• 締切済み

先祖の霊の捉え方について(お盆に際して)

お盆。通常は浄土にいる先祖の霊を、「現世との通路である墓」へ迎えに行って位牌のある家に連れ帰り、感謝と供養を尽くして再び浄土へ送る行事が盂蘭盆会(お盆)だとすると、(1)分家等はお盆中、その位牌のある家(本家等)に行ってご先祖にお参りするのが本旨なのでしょうか?(2)それともご先祖の霊は神様のように、単体ではなくいくつも分身(コピー)され、本家に連れ帰った後も分家等が墓参りに行くとお墓に出現するのでしょうか?基本的な考え方をご教示いただければ幸いです。

みんなの回答

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.3

そうですか。御両親とも御高齢なのに御健在ですか。 年齢が年齢ですので、今年は猛暑が続いていますから、熱中症だけには 注意をされ、これからも長生きされるように子供として出来る範囲で構 いませんから、手助けをされるようにして下さい。 さて御父さんが89歳で次男と言う事は、御父さんの御兄さん宅が本家 と言う事になります。御父さんは最初の当主ですから、仏壇が無いのは 当然です。つまり質問者さんが二代目当主となります。 前回にも書いたように分家は本家から出た人間ですから、通常はお盆に 御線香を手向けて拝むような事はしません。ただ本家の仕来りでお盆に は分家は本家に集まり、合同で先祖の霊を弔うと言う地域もあります。 もし質問者さんが御先祖の霊を弔おうとする気が強いなら、これは本家 に出向いて手を合わされて構いません。出来れば御両親と一緒の方が良 かと思います。 質問者さんの祖父母の方は、本家にて供養をされています。当然ですが 本家が管理している御墓にお盆には帰られ、本家の方々が御墓参りをさ れた後に御位牌が祀られている御仏壇に入られます。 仮に質問者さん宅に御位牌と御仏壇があっても、祖父母の方の霊は質問 者さん宅の御仏壇には帰られず、本家の御仏壇に帰られます。 これは失礼な事ですが、御母さんは御父さんの元に嫁がれた身ですから、 お母さんは質問者さん宅の人間ですから、母方の御仏壇に手を合わす事 は通常はしません。母方では母方の方々が供養をされますので、お盆だ からと言って、わざわざ御仏壇に手を合わせに行く事は通常はしません。 何度も霊と書いてますが、正しくは御仏(みほとけ)と言います。霊と は死去されて四十九日法要が終わるまでの間の事を御霊(みたま)と呼 んで、通常は霊と言います。つまり御仏壇に居られる方々は御先祖様で 正しくは御仏様と言います。 それと分身とか出現と言う表現の仕方は相応しくありません。そのよう な表現は御先祖様に失礼になりますので注意して下さい。

sandy1
質問者

お礼

お陰様でスッキリいたしました。子供達にもその旨伝承していきたいと思います。この度は、ご親切にありがとうございました。

sandy1
質問者

補足

ご教示ありがとうございます。仏と霊の呼称、理解しました。仏さまは、通常浄土にいる。(1)浄土から墓を出入り口として位牌のある家に帰ってくるのがお盆の行事。したがって、お盆の最中は墓に行ってもそこでは会えない。(2)母方の実家の仏さまにはお参りの必要はない。(3)仏壇の無い家では、本家からお呼びがかからないなら、お盆を避けてお彼岸あたりにお墓の方でご挨拶ご供養するのが適切なようですね。

  • wam_f756
  • ベストアンサー率8% (114/1333)
回答No.2

ご先祖様は、あなたと、一緒に暮らしているのです。 お墓に お盆は、ご先祖様を忘れないように、するだけのものですよ。

sandy1
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。先祖供養の気持ちがあればよく、形式にこだわる必要はないというお考えですね。本旨を忘れて形式にこだわってはいけませんね。霊は生体が亡くなると成仏して極楽浄土へ移住するというのは、凡夫の浅はかな発想なんですね。お考え了解しました。ありがとうございます。

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.1

1)当家は分家(当方の地域では新家しんやと言います)ですが、 年間を通して本家の御仏壇に御焼香しに行く事はありません。 全国的に同じだと思いますが、本家から出た人は別棟を設けて家を 建てます。本家の御墓に入れる方は本家の人間だけですから、分家 の場合は新たに御墓を建立する必要があります。当然分家にも御仏 壇はありますので、お盆には自宅の御仏壇にて手を合わせ先祖の霊 を弔います。 2)本家を出られて分家を作られた方は、自分達からみれば御先祖 様ですが、本家から別れて新しく家も御墓も建てたのですから、お 盆には分家の御先祖様は本家の御墓に帰る事はなく、分家の御墓に 帰られます。それを子孫が御墓に御迎えに行き、自宅まで導きます。 霊は一つで複数(コピー)ではありません。御先祖様は帰る場所は 知っていますので、間違っても本家の御墓に帰られると言う事はあ りません。 日本には13の仏教があります。教え等は違いますが今回の質問に 関しては全く同じです。

sandy1
質問者

お礼

補足コメントの「例」は霊の誤変換です。

sandy1
質問者

補足

早々のご回答ありがとうございます。言葉足らずでしたので、具体を再送いたします。当家は父(89歳)が次男、母(90歳)が長女で双方共健在です。仏壇はありません。双方の両親(私の祖父母)の霊(父の兄宅と母の弟宅に仏壇)にお盆の期間中にお参りしようとする時、お墓ではなく例が帰っている位牌(名札)の入った仏壇のある所へ行くのが適切ということでしょうか?

関連するQ&A

  • お盆に先祖の霊を迎えるという事について

    昨年、母方の祖父を亡くし、今年母の実家で新盆の行事を行いました。 お盆の迎え火を焚いていて、ふと考えたのですが、 迎え火で迎える"ご先祖様の霊"は、どこから来ると考えたら良いのでしょうか? 母の実家では、まずお墓で迎え火を焚き、 続いて家の玄関先で迎え火を焚きます。 送り火はその逆で、玄関先、お墓の順番で火を焚きます。 つまり、お墓にはお骨が納められているけど、 「霊」は、普段は(?)どこかにいるワケですよね。 と、すると、お墓は何(誰)の為に建てる物なのでしょうか。 お盆以外の時のお墓参りでは、霊と言ったら良いか、 魂と言うべきか、が何も無い所にお参りするのでしょうか。 その事の意味は何なのか、どう考えたら良いのか分かりません。 お盆は仏教行事なんですよね? 仏教では、天国や地獄という考え方があるのでしょうか。 天国にいる「霊」でも、地獄にいる「霊」でも、迎える事が出来るのですか? それから、仏教では「生まれ変わり」という考え方は無いのでしょうか。 もし「生まれ変わり」があるのだとしたら、 生まれ変わった「霊」は、お盆に"迎える"事が出来なくなるのでしょうか。 私は宗教については全く無関心で、何も分かっていません。 上に書いた事も、色々な宗教がゴチャ混ぜになっているかもしれません。 回答よろしくお願い致します。

  • 墓に先祖の霊は来るのか?

    盆などの墓参りに行ったとき、先祖の霊も墓に来ているのでしょうか? 霊が見える方、教えてください。 私は祈り、黙とうなど真剣にやったことないです。 墓参りも同じで形だけです。墓が綺麗ならそれでいいと考えてるからです。 そんな私の姿を先祖は見ているのか?だとしたらそれを見てどう 思ってるのだろう?とふと思ったので質問してみました。

  • お盆に先祖の霊が家に帰って来ているのに、お墓参りはするべきかどうか

    いまちょうどお盆の時期です。 先祖の霊が帰ってくると考えられています。 そこで家族で話題になりまた。 霊を迎えるための精霊棚も作って、先祖の霊が帰って来ていて、 家で供養をしているのだから、 わざわざお墓参りにいかなくてもいいんじゃないかという事です。 結論出ず終いで、まだ墓参はしてません。 正式のしきたりをご存じの方、ご回答をいただけると幸いです。 因みに、当家の宗派は、臨済宗です。

  • 先祖の霊について

    先日、誰よりも先祖を敬い、いつもお参りや供養をかかさなかった叔母が病気で突然亡くなりました。先祖の霊を敬う宗教にも入っていて、とても熱心でした。でも <病気になったりすることも、先祖の霊をちゃんと供養できでいないからだ>と生前話してくれたことがあります。でも私の知る限りでは叔母はすごく一番先祖供養をして、毎日とても誠実に生きていた人です。御先祖様に一番守られるべき存在だったような気がします。近所にも家族を1ヶ月に3人続けて亡くした方がいますが、お坊さんに<あなたの家族がお墓参りをしていないんじゃないですか?>といわれたそうです。お墓参りをした後は不幸は終わったそうです。こういう話しを聞いて、先祖という存在は子孫である私達を守ってくれるものだと思っていたので、びっくりしています。どなたか、こういう話し信じてくれる方、少しわかる方いたら教えて下さい。

  • ご先祖様はどっちにいるのでしょうか?

     浄土宗です。  お盆に思うことは、8月7日くらいに寺役さんが施餓鬼を持ってきて下さって、 「お帰りになりましたよ。」とおっしゃてくださいます。お仏壇にお飾りしますが、  8月13日にご先祖様が道に迷わないようにとお迎え火を焚きます。  ということは、まだ帰ってなかった?と思うこと。  8月15日 送り火を焚いて、お茶を家族で一人ずつ交代で御供えして、 お経をあげて、川に送っていきます。  では、その間、お墓が空で、お盆に送って行った後は、お墓にいらっしゃる?  なら、お仏壇の中にご位牌があって、お魂があるのですが・・・ いつもは、お仏壇に拝んでいて、月命日にお墓にお参りして、どちらにも 「守って頂いて有り難うございます。」というのだけど、 どうなんでしょう。    

  • お盆に仏壇に先祖の霊が帰ってくるのなら、毎月、お坊

    お盆に仏壇に先祖の霊が帰ってくるのなら、毎月、お坊さんがお経を唱えに家に来るのは意味がない気がする。 お坊さんが毎月、お経を唱えにくるときだけ、お墓から飛んでくる設定が仏教なのだろうか? 普段はお墓に霊があって、仏壇には霊がない設定だと、毎日の仏壇の線香は何の為にやってるのだろう。

  • 本家との付き合い方

    分家の立場の方にお尋ねします。 お盆がくれば、 もちろん本家の仏壇や、お墓参りをされると思いますが、 お盆を迎える前のお墓の掃除のお手伝いをされますか? また、お墓が近い方でしたら、 どれくらいの頻度でお参りされますか?

  • 先祖代々のお位牌

    このたび分家として仏壇を作り、「○○家先祖代々諸精霊」のお位牌を立てることになりました。そこで一つ疑問に感じたことがあります。「先祖代々」ということは私の現在の姓での直系先祖を表している、と理解するのが普通のような気がします。そうなると、直接の血の繋がりはないが私の家に連なる縁のある故人、たとえば祖父の兄弟姉妹や伯父伯母を供養したい場合は、先祖代々のお位牌では供養できないので、別にお位牌を立てねばならない、ということになるのでしょうか?それともこの家に生まれたのであれば、直系祖先でなくとも「先祖代々諸精霊」として一括して供養できる、と考えられるのでしょうか?

  • 先祖のお位牌について

    先日、父がなくなり仏壇を購入することになりました。 日蓮宗です。 そこで父のお位牌はもちろん作っていただき、日蓮上人様も祀るのですが、先祖のお位牌もいると仏具屋さんに言われましたが、うちは分家で本家にはきちんと先祖のお位牌が祀ってあります。 また親戚もお寺さんもいずれは父が先祖になるのだからいらないと言っていました。 母は色々な意見を聞きすぎてどうしたらいいのかわからなくなっています。 教えて下さい。

  • 先祖供養(位牌を分かる?)で、霊を分かる事はどうしたら良いか?

     いい加減な質問で申し訳有りません、さて腹違いの兄弟が危篤となり、その人の子どもが先祖供養で父親の先祖関係も祀りたいと申し出て来ました。  私が一様、母親(後妻に入り、亭主の位牌を守して来た関係)が先祖供養を継承して来た流れで母が死亡後も仏壇を守り来ました。  しかし、分家の立場で有った腹違いの兄弟ですが位牌を分ける事はどうして行ったら良いのでしょうか。  宗派は浄土宗西山派です。  

専門家に質問してみよう