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分子標的薬の治療は安全なのでしょうか?
抗がん剤治療について調べていたところ、分子標的薬ががんに効くという話を耳にしました。 あまりメジャーな治療ではないようで、情報を探しています。 専門家ではないので詳しくは分かりませんが、できる限り、自分で勉強したいと思っています。 もしよろしければ、みなさんがご存知の事をいろいろ教えてください。 特に治療の安全性と効果が気になります。 どうぞよろしくお願いします。
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- Water_5
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分子標的治療薬は既存の薬より少し良くなった程度のことでしかありません。 副作用も少し良くなりました。 しかし、相変わらず肝心のがんに効くのかといわれれば、大差なしとなります。 抗がん剤の開発は壁にぶちあったているようです。
- jing0708
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基本的には、担当医からおすすめの本などを教えてもらうか薬剤師にご相談ください。 分子標的薬はメジャーな治療です。決してマイナーな治療ではありません ただ、分子標的薬というのは【ある特定のがんに特異的】であることが特徴です。 分子標的薬の一般論は下記です。 1.分子標的薬とは ⇒ある特定の分子(細胞膜表面の受容体や酵素)などを特異的に攻撃することができる。所謂抗がん剤はDNA合成を阻害するが、分子標的薬は酵素を阻害するか細胞表面にマークをつけて免疫担当細胞に殺されやすくする点が異なる 2.2つに大別できる ⇒特定の分子を認識するために、最も簡単な方法は【抗体】を作ることである。従って、多くの分子標的薬は抗体製剤であり、キメラ化、ヒト化、ヒト抗体などによって分類される。後者ほど副作用の1つであるインヒュージョンリアクションが少ない。 もう1つの種類は、キナーゼ阻害薬と言われるタイプであり、特定の分子の間に入り込むことで酵素を阻害する。こちらはインヒュージョンリアクションの可能性は殆どないが、酵素を阻害することによる副作用が出やすい。 3.一般的な抗がん剤のイメージとは異なる ⇒抗がん剤の代表的な副作用は ・悪心、嘔吐 ・全身の痛み ・倦怠感 ・下痢 であるが、分子標的薬に上記の副作用はほぼない。しかし、独特の副作用として急性アレルギー症状の1つであるインヒュージョンリアクションが存在する。その理由は、抗がん剤はDNA合成を阻害することで、新陳代謝の激しいがん細胞が分裂できないようにすることを目的とするため、普通の細胞にも影響が出る。これに対して分子標的薬は攻撃するための異物を体内に取り込むため、体質によってはアレルギーが出る。しかし、がん特異的であるため全身性の副作用は殆ど存在しない。 薬剤を指定して頂ければ時間のあるときにもう少し詳しく説明できるとは思います。
- show1968
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乳がん・現在治療中です。 現在分子量的療法ハーセプチンを行っています。 細胞検査等でガンの種類を特定されたかと思いますが、 HER2が陽性でないと行っても意味がないらしく、 行えない人もいます。 また、「心毒性が高い」と言って 心臓に負担がかかるので、必ず行う前に心エコー検査を受けます。 実は、心エコーで微妙な状態(収縮率がやや低い)だったので、 三か月に一回のペースで心エコーを受け、 異常が出たら中止すると言われています。 それ以外は、副作用はないようです。 行う回数は状態によって違うみたいですが、私の場合三週間に一回、 何事もなければ20回行うと聞いています。 他の治療と並行して行うことでより効果がでるそうで、 私の場合、放射線療法中も行いましたし、 現在もホルモン療法(ホルモン剤の服用)を並行しています。 ドセタキセルと並行したという話も聞いた事があります。 ハーセプチンも抗がん剤と同様点滴で薬を入れますが、 入れるスピードも量も違うのでかかる時間が全然違います。 初日は様子を見たので二時間くらいだったんですが、 二度目からは一時間以下です。 抗がん剤は、種類にもよりますがパクリタキセルを入れた時は、 四時間かかりました。 血圧に問題があったらしくて、普通よりゆっくり入れたと聞いています。 予防しつつ治療するのが限界で、 全く安全な治療というのは存在しないように思います。 乳がん患者にはメジャーな治療で、経験者多いです。 検索するとブログなど出ると思いますよ。