アマチュア無線ＨＦ帯ＧＰアンテナの効果？

質問

毎度お世話になります。
ＧＰアンテナ資料に「海外とのＱＳＯが楽しめるＨＦ帯用ＧＰ」と宣伝がありますが国内ＱＳＯも十分できのですか？また調整は、組み立て資料通りにつくればＳＷＲがさがるのでしょうか？私はＣＡＴ－300アンテナチューナーがあります。このチューナーを使えばＳＷＲ1.5以下にさがるのでしょうか？Ｖ型ダイポールアンテナもチューナでＳＷＲが下げられるのでしょうか？現在はＣＡＴ－300と7ＭＨＺの逆ＶＤＰでＱＳＯしています。バンドにより下がりません。幅広くＱＳＯ楽しみたいのでＧＰかＶ型どちらがＳＷＲがさがりやすいのでしょうか？指向性のこともありますが
ひとりで設営しますので調整が簡単なのが望みです。
ＯＭの皆様教えてください。

回答No.1

ごんちゃん 28号（@robcat）

GP、ちゃんとしたアースと高さを確保できれば垂直系の利点の打ち上げ角の低さで遠距離に有利です。物理の入射角=反射角です。
国内QSOもできます。ただしスキップゾーンがあるかもしれません。
私は10MHzの垂直短縮型Windom アンテナを使っていますが日本のすべてのエリアとQSOできています。
インバーテッドV、通常水平偏波、GPは垂直偏波です。近距離ではこの位相が違うと入感感度の差異がでます。特に、VHF帯では聞こえる聞こえないになります。短波帯、遠距離では受信側にはあまり影響はないと思います。

アンテナ、共振周波数が一番、そのあとインピーダンスマッチングです。
GPといえども、アンテナ自体は1/2λを確保する必要があると思います。
λ=300/周波数の計算式で1/2波長 ダイポールがアンテナの基準になります。
購入して資料通り作って設置しても無調整ではアンテナの共振周波数がぴったりあっていることはまれです。GP、カンターポイズの長さ調整、設置高さの調整は必要です。
どのアンテナにも言えることです。

DP、GPでもちゃんと調整すればどちらもSWRは下がります。
CAT-300のインピーダンス整合範囲に合わないアンテナではSWRは下がりません。
下がったとしてもアンテナ自体が調整できているわけではありません。
無線機の保護、スプリアス軽減には一役かっています。

指向性はDP水平系は8の字、GP垂直系は無指向性です。
水平DPに導波器または反射器をつけると8の字が縦長になります。元の8の字と縦長になった8の字を重ねあわせた差異の部分が利得と言われるものになります。
他バンドを一つのアンテナでオンエアーするにはかなりシビアな調整が必要です。
お金があればATUエレメントにATUの組み合わせが一番簡単です。ここでもアース、カンターポイズが重要になります。
現在使用のアンテナで28MHzに出ようとすれば28MHzの1/2λエレメントを追加すれば良いかもしれません。ダブルDPアンテナです。3.5MHzでしたら7MHzのトラップコイルを今使っているアンテナに追加してエレメントを追加します。トラップDPアンテナです。
はっきり言ってアンテナは設置してみないとわかりません。環境によって左右されます。
でもいろいろやっているうちにアンテナ調整の勘所がわかってきます。

余談ですが、
7MHzのDPアンテナの1/2の真ん中で給電した場合給電インピーダンスは概ね72Ωです。端っこで給電、エンドフィードでは数キロΩ電圧給電になり高電圧がかります。7:3の位置では200Ω、オフセット給電と言われるものになります。「5/8λ、7/8λ、Windomです。」

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