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熟睡中の低血糖の対処の方法
糖尿病の発覚から23年、現在インスリン注射を食前に打っていますが、食事のカロリー計算で微妙に単位を増量することもまれにありますが、夜中に低血糖を起こし意識をなくす寸前で目が覚めますが身体が動かない状態で異常な発汗と混乱を自覚したあと意識を失いそのまま朝を迎えますが血糖を測る限り正常に戻っています。血糖値のどのような変動で数値が回復するのでしょうか? 仕組みが知りたいです
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劇症1型糖尿病 26年の患者が回答します。m(_ _"m) ペコリ。 (小学生の頃、インフルエンザをきっかけに自己免疫異常を起こしました。 これにより膵β細胞が破壊され 発症当初からインスリンの自己分泌が0の患者です。) 【血糖値のどのような変動で数値が回復するのでしょうか?】 → 肝臓内に蓄えられたグリコーゲンや、低血糖時に分泌されるアドレナリンによって、血糖値が上がります。 (もちろん、注射した分のインスリンを使い果たす、効果が切れるという理由もあるでしょう。 インスリンの効果が持続している間は、アドレナリンやグリコーゲンが拮抗したり、追い付かない場合もあるので 血糖の自己回復が見られない事もあります。) _(._.)_ なお。 低血糖からの回復途中(血糖上昇)は (グルコース再還流によって?)酷い頭痛を起こす事がありますので そこは要注意。心構えが必要です。 これを防ぐには 低血糖に対して早い段階で気が付いて捕食する事と 玄米のように腹持ちの良い炭水化物の摂取を心がける事です。 (=空腹時血糖を長引かせない。お腹が空いていなくても、なるべく定時に食事をとる事。仕事で忙しい時は、クラッカー数枚を食べるでも良いので 血糖をキープする努力が必要。) また、低血糖になってしまったら 数字に応じて、許す限り低GIの捕食を選ぶ事。 血糖が70~100くらいなら、この方法がお勧め。 血糖を一気にドカッと上げない食品の方が、頭痛を防げます。 (頭痛を軽減できる。) 例: ジュース(高GI) → 頭痛大 塩味のクラッカー(低GI) → 頭痛小 血糖が60を下回る状況だと、主治医の指示・判断によります。 基本的に、体(血管や脳細胞)にとっては ゆるやかに血糖を上げる方が負荷が少ないのですが 急上昇による負荷をかけてでも、速やかに細胞にブドウ糖を運ぶ必要がある場合は、高GI(砂糖そのまま、シロップやジュース、ブドウ糖注射など)が必要になります。 以上ですが、参考になりましたら幸いです。(_ _〃) どうぞお大事に…☆ ||ω・) あ! そうそう。 もし質問者さんが2型の患者さんなら、ちゃんと主治医に報告してくださいね。 自己分泌がゼロ(=1型の患者さん)なら上の回答は大体あってますけど 自己分泌が僅かにでも残っている場合は、上の回答が合わなくなってきます。 自己分泌がゼロなら、食事内容に合わせてインスリンを増やすのは悪くないけど【自己分泌が残っている状態で インスリンを増やす場合は】 医者の指示をよく守らないと 低血糖リスクが非常に大きく、ダメージも深くなる可能性があります。 自己分泌が残っている状態でインスリンを使うのは 膵臓を一時的に休ませて、自然回復を図る場合などがあると思われます。 質問者さんの主治医がどんな治療方針でインスリンを指示しているのか、わかりかねますので、主治医の指示を守るよう心掛けて下さい。<(_ _)> (^ω^)b バランスの難しい病気ですが 時に石頭の主治医と相談しつつ(苛立ちつつw 頭突きあいつつw) 元気に生きていきましょうね☆
お礼
なかなか主治医の言うことも聞き入れない頑固な自分と、常に背中合わせの合併症の恐怖と戦いつつ(特に糖尿病性膀胱、網膜症、は顕著に現われています。 非常に知識に奥深さを感じましたし、経験も私を上回わり勉強されていて豊富な知識には圧倒されました。共に型は違うものの同じ糖尿病患者として勇気を頂きました。とても感謝いたします。ありがとうございました
補足
ランゲルハンス島からは若干のインスリンの分泌がまだあるようで、2型の患者となりますね。主治医には「最近腹が出てきたけど一口多いんじゃねえか~?」と説教されながらHA1cは7.6前後をうろうろしている感じです。まず間食をやめなければ数値は下がらないのはよくわかっておりますが、なかなか絶てないでいます