接触します、攻撃性?はないと思います 時間的には数秒です その数秒間だけでも、温度低下を防ぎたいと考えています できれば、(よく分かりませんが)厚みなどを調整して、数秒のみ温度低下を防ぎ、その後、温度が低下してくれればと思っています