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消費税をなぜ10%にするの
この質問では、分かりやすいように数字は仮のものとします。 過去に消費税5%の時代がありました。そのときの税収は消費税が50兆円でした。しかし、30兆円足りないのでそれを補うために8%にしたのでしょう。しかし、現在では消費税は増えるどころか減少していると聞く。 つまり、消費税を上げても税収は増えないという事実が明らかになったと解します。それなのに、10%にすれば税収は増えるという根拠でもあるのでしょうか。 その根拠を知りたいものです。
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消費税は付加価値税と呼ばれるように、過剰なサービスや累積する加工品など、単純な商品と比べて人件費が多くかかっている商品に税金をかけようと始まったものですが、日本では物品税の増税が名前を変えただけになっているのが現状です。 本当の消費税では、ドーナッツを買うよりも、小麦粉とバターを買ってドーナッツを自分で作る方が遥かに割安になるような税制ですが、日本では必ずしもそうではありませんよね。 同じように、完成品のパソコンを買うよりも、部品を買い集めてパソコンを自分で組み立てる方がずっと割安になるように税金をかけるのが消費税ですが、実際はどちらも同じように消費税がかけられていて、それほど得にならないようになっています。 本当の消費税が施行されていれば、誰もが自作で食品を作ったり、パソコンを組み立てたり、自作ブームが起こって、メーカー製が売れなくなる現象が起こるはずなのですが、そうなっていないのは、消費税が消費税ではなくて、物品税増税に過ぎないからだと思います。 要するに付加価値に増税しているのではなくて、納税者の消費に税金をかけているので、消費するほど増税になり、結局は消費が落ち込んで商品が売れなくなるというわけです。
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- 中京区 桑原町(@l4330)
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http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.htm これが判りやすい 消費税を3から5%に上げた時1997年、6.1兆円-->9.3兆円に増加 消費税を5から8%に上げた時2015年、10.5兆円-->16兆円に増加
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
- kadakun
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確かに5-8%にしたからって、単純に3%の税収が増えたわけじゃない。 それどころか、買い控えが出て思ったように税収は伸びなかった。 10%にしても、同じ事が起きるのは明白。 では何故10%にするのか?それは2%の税収アップは望めなくても、今よりも税収はアップするから。(公約でもあるけど) 必要最低限のものは、どうしたって買わなくちゃならない。 贅沢品の購入はすでに8%に上がってから控えてるから、10%になったからってこれ以上控える事は無い。という目算があるのだろう。 国民も消費税に対する麻痺感が出ていますしね。(消費税撤廃を掲げた政党の支持率は全然上がらなかった) いずれにしろ、日本の国家予算は崩壊していて、赤字なんだから消費税もこれからもドンドン上がる一方でしょう。 それがすべて赤字解消とか、介護・福祉・年金に廻るなら許せるけど、議員様の懐に消えてる現状じゃ、良くなるわけ無いけどね。
お礼
国家予算が火の車ですが議員さんの懐の肥やしとなっている。ありがとうございました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
5%の頃に税収が不足してたから10%にしようと決めた。 でも選挙で負けそうだったから少し少なめの8%に減らした。 なお、税収は消費税だけではありません、消費税は増税により確実に増えてます。 http://www.garbagenews.net/archives/1778034.html 全体の税収が増えないのは法人税、所得税の低下が多いからです
お礼
参考となりました。ありがとうございました。
お礼
本来の趣旨からそれて、物品税化して消費の落ち込みに拍車を掛けている。ありがとうございました。