ガスや水道には業務用回線がない？

質問

鉄道系や電力系では業務用回線を元とした回線という話がよくありますが、ガスや水道ではあまり聞きません。

ガスや水道は、業務用回線を持たないのでしょうか？
持たないとすればなぜでしょうか？

回答No.4

t_ohta · ベストアンサー

鉄道は信号などの制御に通信回線が必要なため自前で通信回線を整備したので持っています。
電力会社は発電所と消費地が遠く離れているという事情もあり、元々は電力線に通信を載せるなどして自前で回線整備していたのが通信内容の高度化で光ファイバー網を自前で用意していった経緯があるので持っています。

水道は自治体が運営している場合がほとんどですから、元々は電電公社を利用するといった棲み分けだったり、そもそも通信を利用した遠隔制御の必要性が少なかったので自前で回線整備をするという発想が無かったのではないでしょうか。

ガスも大都市を除けば都市ガスも自治体が運営しているケースが多いので、自前で通信回線を整備するという発想が無いのかもしれませんね。

回答No.5

ichikawa2017

＞ガスや水道は、業務用回線を持たないのでしょうか？
ガスにせ水道にせよ業務用配管というのは設けられていません。

＞持たないとすればなぜでしょうか？
採算が取れないというのが最大の理由です。

ガスを燃料として大量に購入して使う事業所がありません。
石油精製工場や石油を化学製品の原料としている石油化学工場というのは自社内で余剰ガスとして常時メタンガスが発生しています。
これを燃料として使っています。
石油精製会社や石油化学会社では複数の企業の工場を集積したコンビナートという形式が取られています。
ここでやり取りされているメタンガスの価格が都市ガスよりも廉価であることからコンビナート外から購入するということをしません。
この他に大口のユーザーとしてオフィスビルや飲食店がありますが、通常の配管とは別に同じ規模の配管をしたのでは採算が合いません。

水道に関しても同様に大規模工場の場合は近隣の河川から取水したり自社専用の井戸で汲み上げています。
飲料用の水とは別に管理しています。
大規模工場では熱源としてスチームが使われていますが、加熱工程を過ぎたスチームは水に戻して再利用しています。
飲料が目的の家庭用の水道は無害化のために巨大な浄水場を設けています。
公共施設として使用料に加えて税金で賄われています。
結果として大規模工場が工業用に使うには自社で調達したものよりも高額になってしまいます。
ガスと同様にオフィスビルや飲食店向けに別途配管していたのでは採算がとれません。
最近は大規模なオフィスビルなどでは飲料で使われた際に無駄に廃棄される水を回収して冷暖房やトイレなどに使うリサイクル施設が設けられるようになってきています。

ガスも水道も中小企業の工場については長期大口ユーザーとして料金で優遇処置
をしています。
優遇しても専用の配管を敷設するよりも安上がりです。

回答No.3

noname#252929

水道はは、各自治体が行なっています。
市区町村単位で行われて居るので、それを超えた範囲にそもそも、接続ができません。
なのでやりようがありません。

ガスに関してもほぼ同じです。
都市部では都市ガスで共同溝を使っていますが、共同溝の中のガスのエリアとして設定されて居るところへ通信線を入れられません。

地方部になると、都市ガスでは無く、ボンベで配送されるLPガスですので、そのそものインフラとしての場所がありません。

鉄道や電力は、長い区間を通るインフラを、一つの会社で持っていますが、水道やガスはそれがありません。

回答No.2

nan93850673

>ガスや水道は、業務用回線を持たないのでしょうか？
> 持たないとすればなぜでしょうか？

水道や都市ガスの管は、埋められてから50年程度経過している所もあるとか。
50年前だと自前の通信回線を持つと言った考えは無かったと思います。

今は自前の回線持った方が有利ですが、水道や都市ガスは地面に埋設されているので、その為だけの工事をしていてはコストが掛かり過ぎる。
老朽化した管を更新する時に一緒に埋めたらどうかとなりますが、通信回線が50年間現役で使えるかどうか。

回答No.1

aokii

ガスや水道は、通常、業務用回線を持ちません。ガスは、現在、電話回線等につないでいる場合もあります。
ちなみに、将来は、電気、ガス、水道、通信は全てネットにつながるといわれています。