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(2)量子もつれ(長距離相関)と超光速通信

https://okwave.jp/qa/q9352705.htmlの続きです。 ■2つの状態しか取り得ない粒子を2つ利用し、どちらかの状態を予め0、 1として取り決め(プロトコル)ておく。 それぞれ量子もつれの状態にする。 その時点でタイマーを作動させ、タイマー同士を同期させておく。 二人の観測者は、タイマーのどの目盛りで測定を開始すべきか知っておくものとする。 ■片方は送信者で、もう片方は受信者とする。送信者側では測定はしない。 送信者側では例えば「偏光フィルター」のような、 「粒子を一方の状態に変更可能な道具」がそろっており、任意の2進コードを載せられるとする。 お互いに両方の状態を知り得ない十分な距離まで離れた後、 タイマーの目盛りに従い、完全に同期した状態で観測を始める。 ■最初の量子もつれ粒子に対し、弱測定を繰り返し2つの状態のどちらになり得るか、 結果は確率で得られる。 その確率の高さとプロトコルから、1と0どちらで送ったか/受け取ったか分かる。 残りのもつれ粒子についても、タイマーの同期(チクタク)に合わせて、 送信と弱測定を繰り返す。 ■この状態では、超光速通信が出来ているように見える。 これで超光速通信が現実に可能では無いのか、否か?

みんなの回答

  • ddtddtddt
  • ベストアンサー率55% (174/311)
回答No.2

 「粒子を一方の状態に変更する」とは「測定である」が、量子論の基本主張だと自分は思います。なので送信者側で意味のある信号を出そうとすれば、送信者側で測定しない事は不可能。  自分もほぼ同じ事を考えたことがありますが、結論としては「駄目そうだ」でした(^^;)。

roflsunriz
質問者

お礼

■いいえ、「粒子を一方の状態に変更」することは測定とは無関係です。 波動関数の収束とは無関係に粒子のスピンを変更することは可能です。 例えば光子であれば偏光フィルターを用いる、電子であれば上下磁場や左右磁場にくぐらせれば、スピンの方向を操作することは可能です。 これによって量子もつれ状態が崩壊することはありません。 ■更に言えば、「弱測定」を用いれば、 量子もつれの波動関数の収束を避けつつ、 どの程度の確率でこの結果になりそうだ、 という情報は得られます。 従って、 >>なので送信者側で意味のある信号を出そうとすれば、送信者側で測定しない事は不可能。 この「測定」による「波動関数の収束」を可能な限り避けつつ意味のある信号を出す事は可能だと私は考えます。

roflsunriz
質問者

補足

まぁそもそもスピンを磁場やフィルタで操作できる時点で、送信者側が量子を測定する意味は全く無意味なんですけどね…。

noname#228945
noname#228945
回答No.1

ならないです。 「お互いに両方の状態を知り得ない十分な距離まで離れた後」この時点で光速を超える事がないですから…。

roflsunriz
質問者

お礼

回答が曖昧すぎてわかりません。 >>この時点で光速を超える事がないですまから…。 とはどんな論拠で仰ってるのでしょう? 詳細にお願い致します。

roflsunriz
質問者

補足

もしかして、「量子もつれ」の「不気味な遠隔作用」(アインシュタインの表現を引用)を御存知ないのでしょうか? だとすれば、すぐにググった方が宜しいかと存じます。

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