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炭酸ナトリウムの中和滴定
中和滴定において、濃度0.1mol/lの水溶液の酸および、その塩基とそ の際に用いる指示薬の適否を答える問題で、次のような解説がありました。 「塩酸は強酸、炭酸ナトリウムは強塩基なので、強酸と強塩基の中和となり、メチルオレンジ、フェノールフタレインとも使用可能」 何かのテキストで、炭酸ナトリウムについては、別の解説があったように思うのですが、この解説は、このままで正しいのでしょうか? それとも、別の解釈で理解すべきなのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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解説の後半は正しいのでいいのですが、前半が引っ掛かります。 炭酸ナトリウムは、水酸化ナトリウムと炭酸の中和したもので、 強塩基と弱酸の中和で、単純に強塩基とは言いにくい。 塩基性が弱まっていることを加えたいですね。 私なら、「ほぼ強塩基」で逃げるか、「指示薬に影響ない十分 塩基性が強い」とするかです。
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- toraccha
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回答No.2
炭酸ナトリウム水溶液に塩酸を滴下する中和滴定で, フェノールフタレインを用いると Na2CO3 + HCl → NaCl + NaHCO3 メチルオレンジを用いると Na2CO3 + 2HCl → 2NaCl + H2O + CO2 の反応が終わったところで変色が起こります。 「中和滴定にいずれの指示薬も使用可能」を誤りとすることはできないでしょうが,結果は異なります。 ご質問にある解説は,「そのまま暗記して利用する」という使い方には適さない解説だと思います。
質問者
お礼
やはり、そうですか。参考になりました。ありがとうございました。
お礼
なるほど。やはり、あの解説は舌足らずの解説だったんですね。参考になりました。ありがとうございました。