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杉の木を減らして他の木を植えるじゃダメ?
- 花粉症対策として、杉の木を減らし他の木を植えることは一つの方法ですが、それにはいくつかの理由があります。
- まず、杉の木は花粉を多く放出するため、花粉症の原因となります。
- 一方で他の木では花粉を少なく放出する種類もあり、花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。
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- Michael-M-Peter
- ベストアンサー率28% (37/128)
それが一番なんですよ。簡単な話、TPPなんか反対し、さらに外国有利の政策をやめ、ジャパンファーストを実行して輸入材に関税をかければいいんです。一方で林業に伴い一次産業を無税にします。そうすれば国内産材木の消費が増えます。またエコとか言ってるマイ箸なんて辞めるべきです。あれは間伐材を普及を止めてしまって森林をダメにした元凶です。 さらにもう一つ、今回の国立競技場でも話題になりましたが、加工技術の進化で燃えにくい木材がすでに実用化されています。ただここに問題があるのが消防法です。何年も前の遺物を信じて時代に対応していない法律で木材消費を抑えているんです。だからほうぼう法など関連法を全て是正しなきゃダメです。 そのあと問題になるのが馬鹿な学者連中です。以前ドングリを植える運動を始めた時に生態系が崩れると言って反対したのが学者です。しかし日本は杉を植えた時点で生態系は崩壊しました。常緑樹ばかりの山では生態系は崩壊しているんです。だから常緑針葉時の作付け面積を制限し、紅葉落葉樹の山に戻して管理しなきゃ山も水も土もすべてダメになるんですよ。この馬鹿どもを抑えなければ日本は昔の自然を取り戻せません。 もう一つ大切なのが地方創世です。一極集中では結局ビルだけが建ち木造家屋は立ちません。一次産業は可能な限り無税にし、農林水産業者を金持ちにして多くの人が管理下で携われるようにすべきです。そもそもネット時代とか言いながら東京に集まるっておかしいですよね。それだけ許認可の実態が酷いという事です。 もちろん自己責任の範囲が増えますが、それが自由主義社会です。 ただ紅葉落葉樹を植えるだけじゃなく、社会全体を替えなければ何もならないという事です。
- ryuzin
- ベストアンサー率44% (256/572)
既に他の方々が殆ど回答して下さってますが、コストが掛かりすぎるという点と土の状態がネックになっています。 現状は植木鉢で言うと一番上の柔らかい土の部分とさらにその上の部分、例えば腐葉土やらのスポンジの部分が無いに等しい為に他の木を植えるのには実は余り適してはいないのです。季節毎に若干の違いはありますが、基本的には木が植わっているだけの『緑の砂漠』状態という言い方が最も適していると言えるでしょう。 何故そうなるかと言えば管理の為です。手を入れないと花粉症が今より酷くなりますので、人や機材を入れる為に入りやすくしているからです。よって保水力や土を止め得る能力はかなり低いのです。そんな所で育つ木といったら杉の木程度しかもう残ってません。しかも管理しないとハゲ山になるか山が崩れてしまいかねない(既に時々ニュースにもなってますが)ので「アースフォーミング(テラフォーミングの地球内版)」でもやらないと無理。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1973/9603)
niveasoft さん、こんばんは。 だからって、コナラやクヌギといった雑木林にある木なんて植えてどうするんです。需要はほとんどないでしょう。スギやヒノキのほうが大幅に需要が高いですよ。 今はどうかわからないけど、私の若いころ、実験段階だったスギやヒノキでも花粉の少ないのを品種改良として植林しているはずです。
- maiko0333
- ベストアンサー率19% (839/4401)
やっています。追いついていないだけです。
- medamaclip4
- ベストアンサー率16% (96/598)
それで良いと思います。
- suiton
- ベストアンサー率21% (1111/5265)
花粉の少ない杉を植えたり、国産材の需給が困難になってきているので広葉樹に転換しようという動きはあり、少しずつは進んでいます。 しかし、今ある杉の木を伐採するにしても、材木として出荷する大きさになるまで待たなければなりませんので、すべてが切り替わるのには膨大な年月が必要です。
国産材の約3割は国有林が産出しているので収益性のあるスギやヒノキ以外は植えないと思います。
- smash27
- ベストアンサー率29% (87/297)
大学院で木材利用を学んでいます。 スギを減らすことも考えられていないわけではありません。 しかし劇的に減ることは期待できなさそうですね。 大きな理由は2つです。 (1)今ある木が切れない 現状多いスギやヒノキは成長が早く、しかも真っ直ぐ育つので、木材にするのに都合がいいとして、戦後に植えられたものが多いです。 戦後~高度成長期は木材不足がすごくて、需要が見込めたのでバンバン植える流れでした。 しかし、成長が早いとは言っても木材として使うには50~60年かかります。 その間に安い外国産がたくさん入るようになり、人口減少や不景気もあって、激しい値崩れが起きました。 おまけに日本の山は傾斜がきつかったり、林道が整備されていなかったりで、切るにも高いコストがかかります。 そのため切っても儲かりません。林業をやめて山を放置する人も多いです。 森林を持っている人に木を切るモチベーションがなければ、そもそも植え替えは不可能です。 (2)木材としてのスギが優秀 先ほども述べましたが、スギは木材に使いやすく、成長も早いです。 スギに替えて植える樹種を探す研究も行われていますが、なかなかいいものはありません。 育ちは早いが曲がりやすいとか、そもそも強度がなくて家に使えないとか… そのため、植え替えるにしてもスギやヒノキという既存の樹種になりがちです。
杉の木は、真っ直ぐに伸びるので、木材にしやすいから杉を植えます。 今植林に使われている杉の木は、昔植えていたものと種類が違い、花粉の量が大幅に少なくなったものを植えています。 順々に変わっていくものなので、変わりきれば、大場がに花粉の飛散が少なくなります。 また、花粉症は、杉だけではありませんので、杉だけ無くしても花粉症は無くなりません。
まず伐採、木の運び出し、保管には膨大なお金がかかります。 伐採した後、次の木を植えるのに土地を整える必要があります。杉の木の根を取り除かなければ次の木は植えられません地盤の改良も必要です。これにも膨大な費用がかかります。 伐採した杉の木はすべてがお金になるとは限りません。現在のように手つかず状態になっているのは、海外から安い杉材が輸入されているため、価格で国内産杉材は太刀打ちができない→放置せざるを得ない状況です。 杉の木が植えてある土地がすべて国有地とは限りません。地権が民間所有なら伐採の手続き以前にやるべきことが多数あります。伐採拒否だって普通にあり得ますよね。 ことはそう簡単ではないってことです。