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権利と人権の違い
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権利については、私法と公法共に他の回答でよろしいかと思います。 私が人権の上に生存権があると回答しましたのは、生存権は、生活権と社会権とも言います。 すべての国民が人間らしい生活をすることができるように国家に対して要求する権利です。 憲法25条では、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利と規定されています。 基本的人権のなかではもっとも重要なものとなっています。 この権利が憲法上にでてきたのは、ワイマール憲法(ドイツ1919年)が最初でその後、各国の憲法に取り入れられたものとなってるはずです。
- nonchandayo
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下のNo,5を書いた本人です。訂正します。 ロックがpropertyと呼んだのは、正確には「財産権」でなく、「所有権」です
- nonchandayo
- ベストアンサー率46% (28/60)
回答者の方々が、それぞれ思いこみで回答されているので、書きます。 人権には、包括的権利として、幸福追求権、平等権、 個別的権利にに、自由権、社会権、参政権などがあります。 自由権(国家に邪魔されない権利)には精神的自由権、経済的自由権、人身の自由があり、 精神的自由権には、思想良心の自由、信教(宗教)の自由、表現の自由(広い意味では、言論の自由、集会の自由、結社の自由などを含む)、学問の自由など 経済的自由権には、職業選択の自由、財産権など 人身の自由には、奴隷的拘束をを受けない権利や、刑事訴訟手続における各種権利など 社会権(本当の意味での自由を保障されるために、国家からバックアップを受ける権利)には、生存権を基本に、労働基本権、教育を受ける権利などがあります 参政権(国政に参加する権利)には、選挙権や、公務就任権(公務員になる権利)などがあります。 その他、裁判を受ける権利、国家賠償を受ける権利など まず、権利とは、したり、そのままにしておいたり、やらなかったりなど、なんらかのことを、法(法律)上、正しいこととして尊重されること、です。 私が勝手に考えた定義です。専門家が論じると「権利」とは何か、は大変難しい問題です。 権利の中でも、人権は、人間である以上、そもそも平等に具わっている権利、をいいます。 他の方も言われているように、権利という概念の中に人権があります。 人権は権利です。 ところで、他の回答者の方が、環境権や平和的生存権などを上げておられました。 この二つは、憲法の条文には出てきません。 しかし、環境権は、内容はともかく、13条や25条などを根拠に認めていこうという流れが大勢です。 平和的生存権の説明は長くなりますので省きます。 いずれにしても、人権の根拠である、個人の尊厳原理を表現した13条から、さまざま人権を認める(新しい人権)のが、今日、普通です。(肖像権、名誉権、プライバシー権など多数) また、従来の通説は新しい人権を認めるのに慎重でしたが、最近の若手の憲法学者の多くが、一般的自由を13条が保障している、と言いますので、人権は相当多くのものを含んでいることになります。 ところで、冒頭に書きました、みなさんの思い込みについて書きます。 物権(所有権を含む)、債権などの財産権は、経済的自由権として憲法29条に書かれている立派な人権です。 J・ロックが固有の権利として、財産権をpropertyと呼んで重視したのは有名な話しです。 人権として相当な歴史があります 以前、学んだことを大急ぎで書きました。 もれ、間違いなどありましたら、有能な方、ご指摘下さい。
- buzz_buzz
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様々ある権利の中の一つとして、人権(人間の持つ当然の権利、の略と考えればいいです)があります。 別物というより、人権は権利のうちの一つです。 権利というのは、「他人に対して何か主張する為の根拠」ということができ、その中の人権というのは、 人間であれば当然に持っているもので、法律などの裏づけが必要でないものと言うことができます。 例えば人権の代表的なものに平等権、人権でない権利の代表的なものに所有権があります。 平等権は人権ですから、男女が平等であること、親の職業に関係なく平等であること、などは当たり前で、 特に各人が何もしなくても、法律などがなくても主張できるもので、誰も否定することはできません。 一方で所有権(物を自分のものだと言える権利)は人権でない一般の権利ですので、例えばその辺にある 車を勝手に自分のものだと言って所有権を主張することはできません。 自分でその車の持ち主から譲ってもらうなどの努力をして始めて、所有権を主張することができます。 人権とは違いますので、当然に主張できる権利ではないわけです。 ややこしいと思うのですが、いかがでしょうか?
- tenpai
- ベストアンサー率25% (14/54)
人権は生まれながらにして日本国民に与えられる権利なので、権利と言う広い意味の中に人権がかけがえのないものとして位置づけられていると考えています。 人権には、平等権(性別や人種、家柄、職業などによって差別されない)、自由権(自由に生きる権利)、社会権(生存権、労働基本権など)、参政権(選挙権、被選挙権、国民審査権など)、請願権、裁判を受ける権利・・・などがあります。 このように見ても、国民が持っているいろいろな権利に「~権」という「人権」を置いているのではないでしょうか。
- utama
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人権 選挙権、環境権、平和的(?)生存権など、人であれば、または、日本国民であれば、すべての人が平等に持っている権利。 権利 人権も権利の一種ではあるけれど、人権と対比的に権利といった場合は、いわゆる物権(所有権・占有権・抵当権)・債権などの財産上の権利や、代理権など地位に基づく権利。
権利については、法律体系を「私法」と「公法」に分けてどのように扱われいるのか調べてみましょう。 人権については、私は人権の上に「生存権」があると思います。 回答になってませんね申し訳ありません。
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