中東は貧乏国になりますか？

質問

＞イギリス政府は２６日、２０４０年以降、国内でのガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を発表した。排ガスによる大気汚染の問題に対応するためとしている。
＞フランス政府も、今月、ガソリン車などの販売を２０４０年までに段階的に禁止する方針を発表していて、予定通り進めば、排ガスを出さない電気自動車などが全面的に普及することになる。
http://news.livedoor.com/article/detail/13391301/

ヨーロッパから脱石油の動きが出ていますが、中東は将来は貧乏国になってしまいますか？

回答No.10

92128bwsd · ベストアンサー

電気自動車への動きはかなり急速ですね。トヨタのハイブリッドや燃料電池車は危ないです。ただ電気自動車は、環境やCO2の問題を街から発電所にシフトしているだけで、電気自動車に供給する電気をどう言うエネルギー源で作るかによって石油の需要は影響を受けます。電気自動車になるから中東が危ないと言うほど単純ではないです。現状では石油は決して安いエネルギー源ではなく、また発電所のエネルギー源としても多い方ではないのですが、ところがCO2排出、環境に優しくない石炭が世界的には多く、石炭の使用は減らさなければならない中で石油と天然ガスのバランスがどう変わるかはすぐにはわかりません。
それと、石油の価格と需要はアメリカが介入していて政治的な動きがあります。アメリカは原油高の時にシェールオイルの開発が進んで、今後中東の石油と政治的な位置づけが重要ではななくなると考えたようですが、中東の原油の供給が過剰になって価格が暴落し、その煽りを受けてシェーオイルの開発会社がバタバタと倒産した苦い経験があります。それで、中東の石油をコントロールする必要がうまれて、サウジと友好関係を強める一方で、再びイランを排除し始めたり不穏な動きを続けています。
中東の産油国はこれまでのように石油に依存した国家運営ができないことはわかっていて、手を打ち始めています。そもそもサウジなどは税金はないし医療費も大学の学費もただ。原油の恩恵で極端なバラマキをしてきましたが、将来の為に資金がある内に石油以外の産業育成を始めています。危機感があるとは言え、ソフトバンクの孫さんに10兆円をぽんと出して投資ファンドを作るくらいなので、資金力は凄まじく、ただ資金が尽きるまでに政治の安定と新しい経済の構築ができるかどうかにかかっています。
UAEはドバイを中心として、アジア、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ金融・経済都市として巨万の富を集めていて、一時期バブルが弾けて危ないと言われた時期もありましたが難なく乗り切って繁栄していて簡単に衰退しそうはありません。
それよりは、サウジ vs. イラン、イラン vs. アメリカ、カタール vs. サウジ、やシリア、イエメンへのサウジ、イラン介入問題、パレスチナ問題など、戦争、内戦、テロの火種が山のようにあって、それがどうなるかのほうが遥かに心配です。ISは間もなく壊滅できるでしょうが、そこからまた新たな問題が間違いなく勃発する状況です。

回答No.11

ferixx

危機感は感じていて、工場を誘致したり、シンガポールのような国になろうとしたり、いろいろ努力はしてますね。ただ、今まで掘って出てくる黒い水を売るだけで安楽な生活をしていた人たちが、ちゃんと働いたり、国家としてグローバル競争に参戦できるのかは疑問です

お礼

どうなるんでしょうね

回答No.9

nankaiporks

すぐに貧乏になるとは思いません。
原油はプラスチックなどの原材料ですから。
取引量は減り今までのように無税での生活はできないでしょう。
だからサウジは日本に無心しに来たのですから。

産業もない中東ですから、投資などする国になる可能性もありますね。

お礼

シンガポールのような国を目指すのですかね

回答No.8

glacee

しかしヨーロッパは国がガソリン車禁止とかすごいですね。日本の政府じゃ絶対できなさそう。

まあ、ガソリン車もどんどん低燃費になり、ハイブリッドや電気自動車も進化して原油の消費はどんどん減っていくでしょう。中東の豪遊時代は終わりです。技術も産業も観光もないし、今までみたいな生活はできなくなるでしょうね

お礼

まあ、今までがおかしかったってことですね

回答No.7

dragon-man

国家としては今でも貧乏国ですよ。一部の権力者が富を独占しているだけで。石油需要が減っていく将来はもっと貧乏国になるでしょう。とにかく国民が働かない。中東に未来はないです。

お礼

原油会社以外、ろくに働き場所もないみたいですし、勤労意欲も乏しそうですね

回答No.6

okuyamasabaku

その可能性は高いです。

アニメのガンダムダブルオーとか見てみたら面白いと思いますよ。
http://www.gundam00.net/tv/story/

軌道エレベーターで宇宙からの太陽光発電による莫大な電力の入手が可能になり、石油はいらなくなって中東は極貧国になり、内戦やテロでめちゃくちゃになっているという設定です。

お礼

ありがとうございます

回答No.5

eroero4649

既にガソリンの消費量は石油会社が青ざめるほど右肩下がりで、重油はもう余ってしまって捨てている状況です。出光石油と昭和シェル石油の合併問題で出光のお家騒動になっていますが、お家騒動を起こしても合併をしたいという業界内の危機感が相当強いというのはあると思います。

同じような危機意識は中東産油国にもあって、ドバイは金融センターになることで生き残ろうとしています。つまり中東のロンドンになろうということですね。ただ元がどの国も砂漠で何かができるわけでもありませんし、労働者は全て外国人を輸入することで賄ってきたので自分たちが何ができるという訳でもなく、はっきりいって将来は暗いですね。
中東は狩猟民族の地ですが、狩猟民族というのは農耕民族のように「貯める」という概念がありません。手に入ったらみんなで分配して使ってしまうだけです。なくなったら「狩りにいけばいいじゃないか」が狩猟民族の考え方なのです。貯金大好きの大和民族が急にギャンブラーになれないように、彼らも気質を変えることは難しいでしょう。
その経済的豊かさの繁栄を誇った王朝が、戦争や飢饉などで没落し、繁栄を誇った都市も打ち捨てられるということが世界中のあちこちでくり返されてきました。各地に残る都市の遺跡はその繁栄の名残です。サウジアラビアなんかはいずれそうなっていくでしょうねえ。

お礼

中東が今更、熾烈なグローバル経済戦争に乗り込んでも生き残れそうもないですね

回答No.4

roadhead

石油を使うのは自動車だけではありません。
船や飛行機、石油発電所などはシェールガスの対応はしていません。(将来的には可能性あり)
後、１世紀は大丈夫だと思われます。

又、石油からITやロボット、様々な投資への切り替えも進んでいるので貧乏になることはないと思います。

お礼

他にも需要はあるのですね

回答No.3

gayarud

脱石油は進んでいくと思うので、将来的には危険ですね。産油国も今までの国民へのバラマキを縮小しているみたいです。まあ、今までが贅沢三昧でおかしかったんですよね。ガソリン１リットル１円、結婚すると一軒家がもらえるとか、クレージーです

お礼

ほんとに狂った話ですね

回答No.2

mrst48

まずは、その年までに脱ガソリン・ディーゼルできるかどうか？
ムリだとおもいます。すべての４輪車両がそのようになるのは。
また、２輪車はどうするの？って感じです。

お礼

バッテリーの進化が遅いので、たしかにどうなるんでしょうね

回答No.1

hekiyu

米国にはシェールオイルが出て、中東を脅かして
います。
今後、技術が進めば、カナダや米国に大量にある
と云われているサンドオイルも出てくるでしょう。

そうなると、何の産業も無い中東は貧乏国に
なる可能性があります。

中東は、石油の上にあぐらを掻いているだけで
贅沢算万してきました。
新しい価値、産業など何も貢献していません。

貧乏国になって路頭をさまよえば面白いのですが
中東もそれを察知していますから、溜め込んだ
オイルマネーを、あちこちに投融資して、
つまりマネービジネスで生き残っていこうと
しています。

しかし、マネー立国は不安定です。
いずれ貧乏国にダウンするのでは、と考えています。

お礼

ボンボン経営者が今更いろいろ手を出しても失敗しそうですね、変なコンサルがいっぱい寄ってきそうですね