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自分で考えた皮財布の制作依頼

自分でデザインした皮財布を、ある程度の数、作ってくれる会社ってあるのでしょうか? 自分でも探しましたが、個人のお客様とは取引できないとか、生産能力以上の受注が現在あって受け付けないとかいう会社ばかりです。 自分でデザインした長財布を売り出したいので(売れるか分かりませんが(笑))、素人の自分が作る品質より、プロにお願いして売り出したいのですが、なかなか製造メーカーが見つかりません。 こんな状況ですが、個人の客でも相手してくれるメーカーをご存じの方が居ましたら教えて頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。

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  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.1

あなた、ビジネストークをしていますか。 自分が何か考え付いたことがあるから作ってもらえないか。もちろん製造費は払うよ、みたいな言い方をしていませんか。 そんな態度で会見したら、大概断りますよ。 理由は簡単です。 ある台数拵えるのだとすれば、製造ラインを作らなければならず、製造用の原版を作らなければなりません。素人が趣味でつくるのではないですから、品質チェックの仕様を決め、製造物の確認をし、分析をしながらやらなければならないのです。 それは、人数もそこそこ必要なので人件費がかかりますし、プロジェクトマネージャが必要です。クライアント側もそれに対応する組織を要求されます。 個人がそんなことを頼むのであれば、当然クライアント側で期待される組織なんてあるわけがありませんから、そんなことは土台無理なんです。 また、たとえばその会社がどこかのアパレルメーカーとかの受注を受けているとすれば、内部組織にいきわたらせる油もちゃんと確保できますし、最低1年、通常は数年にわたるおつきあいが保証されています。 そこに配備している人材を剥がして持ってきて、得体のしれない個人の趣味的生産につけるなんて無駄なことは人事的に無理です。 そういうわけで、必ず断ります。「個人のお客様とは取引できないとか、生産能力以上の受注が現在あって受け付けない」というのは、今私が言ったことそのものです。 おそらく、製造というのはこういう状況にあるということすら理解できていないんだろう、甘ちゃんだなと感じていて、少々腹を立てていると思います。 ビジネストークというのは、こちらに体力もないのに、相手を外注に使おうとするような態度では成立しません。 まず最初はプロトタイプの相談だと思います。プロフェッショナルを相手にしたでにしたでにでて話すのです。 こちらのアイディアを示し、「これは可能でしょうか」というご相談をするのです。 この段階で案自体の持っている弱みとか考案者の自画自賛の思い込みによるニーズの見通しなんかが相手にはわかります。 なぜダメかを丁寧に語ってくれるはずです。 職人上がりの人はこういう場合の丁寧さは比類がありません。 いいでしょうか。ここでまだ一円もお金は出て行っていませんが、相手はビジネスとしての弱みや、製品の脆弱性について、無料で教えてくれるんですよ。 で、ここですが、そのアドバイスをしてしまったら、相手はいったんこちらの案をひと齧りしてしまったと言うことになります。そうすると、素材としてうまいかまずいか、食べるならどうしなければいけないかという思考が展開し出しています。 そこで、完全に否定しない状態だったら、サンプルをお願いするといくらお支払しないといけないですか、と訊くのです。 そういうもちかけかただと、やりませんとまでは普通言いません。 これは、プロのプライドというものがあって、サンプルまでやらないと言ったらああできないんだと思われるだろうという意識が出てくるからです。 もちろんこういうことはべつに社員の誰と誰をラインにつけて生産するというような話ではなく、その社の役員だったりする人間とかあるいはその配下の管理職連中のひまつぶし仕事になります。たいがい受けてくれます。 で、たった一つのできてきたものを見ながら、こういう市場を作りたいとかこういう売り方をしたいという、こちらの下心にある話をし出すのです。 そうすると、まず予測できることは、こういうビジネスのディーラーを紹介しましょうかという話がでてくることです。 非常にわかりやすい単純な話にしますと、三井物産を紹介しましょうかというような話になるのです。これは、試食品だにしても自分が手にかけた料理を、売ってみたいなという世界に相手も入り込んでいると言うことです。 ビジネスに欠けていることは、こちらの体力つまり資金力と、組織としてチームが組めないことですから、それを充填できるようなところを紹介し、版権はこの人が持っているけど、カネや商売はお前らがやってくれというつなぎかたをしたくなるのです。 こういうことがビジネストークです。 それをやらないで、自分の言うことを聞く外注先を紹介しろといわれてもそんなものはありません。 ビジネストークさえやれば、大概のところは乗ってくれます。

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