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独り言の最後の「と」

マンガやドラマ、小説などで独り言のセリフの後に「・・・と。」「、と。」とあるのをよく見かけますが、この「と」とは一体何なのでしょうか? 話し手が何かをしている時によく見るような気がします。 例) 「これここに立てかけて・・・と。」 「最後にそっとかき混ぜて、と。」 本当の独り言ではあまり言わないと思うので、読み手など第三者に「これは独り言ですよ」と分からせる合図か何かか?と思いましたが、独り言かどうかは一目瞭然なので、とりたてて合図が必要とも思えません。 文法的な意味とか、使われるようになった経緯など、何か教えていただけると嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 131tobi
  • ベストアンサー率54% (18/33)
回答No.6

 独り言の最後の「と」 「独り言」でないこともありそうですよ、っと。  いずれにしても「引用のト」でしょう。 〈使われるようになった経緯〉は不明です。ちょっと似ている気がするのは、「~なんちゃって」です。  自分の発言(「独り言」を含む)を冗談めかして軽くする効果があるのではないか……と。  詳しくは下記をご参照ください。 【新種の「ト」 okwave 辞書】 http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12248902442.html  以下は一部の抜粋(重言)。  そんなにむつかしくないだろう、と考えて調べはじめて困ってしまった。   やはり辞書って●●だわ。  【やっぱりWeb辞書は嫌い〈2〉〈3〉 】  http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2919.html   辞書をひいても↑の答えは見つからない(全文は末尾に)。使い物にならないぞ、っと。   これは新種の「ト」かもしれない(笑)。   前に見た「ト」の特殊用法は下記。  【〈正体不明の「と」〉の用法(仮)】日本語  http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1488.html   なんで見つからないのか不思議。(略)   本当は終助詞あたりがあるとありがたいんだけど、ないものは仕方がない。   格助詞で、「引用のト」の一種だろう  ===========引用開始  2 (文や句をそのまま受けて)動作・作用・状態の内容を表す。引用の「と」。「正しい―いう結論に達する」  「名をばさかきの造(みやつこ)―なむいひける」〈竹取〉   ===========引用終了   質問者があげた「独り言」もひとつの典型だと思う。   作業を順番に片づけるときなんかに、  「まず、これをして、(っ)と」   などと呟く。(っ)はなくてもいいけど、是非つけたい(笑)。 (っ)のかわりに「……」をつかうのもアリだろう。  小説などを想起するとわかりやすいのでは。  「まず、これをして」と彼は呟いた。  この場合は」があるから(っ)はいらないな。   当方が真っ先に思いついたのは、「軽く念を押すとき」などに使う例。  「おいおい、肝心なものをわすれてるぞ、(っ)と」    自分に対してのものなら、同じ内容を「独り言」としても使えそう。  「引用のト」のト以下が省略されている形だろう。  「ト(思う)」「ト(考える)」あたりも用途が広そう。「ト(主張する)」もアリだろう。   コメントNo.1に対する質問者の返答が興味深い。  「あらよっ、と」とか「よっこらしょっ、と」。そうか、これもそうだな、と感心した。これは省略されているのは「ト(勢いよく片づける)」「ト(声を出して立ち上がる)」くらいだろうか、と思ったが違うみたい。チッ。  https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A8-1720214#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89  ===========引用開始  1件 の用語解説(あらよっとの意味・用語解説を検索)  デジタル大辞泉の解説  あらよっ‐と  [感]ある動作を行うときに発する語。掛け声や囃子詞(はやしことば)としても用いられる。「―、一丁上がり」   ===========引用終了   これも辞書がおかしいのかもしれない。掛け声の〈「あらよ(っ)」+ト〉と考えるほうが自然では。   こんな見出しをわざわざ立てるより、「ト」の解説をちゃんとしろよ、っと。    ちなみに「よっこらしょっ、と」は辞書にない。2語扱いなんだろう。  「なんだと」も辞書にはない。これも終助詞的な用法だろう。  「しろよ、っと」は「しろ、って」にもできそうだな。「なんだと」も「なんだって」にできそう。   うーむ。なぜかこちらは「終助詞」になっている(辞書の全文は末尾に)。同じようなもんでしょうに。 

kota2kota
質問者

お礼

「しろ、って」は、「私がそうしろ<と>言っているのだからそうしなさい」 「なんだって」は「それがなんだ<と>言うのだ」なんじゃないかと思いました。 「○○だぞ、と」みたいな言い方も思いつきました。難しいですね。 回答をありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • staratras
  • ベストアンサー率40% (1437/3507)
回答No.5

文法的に言えばこの「と」は「見る」「聞く」「思う」「言う」などの動詞の内容を示す格助詞で、「と(独り言を言った)」の()の中が省略されたものと考えられるでしょう。 ここから先は回答者の推測です。「独り言を言う」と意味で「ひとりごつ」という古語があり、この口語形である「ひとりごちる」という動詞は昔の小説などではよく見かけます。 ○「ああいけねえ」と独りごちた。(「星座」有島武郎) ○…口のうちで、「お母さん、ごめんなさいね」とひとりごちた。(「麥藁帽子」堀辰雄) しかし現在この言葉はあまり使われなくなり、このOKWAVEなどのサイトにはこの言葉を知らない人から「正しい日本語ですか」や「方言ですか」という質問まで寄せられる時代になっています。そうなると、小説などで「『……』と独り言を言った。」といちいち書くのも煩わしいので「……と」や「……、と」という省略した形が広まりつつあるのではないでしょうか。 余談ですが、ご質問を拝見して演劇の脚本の台詞以外の部分(動作の説明など)が「ト書き(とがき)」と呼ばれることを連想しました。これは江戸時代の歌舞伎の脚本に「ト両人歩みより」「ト悲しき思い入れ」など、「ト何々」と書かれていたことに由来する名称です。 ひとりごとの最後に「と」を付けるのは「ト独り言」と表現したい意図があるとも考えられます。

kota2kota
質問者

お礼

「ひとりごつ」「ひとりごちる」というのは見たことがあります。 「ト独り言」というのは当てはまっているような気がしました。 回答をありがとうございました。

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.4

「と」でまず頭に浮かぶのは、引用の「と」と接続の「と」です。 引用の「と」ならば、「○○と(言った)」ですが、無理がありますよね。あるいは「○○と(いうことにしておこう)」とか。自分の言ったセリフを引用として扱っているのです。 接続の「と」(「すると」の「と」です)ならば、「○○、すると次は…」のつもりでしょうか。 いずれにせよ、「と」の後には何らかの気持ちが続くのでしょう。独り言でもあり、まだ次の考えがまとまっていない場合に発せられるのだと思います。 文法というよりは、用法的な考え方ですが、参考になれば。

kota2kota
質問者

お礼

「後には何らかの気持ちが続く」というのはそのような気がしました。回答をありがとうございました。

  • bgm38489
  • ベストアンサー率29% (633/2168)
回答No.3

これはこうしてっと というのはつかいませんか?何か目的があるとき、ひとまず前段階として片付けておく場合などです。 ・・・と より、・・・っとの方がいいかも。

kota2kota
質問者

お礼

「これはこうしてっと」というのは私は使いませんが、「さてと」というのは使う気がします。 回答をありがとうございました。

回答No.2

「完結」を表現したものだと思います・・ 「置いて・・」の場合は まだ 置かれて無い状態・・「置いて・・と」に なると 置かれた状態 と いう様に・・

kota2kota
質問者

お礼

回答をありがとうございました。

  • 177019
  • ベストアンサー率30% (1039/3443)
回答No.1

独り言で私は言いませんが、中には「、、、と」と自然に言う人がいます。これをいう事によって自分なりに一つ納得している様(さま)だと思います。文法的に?ごめんなさいそこまでは思ってもみませんでしたが、他人から見ればこの人は今自分で色々考えて作業しているんだと思わせる言葉の様?かとは思います。

kota2kota
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 自然に言う人がいる、とありますが、「あらよっ、と」とか「よっこらしょっ、と」なんかと似てるかも?と、今思いつきました。

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