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地球の中心を貫く井戸の気圧

siegmundの回答

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  • siegmund
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回答No.3

面白い話ですね~. 今度,学生のレポートに出したろか. exp(400)~10^(174) 気圧という答を出しておしまい,何も考察コメントなし, というレポートはいい点がつかないな. さて,stomachman さんの計算をチェックしまして,間違いはないようです. ついでに,地球の裏側までの到達時間は約42分, 中心での速度は約7.9 km/s です. heichan さんの言われているように,圧力が非現実的な値になるのは 理想気体の仮定がまずいんでしょうね. もちろん,液体や固体になれば理想気体の仮定は成立しませんし, 気体でも圧力が高くなると成立しなくなります. CO2 の臨界温度が36.1℃,臨界圧力は73気圧ですから, 100気圧あれば十分液化しています. 窒素は臨界温度が-147℃,臨界圧力は33.6気圧, 酸素は臨界温度が-119℃,臨界圧力は49.8気圧, ですから,窒素と酸素は常温では圧力をかけただけでは液化しません. もちろん,十分圧力かければ固体にはなります. (常温でどれくらい圧力かければ固体になるかは今資料がありません). 木星の中心は3万度,1億気圧などと言われているようで, もうちょっと大きかったら恒星になっていたはず, というような話も聞いたことがあります. 固体水素の金属化はまだ実験で観測されてはいないと思います. 必要な圧力は数百万気圧と見積もられているようです.

stomachman
質問者

補足

siegmund先生、いつもお世話になります。 > 間違いはないようです. チェックありがとうございます。つまり、井戸の浅い所では式は合っている。 > 地球の裏側までの到達時間は約42分, > 中心での速度は約7.9 km/s です. 井戸の中では重力加速度がhに比例するから、中が真空の井戸に投げ込んだ石ころの運動は、理想的なバネ(フックの法則が成り立つ軽いバネ)による運動と同じく単振動h=Rcosωtになる。従って、石ころの運動は地球の半径と同じ半径の軌道を飛ぶ人工衛星の運動 (x,y) = (Rcosωt, Rsinωt) のx成分と同じであり、裏側に達するのに要する時間は人工衛星が地球を半周する時間と同じ。最大の速さも人工衛星と同じ第一宇宙速度になる。面白いですね。 > CO2 の臨界温度が36.1℃,臨界圧力は73気圧ですから, では深さ30kmほどの井戸を掘っておくだけで、二酸化炭素排出量の心配は要らなくなる。黙っていてもどんどん液化されるから。  地熱が凄いでしょうから、この熱を利用して空気を強制循環させ、36度を保つ。汲み上げた熱でついでに発電してしまう。溜まったCO2を海溝にでも送り込むパイプラインが必要かな。一度作ってしまえば運転コストはゼロみたいな気がして...あああ、また何か間違えているんだ、きっと。 > 窒素は臨界温度が-147℃,臨界圧力は33.6気圧, > 酸素は臨界温度が-119℃,臨界圧力は49.8気圧, > ですから,窒素と酸素は常温では圧力をかけただけでは液化しません. 液体窒素が冷たいのには理由があったんですね。 > もちろん,十分圧力かければ固体にはなります. つまり気体からいきなり固体になる。窒素の霜ができ、酸素の雪が降る。これは見てみたいなあ。 >木星の中心は3万度,1億気圧 凄まじい高圧高温ですね。これでもまだ核融合が点火しないというのも凄い。 > 固体水素の金属化...必要な圧力は数百万気圧 がんばれば何とかなる圧力なんでしょうか?

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