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葉緑体の局在化について

今、葉緑体のタンパク質における局在化について勉強しているのですが、教科書には分子シャペロンの挙動について書いてありません。ノートの図には、葉緑体に入る前のタンパク質にすでに分子シャペロンをタンパク質にくっつけたような図を書いているのですがどうも信用できないのです。(自分のノートが^^;)シャペロンは葉緑体に入る前に既にタンパク質に結合しているのでしょうか?また、フォールディングを行う際に使うATPはシャペロンについているのでしょうか??ネットで検索してみたところ、授業計画一覧しかでてこなくてわかりませんでした。すいませんが教えて下さい。

noname#8584
noname#8584

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  • Freeuser
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回答No.1

シャペロンには何種類かあります。不完全なタンパク質で疎水性の領域が露出しているとき、これらは疎水性の脂質と同様に相互作用して会合してしまいます。 シャペロンの基本的な働きとしては、完全に折りたたまれていないペプチド鎖の疎水性領域に結合して、この会合を防ぐことです。と同時に、ATPの加水分解によりペプチド鎖から離れたり、またくっついたりを繰り返して、タンパク質が正常に折りたたまれるのを補助してるのです。 タンパク質が葉緑体に輸送されるときですが、完全に折りたたむと基本的には中に入れてもらえません。葉緑体に輸送されるべきタンパク質が細胞質中にあるときは、シャペロンがくっついていて、勝手に折りたたまれるのを防いでいます。 タンパク質の葉緑体輸送シグナルにより葉緑体の外膜に達し、そこにあるトランスロケーターを通して葉緑体の中(ストロマ)に入ります。この際、細胞質のシャペロンはATPを加水分解して(シャペロンの構造が変化するため)、ペプチドから離れていきます。 また、葉緑体の中にも別のシャペロンがいて、入ってきたタンパク質に結合して正常に折りたたまれるのを手助けします。

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