「侯印」を持って帰るのは、何のためでしょうか?
秦に対して農民が陳勝をトップとして蜂起した。それの別働隊として陳余と張耳を左右の校尉とする武臣の軍勢が趙を攻めた。陳勝の軍は各地の郡主や県令を殺していった。そこにハン陽城に説客カイ通が現れ、武臣に、「降伏すれば命と地位は保証する(保障する?)」と郡主や県令たちに約束すると、楽に多くの城を獲得できる」と私みずから説いて参ります、それがしに正式な使者として任命してくだされと言う。武臣は、よし、やってくれ、ということで、カイ通は武臣のもとへ参る。武臣は納得、「よし、ハン陽の県令の地位と命は保障する。侯印を持って帰りなされ」
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