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冷蔵庫の原価は?新旧で販売価格が2倍以上の差
- 最近購入した冷蔵庫で、旧モデルと新モデルの販売価格に2倍以上の差があります。
- 冷蔵庫の原価について疑問があります。メーカーの出荷価格が新旧モデルで2倍というのはあり得るのでしょうか?
- 冷蔵庫の購入時に安く手に入れることができたので良かったですが、原価について気になっています。家電業界の内情に詳しい方からの説明をお願いします。
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原価は同じですよ。例えば10万円で作った商品が 5万円に下がることなんて・・あり得ないでしょ。 原価率って言葉聞いたことあると思うんですけど、 原価÷売価で求める値です。これの意味をちゃんと分かっていれば、 新旧商品の原価というのは基本的には変わらない、のです。 変わるのは「売価」であって「原価率」が変わり「粗利」が 変化するのです。 旧商品が新商品のほぼ半額の「売価」で売られていても「原価」は ほぼ同じなんです。売価を落として売らないと在庫がなくならないわけで、 たいていはメーカーからの「補填金」が使われます。 つまり原価売価(原価割れですね)になってしまうと小売店の会計上 問題ですから、何万円か下げた売価に文字通り補填する会計操作を します(これは問題ではありません)。 メーカーとしては、とにかく新商品を早く店頭に並べ売り出したい (在庫処分ばかりだと経費かかって売り上げ伸びませんよね)わけで、 安くして在庫さばけるなら小売店にお金を出して(メーカーが小売価格を 決められない、という絶対条件があるから、お金を出してあげて 安くした分を補ってやるんですよ)処分するわけです。 小売店もいつまで旧商品抱えているわけにもいきませんからね。 メーカーから補填金もないのに、小売店は売価を下げるなんてしません。 (もちろん、少々は下げますよ。ただ旧商品の大幅価格ダウンなんてことは ”補填ありき”でやることですから、小売店だけで出来る大幅値下げでは ありません) 家電量販店とかホームセンター関係者、本部バイヤーとか経験者なら すぐ分かることなんですけど、ご理解いただけましたでしょうかね? で、ここから見えてくることは、値下げしても補填が入るため 小売店って、いうほど損はないんですよ。 メーカーが損していますが、、その損失分は新商品の 売価にオンされている・・だけのことです。新商品にすぐ飛びついて 買う人がお金の面では損しているということです。 また最近は余るほど生産しないし、大型家電を安く賢く買う秘訣は モデルチェンジ前後の旧商品を買うことでしょうね。
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- tetsumyi
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どんな商品でもすぐ近くに競争店がない場合、大型店での仕入れ値は販売価格の半額程度のようです。 今回の場合は、旧モデルを早く売らないと新モデルが売り難いの原価割れで価格設定したのでしょう。 すごくお得な買い物だったと思います。
お礼
コメントありがとうございました。 良い商品が安く買えた理屈が分かって 安心しました。
- 5minutesmore
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この16万円は、メーカーが利益なしで特別に卸した価格に、販売店が通常より少ない利益を乗せてつけられた特別価格でしょう。 家電やOA機器は、性能や価格の進化が激しく、新製品を出した後に他社の製品が安い価格で、より良い性能の品を販売する事は常にあります。 その場合、メーカーは売り切る時期を誤ると、全く売れなくなってしまいます。 その時期が、大体、3月と9月の決算月です。 他に他社や、自社の新製品の発売時期との兼ね合いもあります。 39万円は、メーカーの希望価格で、この価格でどれだけ長く売れるかで、メーカーの利益が決まってきます。 冷蔵庫であれば、1年落ち製品でも、この価格であれば全く問題のない、お買い得だと思います。
お礼
コメントありがとうございました。 確かに購入したのは9月でした。 タイミングが良かったんですね。 お買い得な商品が買えたようで 安心しました。 ところで今回はたまたま冷蔵庫の故障と 最安値の時期が一致しましたが、 通常の場合、こうはうまくいかず 特に冷蔵庫は安くなるまで待つというのは 現実的ではないですよね。 となると、壊れてから買うのではなく、 寿命で壊れる前に価格をチェックしておいて 安い時に前倒しで購入するというのが 正解のような気がします。
- t_ohta
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メーカーは旧製品の在庫がある場合、持っていても倉庫代が掛かるだけですし、お客さんの目も新製品に向きやすく旧製品は売れ行きが悪くなるので、販促費を出してお店に売り切ってもらい処分を図る事があります。 今回は販促費を出してお店で売り切ってもらう事にし、お店は販促費を原資に値引き販売したのではないでしょうか。
お礼
コメントありがとうございました。 販促費ですか、車のディーラーと 同じ仕組みですね。 勉強になりました。
- black2005
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原価まではわかりませんが、旧モデルとて原価割れして販売することはありませんよ。 利益はほとんど無いでしょうけどね・・・ まず、新モデルの39万は旧モデルを売るための囮(おとり)価格だと考えましょう。 同程度の性能でその価格差なら、誰だって「お買い得だ!」と旧モデルに飛びつきますよね。 偏屈な人が、どうしても新モデルを買うと言えば、店としてはウハウハですし・・・笑 で、旧モデルを売り切ったところで新モデルの価格を現実的な実売価格まで引き下げるのです。 これは、数ヶ月後(旧モデルを売り切ったと思われる時期)に売り場に行き、価格を確認すればわかるはず。 つまり、実売価格で比較すれば、新旧で表示価格ほどの大きな差はないということ。 当然、原価も大差無いということです。
お礼
コメントありがとうございました。 うーん、囮ですか。 確かに効果は大きいですね。 2ヶ月ぐらいしたら新モデルの価格を 確認してみます。
- p-p
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その両方だと思います。 新型は販促費や開発費を回収しないといけないのでメーカー仕入れが最初は高めに設定されます。 古くなるとメーカーも在庫処分したいので仕入れ価格を下げてきます。 一方、家電店は新型を早くメインで売りたいので 早く旧型を販売したいので、系列店から売れそうな店に集めて 少々原価割れでも売り切ります。 原価割れでも売る理由は仕入れ価格20万だったとして 売れなければ20万の赤字ですが 16万でも売れれば赤字は4万で済みます。 あとはメーカーに旧型100台引き取るから仕入れ価格を2割下げろなど交渉する場合もあります。
お礼
コメントありがとうございました。 丁寧な解説が分かりやすくて助かりました。
お礼
コメントありがとうございました。 家電業界の世界が多少ですがわかりました。 新製品に飛び付いて購入することが買い手に とっては損で、型落ちの旧モデルを買うのが得、 メーカーも販売店も新旧どちらを売ろうが損失は 出ない、とは上手くできた仕組みですね。 勉強になりました。