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忖度と斟酌の違いを教えて
今年は国会やマスコミで、忖度と言う言葉が大流行しましたが、その内容をよく見ると、『忖度』ではなく『斟酌』が正しいと思うのですが、どうなんでしょうか? これまでの国会答弁やマスコミの解説では、忖度と言う行動は悪いことのように感じ取れますが、よく考えると、誰でも忖度ってやっていますよね。小生の理解不足なんでしょうか。どなたか詳しい方、教えて下さい。
- OKW-KINTAROU
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- fujic-1990
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さまざまな、実際に使われるケース、文章から判断して、忖度と斟酌は、実際の意味は異なると思っています。 「忖度」は、相手の気持ちに従って行動しようとして、相手の気持ち(特に相手が隠している気持ち)を推測すること、であろうと思います。 例えば、「アイツにしゃべらせるな。アイツがしゃべると組織が危なくなる」とボスが言うので、部下がアイツを暗殺する。 ボスの本当の気持ち(殺せ)を「忖度」して、部下が「アイツ」を暗殺した、わけです。そこに、部下の考えはありません。ボスが本当に言いたかったのは「殺すこと」だろうと考えて殺したのです。 「斟酌」は、事情や相手の心情を「加味」して、ほどよく自分の行動・考えを決めることです。斟酌される「相手の気持ち」は、いくつかの考える(判断)材料の1つにする、ということです。 相手の気持ちに100%従うつもりもありませんし、忖度ほど、真剣に、相手の気持ちの奥底を読み取ろうともしません。 例えば「アイツにしゃべらせるな。アイツがしゃべると組織が危なくなる」とボスが言うので、部下がアイツを海外に逃がす。 ボスの言った気持ち(アイツにしゃべらせるな)を「斟酌」して、部下が自分の考え(日本警察の前でしゃべれないようにすれば良いのだろう)を決め、「アイツ」を海外に逃がしたわけです。 そこに、ボスの気持ちへの尊重・配慮もありますが、どうするか決めたのも、行動したのも、部下です。 私は一応社長をしておりますが、平社員(なんて本当はいないが)が、 私の気持ちを忖度して行動したら、失敗しても叱りませんが(成功すればほめる)、 私の気持ちを斟酌して行動して失敗したら、「何様のつもりだ」と怒ります。「キチンと指示を仰げ!」と。 官僚が内閣総理大臣の意向を忖度する、そして従うのは、当たり前ですね。官僚ごときが総理の気持ちを「斟酌する」なんて、とんでもない。 責任を負うのは官僚ではなく(バブルを破裂させて日本に巨大な悪影響を与えた馬鹿な銀行局長も退職金をごっそりもらってます)、総理大臣なんですから。 昨今、忖度でないときにも「忖度」が使われているのは、おもしろいからです。
- dragon-man
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日本語の忖度に悪い意味などありません。自分が尊敬している人の心持ちや考えをおもんばかうことです。それを行動に移すかどうかは別の話です。テレビ新聞はその二つを組み合わせることで、日本語の意味をねじ曲げました。今では多くの日本人が忖度は悪いことと思わされているでしょう。 斟酌は困っている相手の事情を汲み取って大目に見るような場合に使いますが、加計で小役人が総理の事情を汲み取って大目に見るなんてあり得ません。忖度は相手に対する敬いのニュアンスがあるので、その点を悪用したのでしょう。騙される国民も悪いです。
- teppou
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起きたことを考えると、普通の使い方では「斟酌」の方が合っていると思いますが、その内容が本来官僚がすべきでない事柄なので、総理の心を推し量ったという事に焦点を合わせて「忖度」という言葉を使ったのではないでしょうか。 私には、全体を見たときに「忖度」のほうが適切に思えます。
- eroero4649
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http://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=372 と、要するに元々違いが明確ではない言葉だったので時代によって意味がニュアンスが多少変わり、結局どうなのかはっきりしないってことみたいですね。 鮭と鱒の違いみたいなものですね。ちなみに鮭と鱒も明確な区分はないそうです。
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お礼
お忙しい中、丁寧な解説と御意見、ありがとうございました。 恐らく、森友問題などで最初に国会質疑で質問した野党議員が、誤って忖度という言葉を使ってしまったので、回答する側の総理も「忖度などはない」と使ってしまったのが、そもそもの誤用の始まりかも知れませんね。 日本語は難しいですが、やはり本来の意味の用語を大切にしたいものですね。