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日本では国のため命を懸ける軍人がなぜ偉くない?

https://togetter.com/li/906158 https://togetter.com/li/846297 >>アメリカ陸軍やドイツ国防軍は戦功本位の抜擢人事をしてるのに、日本陸軍は戦時でも官僚的な順送り人事をガチでやってるんですよ これは事実なんですか 前線で戦う兵士をとうの軍人自身が見下す軍団が戦争中もずっと続いていた日本の背景は何でしょう

みんなの回答

回答No.5

なぜそんな人事になるか、は簡単で、 日本では組織の存立意義より、  組織の"維持"が重要になるからです。 日本軍は、殺す事に重きを置き、  「(日本軍人を)1000人殺せば 敵基地が落とせるか」   などと言っていました。 一億玉砕を阻止したのは、騙し続けられていた昭和天皇でした。 医療は、国民の健康より関係者の利益が重要なので、  国家的な疫病以外は、予防薬を処方しません。  また、有効な薬品は、処方費が掛る制度にしています。 この状態で民主主義は成り立ちませんし、  遺伝子による島国性質なので変えるのは不可能でしょう。 成果主義の組織もありますが、  それは大陸的遺伝子を持った人々の集まりであって、  その手法を、国や自治体まで浸透させる事は遺伝子的に不可能です。

  • teppou
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回答No.4

 背景は、他の方も書いていますが、日本独特(多分)の上下意識なのでしょう。  世襲の身分制度はありませんが、封建時代の空気が濃厚に残っていて、上下関係はある種の身分差と思っている人が多いように思います。  身分差とはいっても、同じ階段をみんなで登っていて、一段の差があまりないので同期のうちで早く出世した者に対しては、足をちょっとひっぱる程度で気を紛らわしたりできますが、頭の上を飛び越していかれると、我慢できないくて、新上司の指示にきちんと従わなかったり、ある種のサボタージュをしたりして、結局組織がうまくいかなってしまうことがあるようです。  そういうことをするのは少数であっても、組織がうまくいかないと、上の方の人が責任を問われかねないので、飛び越し人事はあまり行われなくなり、そういうことが慣例化したのでしょう。  ずっと上の方まで出世した人も、そういう空気の中で育ったので、会社の危機や国家の危機といった事態になっても、どうしてよいのか分からないのだと思います。  こういう組織は平穏な時にはたいへんうまくいきますが、ひとたび想定外の事態になるともろいですね。  アメリカはフラットな社会だから、日本の様なことはないと言われますが、実はそうでもないようです。  むろん制度としての階層はありませんが、軍隊やある程度以上の会社であれば出世するたびに住む地域を変え、日常生活から上の階層の中で生活すると言うことをするそうです。  同一階層内でのいがみ合いということはあるのでしょうが、別の階層に移った者に対してつまらないことをすると自分の身が危なくなるようです。  能力ある者は、同階層内の嫌がらせなどは、上の階層に入ればいいのだからと、何とかかわして、事を大きくしないようにするようです。  アメリカについては自分なりに調べて、ひそかに考えていることで、あまり確信はありませんが、大きく違ってはいないと思います。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.3

ponborism さん、こんにちは。 日本は日露戦争以後、中央政府は官僚制が進みました。特に第一次世界大戦で参加しましたけど、あまり戦わなかったので、ますます官僚化が進みました。陸軍では派閥ができたくらいです。陸軍では陸大閥。海軍では海兵閥といって、陸軍では陸大を6番以内。海軍では海軍兵学校を6番以内を軍刀組といって、特に重視しました。また10位位に卒業しないと、中央官庁にポストを得て、出世におぼつかなかったといいます。ほかの組織からは将校はいることはあっても、出世できませんでした。 陸大 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E8%BB%8D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1 海軍兵学校 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%85%B5%E5%AD%A6%E6%A0%A1_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7250)
回答No.2

タテ社会が軍隊に及んだんです。 武家社会では、殿様、大老、家老、というようにエライ順が最初から決められていて、末端が何か問題を発見してもいきなり殿様に言うなんていうことはできなくて、それがあまりに弊害だろうという反省から「目安箱」なんかができたという状況でした。ただ、目安箱ができると、結局チクリの箱になって全然平和じゃない。 足軽が大名になるなんて最初から不可能事であり、だからそもそもそんな発想はしない。 たとえばいくさがあって、敵の大将の首が転がっていたとしますね。これを農民が拾ってどこに持っていくかというと、庄屋とかの、自分らの管理組織の上司に見せるわけです。そうすると庄屋は与力に連絡をし、与力が奉行に報告し、奉行が裁断をするというような流れをおこなわないと、先に進まなかった。 このとき、褒美があるとすれば、まず奉行が与力に与え、与力がそれを分けて庄屋に渡す、というような流れになるわけです。 当然、庄屋が奉行になるなんていうことはありえない。 そういう感覚の国民が軍隊を作ったら、そりゃタテ階層以外に作りようがないでしょう。同じ兵隊なのに、上等兵が二等兵を殴り、二等兵は翌年次の新兵がはいってきたらそれを殴るのを楽しみにする、なんていう感覚になるわけです。 当然登録順の年功序列になりますし、その順番は死ぬまで替えられないということになります。 このOKWaveの最近の質問で、つい上司を先輩と呼んでしまうという相談がありましたが、それは年功序列時代の亡霊が残っているということです。 先輩でないものが位が上になることはありえないのです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11072/34514)
回答No.1

>これは事実なんですか その通りです。 >前線で戦う兵士をとうの軍人自身が見下す軍団が戦争中もずっと続いていた日本の背景は何でしょう そんなの昨日今日に始まった話ではないですし、今も過去の話ではありません。 質問者さんがおいくつか存じませんが社会人と仮定しまして、質問者さんがお勤めの会社で若手の抜擢というのがどのくらい起こりますか。そしてもしそういうことが起きたら、社内はどうなりますか。まあ大抵は年上から生意気と思われ同期からもやっかまれ、足を引っ張られることのほうが多いのではないでしょうか。 いま、東芝は太平洋戦争の敗北寸前の日本みたいな状況に陥っています。社長を始めとした経営者陣は良い知恵を出すこともできず停滞し、その決断はまさに右往左往とか右顧左眄という表現がぴったりの状況で「決められない経営」が続いています。記者会見でも赤の他人の記者から「決断が遅いのではないか」と突っ込まれていますよね。 その東芝で、未曽有の会社の危機を立て直すための若手の抜擢チームというのが作られるでしょうか。おそらく論外でしょうね。提案しても経営陣の中で一人とて首を縦に振る人はいないでしょう。5秒で却下です。 太平洋戦争時、太平洋艦隊司令長官になったチェスター・ニミッツは28人抜きという大抜擢を受けました。さすがのアメリカ人でもこれは思い切った人事で、ニミッツも一度は断っています。 そういう人事が、東芝に限らず日本の組織や社会で可能でしょうか。そしてそれは抜擢する老人側だけではなく、抜擢される若手側もそれを受け止められるだけの器量があるでしょうか。政治の世界で「魔の二回生」と呼ばれた人たちは、当選二回で政権に近いところに抜擢されてどうなったかというと、その若さを存分に生かすどころか勘違いして思い上がってロクでもない醜聞を残すばかりです。 ちなみに世間ではほとんど知られていませんが、あの東条英機は「二世軍人」です。お父さんは陸軍士官学校第一期生でしかもそれを主席で卒業するという超エリートでした。けれどお父さんの話がほとんど世間で知られていないのは、理由があります。お父さんが若手エリート軍人として期待されていたときにちょうど日露戦争が勃発し、お父さんは一部隊を率いて日露戦争に参加しました。ところが周囲と協調しないまま勝手に行動した上にロシア軍の攻撃を受けたら勝手に退却するというのを二度ほどやらかして戦争中に部隊長を解任されてしまったのです。 「自分が調子がいいと思い上がって調子に乗るくせに、ピンチに立たされると打たれ弱くてすぐ腰が砕けてしまう」という日本人エリートの典型でした。 日本軍の人事なんて、現代の我々は誰も批判する資格はないです。硬直した人事は現在日本中のあらゆる組織に蔓延していますからね。