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ボリューム(接点)清掃後の音質向上は気のせい?
最近、オーディオアンプ及び、AVセレクターなどの周辺機器にガリが出始めたので 分解し、ボリュームとスイッチ類を分解、接点をパーツクリーナー+綿棒で一度清掃し、タミヤの接点グリースを塗布して再度組みなおしました。 結果、ガリ等は無くなったのですが、それ以上に気が付いたのは、高音で顕著なのですが 非常に音がクリアになって、抜けが良いと言いましょうか、音質が良く聞こえます。 オーバーホールしたどの機材でもそうなのですが、これは気のせいなんでしょうか?
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ボリュームは正式には「ポテンショメータ」と呼びます。 一般的な使用上の注意は、JEITA規格にあります。 「RCR-2191A 電子機器用ポテンショメータの使用上の注意事項ガイドライン」 http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/RCR-2191A_J/#page=1 密閉型2連ボリュームは、抵抗値変化≦±7%のときの回転寿命が15,000回転です。 http://www.tocos-j.co.jp/jp/catalog/pdf/RV24_Series.pdf これは分解できないから、使用されているボリュームは、オープンタイプでJEITA規格に注意点が載っているような、周囲雰囲気で陽極酸化とかやばいタイプだと思われます。 ガリが出始めたのは、寿命でしょう。 一番疑われるのは、スライダ(しゅう動接点)と抵抗素子の接触抵抗が増加し、不安定になったことでしょう。 周波数特性は、等価回路を描いて考えればわかるように、電気的にはほとんど変わらないでしょう。 高音域がクリアになったのは、不安定でノイズを発生していた接触抵抗が安定になったからでしょう。 高音域のエナルギーは少なく、ノイズにマスクされやすいですから。 一般的に、ボリュームに接点グリースを塗布するのは、やめとけと言われています。 とゆうのは、数ヶ月でまたガリが出るようになることが多いからです。 とゆうことで、長期間使うのであれば、ボリュームは交換した方が良いでしょう。
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- foomufoomu
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ボリュームの清掃前に音が悪くなっている可能性としては、 1.これまでに出ているように、微小ノイズの影響 2.接点の抵抗が増えていて、入力信号が小さくなっている。(相対ノイズが大きくなる) 3.接点金属の表面が酸化しているため(ごく一部だけ接触するため)、点接触ダイオードとして働いて、波形が対象でなくなる。(完全なダイオードではないので、半波整流まではならない。) 4.同じく酸化被膜がコンデンサーとして働いて、低温(状態によっては高音)が出にくくなる。 5.トランジスタの入力は、本来ボリュームを通して接地されるはずが、抵抗またはコンデンサがはさまったようになっているため、入力部のバイアス電圧が狂って、波形が歪んでいる。 等が考えられます。
- sirasak
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ボリューム(接点)清掃後の音質向上は気のせいでない思います。 ガリは部分的に汚れや接点の酸化で接触抵抗が大きくなったりするのでノイズが出ます。 バリアブルレジスターVRのガリ等が無くなったのは可変抵抗としての性能が復帰して正常な周波数特性になって高音が出るようになって音質が良いようになったと思います。 フリーソフトWaveSpectraなどで周波数スペクトルを観測すれば容易に違いが分るはずです。 私はオーディオマニアですが、PC内臓マイクであってもスペクトル観測すると違いが分りますが、耳ではなんとなく分る程度で観測能力は測定には完敗します。 疑問は測定して分析しないと他人には分りませんし、その機器で他の要因があるのかも分りません。 メンテ前と後とで周波数特性を測定するようにすると何が原因で変化したのかが分ります。 その測定結果を提示して質問されると正確な解答が得られると思います。 くどいですが、耳も目も必要部だけ注目したり、想像、予測、経験等等で感じる器官ですから完璧に感じることが出来ないし、個人でも能力に違いがあります。 言葉では信用できなくて、測定結果でしか信用できないと思います。 参考意見まで。
- lumiheart
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すいません、既にベストアンサーは出てるので蛇足です 音質の事は置いといて 分解したボリュームとは具体的にメーカ名と型番は? 通常のオーディオ機器のフロントパネルに付いてるヤツ↓ http://www.tocos-j.co.jp/jp/catalog/pot/pot01.html http://www.jrm.co.jp/products/products2.html いにしえの昭和時代の骨董品なら分解可能なヤツも存在したが 現代のボリュームで分解可能なタイプを知りません 強引に分解したら復元不能になるタイプしかないのだが? このタイプを分解掃除して復元できたなら単純に尊敬するけど それとも、真空管式に使うような↓の20W以上の巨大なヤツ? http://www.tamaohm.co.jp/registor/r07.html http://www.tamaohm.co.jp/registor/r08.html http://jp.rs-online.com/web/p/rheostats/7887674/ これならブラシとか接触面の掃除は簡単だが? 普通のオーディオ機器に使ってる事例は知りません
リプライありがとうございます。 すでにガリがでている状況なら,オシロスコープで感度を上げて観測すれば,ほぼまちがいなくノイズがまじっているでしょう。抵抗体からの剥離物だけでなく,ゴミも侵入しています。スライダを回している間は,とくにひどくノイズが出ているのがわかります。回したあともしばらく安定しませんし,安定したと思っていたら思い出したようにノイズがでることもあります。 これは,新品のボリュームでも,とくに安物なら発生します。だから自作するときは,密閉型の通信機型を使うか,まとめ買いして選別して実装することもあります。ステレオの2連ボリュームの偏差も,かなり大きいです。 きちんと観測・計測すると,神経を消耗することはなはだしいものがあります 笑。だから適当に聴覚がごまかせればいいとするのですが,聴覚には個人差があります。スピーカの性能にも依存します。一般的にいえば,こうなります。
ボリュームの抵抗体から剥離した粉が,スライダと抵抗体の間にはさまって,不規則な微少ノイズを発していた。それがきれいになったんだろうと思います。正確にはオシロスコープで観測しないと,「何パーセントは気のせい」(笑)ということはできません。 だから,プロ用の機器では,こういうスライダ式のボリュームを使わず,精密抵抗器をずらりと直列に並べてスイッチで切り替えます。アッテネータといいますが,ボリュームがせいぜい1000円なのに対して,1桁高くつきます。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 確かにオシロで見ればそりゃ一目瞭然なんでしょうが、さすがにそんな機材もっていませんので・・・ 一般的に言って(超マニアックな部類なので一般的って、おかしいとは思いますけど(笑) よくなるのかどうかが知りたいのです。