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確定拠出型年金個人型(iDeco)について
確定拠出型年金個人型ですが、(1)税金の控除、(2)利息、運用益の非課税、(3)受け取り時の年金控除、退職所得控除、の3点がメリットとして挙げられることが多いようです。 しかし、(3)の受け取り時の年金控除、退職所得控除は「もともとの資産をiDecoに拠出しなければ(タンスにでもしまっておけば)、特に税金がかかることはなかったわけで、メリットというよりは(1)(2)と相殺して考えるべきマイナス要因(手数料と同じく)だと思うのですが、間違っているでしょうか。
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iDecoと何を比較するかで違ってくると思います。 タンス預金との比較であれば、質問者さんのお考えで合っていると思います。 タンス預金では、(1)(2)(3)いずれも関係ないですから、iDecoの場合、(税金がかかるため)(3)がマイナス要因になりうることになります。ただし、iDecoの年金受給時に、他の年金や退職金の額が少なければ、iDecoの年金にも所得税がかからないことがありえますから、必ずしもマイナス要因とは言えないケースも出てきます。 比較対象が個人年金保険の場合には、iDecoの(3)がメリットになってきます。すなわち、個人年金保険では、年金受給時に雑所得または一時所得になって、iDecoの場合よりは税額が大きくなるケースが多いのも事実です。また、(1)についても、個人年金保険の生命保険料控除では、掛金の全額が控除されないことが多いですから、iDecoのほうがメリットは大きいです。(2)については、どちらも税金はかかりませんから評価としては同じです。iDecoで(2)がメリットとなるのは、比較対象が預貯金、株式投資や投資信託などの場合でしょう。 このように、ここであげられている3つのメリットは、比較対象によってはメリットにならない(逆にマイナス要因になりうることもある)ものもあるというのは事実です。また、iDecoでは何で運用するかで受給時に年金額が膨らんでいるか、それほどでもないか、元本割れしているかがポイントだと思っています。一方で、個人年金保険の場合は、(いまの低金利ではあまり膨らみませんが)確定給付型が基本です。 全体としてメリット・デメリットを考慮して選択するしかないと思います。
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- p-p
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>(1)税金の控除、(2)利息、運用益の非課税、(3)受け取り時の年金控除、退職所得控除、の3点がメリットとして挙げられることが多いようです。 ■イデコの最大のメリットは所得から控除されることです。 仮に月1万円イデコに掛けるとすれば 年間12万円が所得額から控除され所得税、住民税が控除されます。 税込年収400万円で大雑把に20%税金が戻ってきます。 12x20%=2.4万円 http://noload.558110.info/ideco-syotokuzei-juminzei-genzei.html 20年間 月額1万かけると 2.4万X20=48万円 掛け金12万X20年240万 なので多少の元本割れであればメリットは大きいです。 ハイリスクハイリターンの商品を選んで大きく元本割れすれば 運用手数料もかかりますから厳しい状況になりますが 少しでも運用益が出る固い商品を選べば税額控除の恩恵がまるまる受けられ 通常の積み立てであれば利息に税金が約20%かかりますが それが非課税になりメリットはさらに大きくなります。 タンス預金だと240万のままですね ただし、質問者さんが所得税を払っていないのであれば 税額控除の恩恵はかなり小さくなります。
- 3318r
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(1)所得税と住民税の軽減、(2)運用益が非課税で複利効果が大きい。 (1)と(2)を(3)のデメリットと相殺してもマイナスにはなりません。 このことは具体的に計算すれば分かる事です。 また、(3)に関しても退職金や公的年金と合算されないように、受取り時期を考慮することです。 ただ、今は貸金庫に現金を預ける時代ですから、考えは人それぞれです。 それに私は運用を他人任せにはしたくないので、個人で分散投資をしています。