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流体力学の公式証明が解らない
流体力学の中で証明の課題が出たのですが、全然解りません。初心者向けに教えてください。 ポテンシャル流 非圧縮流体、粘性無し、渦無し、一様流 球対称な流れの場合 rのみの関数の場合(r=x.y.z) Φ=Φ(r.θ.ρ)=Φ(r)のとき ΔΦ= 1/r2 ・ d/dr(r2・dΦ/dr) 2の数字は2乗です。 となることを証明せよというものです。 ベクトル解析を良く理解していないので、困っています。
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r=√(x^2+y^2+z^2)より、 ∂/∂x = (∂r/∂x) d/dr = (x/r)d/dr ∂/∂y = (∂r/∂y) d/dr = (y/r)d/dr ∂/∂z = (∂r/∂z) d/dr = (z/r)d/dr (※Φがrのみの関数であることを考慮して、θ、φ成分は無視しました。) これより、 ∂^2/∂x^2 = (x/r)d/dr{(x/r)d/dr} = (x/r){(1/x-x/r^2)d/dr+(x/r)d^2/dr^2} = (1/r)(1-x^2/r^2)d/dr+(x^2/r^2)d^2/dr^2 同様に、 ∂^2/∂y^2 =(1/r)(1-y^2/r^2)d/dr+(y^2/r^2)d^2/dr^2 ∂^2/∂z^2 =(1/r)(1-z^2/r^2)d/dr+(z^2/r^2)d^2/dr^2 となります。 よって、 Δ = ∂^2/∂x^2+∂^2/∂y^2+∂^2/∂y^2 = (1/r)(3-r^2/r^2)d/dr+(r^2/r^2)d^2/dr^2 = (2/r)d/dr+d^2/dr^2 = (1/r^2)d/dr(r^2・d/dr) よって、 ΔΦ = (1/r^2)d/dr(r^2・dΦ/dr) が成り立ちます。
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- abyssinian
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(xyz)座標系におけるラプラシアンの定義は Δ ≡ ∂2/∂x2+∂2/∂y2+∂2/∂y2 である。 これを(rθφ)座標に変換するだけのことだが、θφ成分が無いので単純です。 微分の変数変換の公式 d/dx = (dr/dx)(d/dr) を r = √(x^2+y^2+z^2) に適用すれば、 ∂/∂x = (∂r/∂x)(d/dr) = (x/r)(d/dr) ∂/∂y = (∂r/∂y)(d/dr) = (y/r)(d/dr) ∂/∂z = (∂r/∂z)(d/dr) = (z/r)(d/dr) さらにもう一度適用。 同時に (fg)'= f'g + g'f を使って ∂2/∂x2 = (x/r)((1/x-x/r2)(d/dr)+(x/r)(d2/dr2)) = (1/r)(1-x2/r2)(d/dr)+(x2/r2)(d2/dr2) ∂2/∂y2 = (1/r)(1-y2/r2)(d/dr)+(y2/r2)(d2/dr2) ∂2/∂z2 = (1/r)(1-z2/r2)(d/dr)+(z2/r2)(d2/dr2) これをΔ≡ に入れれば Δ = (1/r)(3-(x2+y2+z2)/r2)(d/dr)+((x2+y2+z2)/r2)(d2/dr2) = (1/r)(2)(d/dr)+(d2/dr2) ここで、d(r2)/dr=2r、d2(r2)/dr2=2、を用いてまとめると Δ= (1/r2)( (d/dr)(r2・d/dr) ) となる。 Φに作用させると ΔΦ= (1/r2)( d/dr・(r2・dΦ/dr) ) 君は、微分の基本 d/dx = d/dy・dy/dx (fg)’= f’g + fg’ を覚えるべきなのです。
お礼
回答ありがとうございました。 ご忠告感謝します。
- Teleskope
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>>ベクトル解析を良く理解していないので、困っています。<< この考えは今後も使う基本ですから 全力で格闘するだけの価値があります。ここを他人に頼っては駄目です、この機会に慣れましょう。極座標形式での微分の諸式。 http://www.lbm.go.jp/toda/physics/vector/node10.html
お礼
その通りと思います。 専門外であるのとブランクがあったため初心者になっていました。頑張ります。
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お礼
回答ありがとうございます。 もっとしっかり勉強したいと考えています。