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オススメ歴史本
リタイアしたら思い切り本が読みたいのでオススメありますか、できれば 史実に近い歴史物、日本でも海外ものでもOKです、教えてください。
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- ithi
- ベストアンサー率20% (1973/9603)
shiroisimi さん、こんばんは。 吉村昭の「零式戦闘機」、牛にひかれて鏡原飛行場まで運ばれる機体。アメリカのモータリゼーションとは反対の日本が勝てるわけがないようなシーンが象徴的です。 あとは「ポーツマスの旗」日露戦争の終結における明治の日ロ両国が談判交渉をしたポーツマス条約締結をテーマにした作品です。 吉村昭 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9D%91%E6%98%AD
- D-Gabacho
- ベストアンサー率64% (1068/1663)
取材・調査・検証を徹底し可能な限りフィクションを排する独自の作風で知られ、「彼ほど史実にこだわる作家は今後現れないだろう」と評された吉村昭はいかがでしょう。 江戸時代から昭和までさまざまなテーマで多数の作品を書いています。 「戦艦武蔵」「羆嵐」などがとくに有名です。
- merrybluecard
- ベストアンサー率11% (29/246)
「落日燃ゆ」 城山三郎 A級戦犯に指定され、東京裁判で有罪か無罪かで 賛否両論となり、唯一文官として絞首刑となった元首相・広田弘毅の生涯を描いた物語 ..。お読みにならないと感動を一つ味わい損ねますよ。ついでにもひとつ余計なことを述べますと、回答の中に先の戦争は大東亜戦争と呼ぶのが正しいとの意見が寄せられていますが、このサイトの傾向なのか、時代の傾向なのか、右寄りの意見が臆面もなく述べられているのは嘆かわしいことです。大東亜共栄圏とは、昭和15年から日本が唱えたスローガン。欧米の植民地支配に代わって共存共栄の新秩序をアジア地域に樹立すると主張して、日本の侵略政策を正当化したもので、それで「大東亜戦争」なんです。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2712/13696)
三国志。細かい部分は史実に忠実とは言えませんが、登場人物と大筋は歴史に合致しています。いろいろありますが、読みやすいのは吉川英治の作品でしょう。全12巻の大著で、青空文庫でただで読めます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/001562/card52409.html
同じ歴史本でも人によって得るものが違います。 史実に近い歴史本でも日本の本、中国の本、韓国の本、アメリカの本、など事実が其々の観点での表現や内容ですので、読者はそれぞれ感じたかが違います。 例えば、先の大戦を日本の視点から見た場合、「太平洋戦争」と表記している本は駄目です。「太平洋戦争」とは戦勝国である連合国の呼称です。 「太平洋戦争」と表記している本は、戦勝国の視点、つまり、西洋人の価値観で解説された本が殆どですので、史実はその通りですが、事実内容が日本の立場とは異なる表現や内容になります。 日本史、日本の民族史を学ぶのでしたら、かの大戦の場合、「大東亜戦争」と表記されている本が良いかと、当時の日本人の価値観による内容が多いです。 日本人が日本の歴史を語るものより、外国人が日本人の伝統文化、精神をよく理解し、もちろんその外国人の自国の歴史、伝統文化、伝統精神を熟特している外国人が日本の歴史を語っている本を紹介します。 ハート出版 『アメリカ人が語る アメリカが隠しておきたい日本歴史』 著者:マックス・フォン・シュラー小林 昨年の晩秋頃に出版されました。 彼はドイツ系アメリカ人 元米国海兵隊、日本や韓国で勤務経験有の歴史研究家)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11128/34636)
「歴史モノの小説」ってことでいいでしょうかね。史実に忠実なものは基本的に面白くないです・笑。面白い歴史小説は、だいたい脚色がされてることによって面白くなるのです。 「のぼうの城」という小説があります。天正18年に豊臣秀吉によって行われた小田原征伐で、今の埼玉県にある忍城の攻防戦を描いた作品です。 この作品、面白いか面白くないかといえば、小説としては結構面白いです。しかしこの小説や映画では水攻めを受けて絶体絶命になる、という場面が出てきますが、史実は全く違います。 確かに史実では攻め手の大将である石田三成が水攻めをしようとして失敗するのですが、史実ではまずこの年が空梅雨でちっとも雨が降らず、ようやく雨が降っても量が少なくて水攻めどころか地面が沼地になる程度でちっとも効果がありませんでした。 挙句に突貫工事で雑な仕事の場所があったようで、ようやく水が溜まってきたと思ったらそこで堤の一部が崩壊して水が出てしまったという「ただのグダグダ話」だったのです。 でも、そんなの史実に忠実に描いたら、盛り上がらなくて小説として面白くなりません。 歴史小説とは脚色も含めて楽しむものであります。 という前提で「おすすめは」といわれると、定番の吉川英治「三国志」ですね。というのも、世間がいうところの「三国志」とはこの吉川英治の三国志のことを指していますから、史実に忠実なほうしか知らないと逆に三国志ファンと話が合わなくなるのです。 あとは司馬遼太郎の作品群は脚色がかなり酷いですが、小説としては面白いのが多いです。ただ「坂の上の雲」は乃木将軍が無能に描かれますし、「燃えよ剣」は土方歳三のキャラクターが根底から変えられていますし、あまり真に受けてしまうとバイアスがかかった知識を持ってしまう危険はあります。 比較的脚色が少ないといえるのは塩野七生の作品群ですが、その代り塩野作品はその元ネタの基礎知識がないとついていけないって部分があります。例えば「レパントの海戦」はレパントの海戦というのはどういう海戦だったのか、どことどこが戦ったものなのかとWikipediaくらいの知識がなんとなく頭に入っていないと「えーと、こいつは誰でどこの国の提督だ?」と困惑してしまいます。ご興味があれば「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」あたりから始められるのがよろしいと思いますが、これで挫折したら「ローマ人の物語」など、夢のまた夢・笑。
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
歴史ですか?いいですねぇ。 私は日本史好きですが、日本史の中では、卑弥呼から空白の400年を経て、推古、用明天皇、聖徳太子の時代から、徐々に明らかになる日本という国家の輪郭を創造する時期。 また、明治維新は、外患からの脅威がきっかけとは言え、武士社会から新たな日本を構築する上で必要だった時間経過の中で、例えば、井上毅は、表舞台には立たなくても、明治憲法草案に深く関わった人物として知られていますが、歴史は、紐解くうちに新たな発見が次々と訪れるもので、一冊の本から次から次へと興味が湧いてくるものです。 大雑把な歴史解説でもよいのですが、日本史であれ、世界史であれ、興味のある時代を特定してから始めてみるはどうでしょうか? そう考えると、どの本からということではなくて、どんな本でも手にとっては如何でしょうか? 私は、Amazonから中古本ではありますが、一つのテーマから芋づる式に浮かび上がる興味に任せるまま、自然に歴史の中に引き込まれていったような気がします。 先ずは、興味がある時代を探しては如何ですか?
こんにちは。 平岩弓枝さんの「花影の花―大石内蔵助の妻」は お勧めです。 小説ですので、もちろんフィクションは入っていますが、 読みやすくおもしろい本です。 (吉川英二文学賞受賞作です)
お礼
早速ありがとうございます。平岩弓枝さんの本大好きです。早速読んでみます。
お礼
確かに。的確なアドバイスありがとうございます。是非読んで見たいです。