インターネットの出現が世の中を希薄にした理由

質問

• インターネットの普及により、世の中は希薄化しているのでしょうか？24時間繋がることで、逆に人との繋がりが希薄になっているのではないかという疑問が生じています。
• インターネットの普及により、24時間人と繋がることができるようになった一方で、人々の連絡意欲が低下していると指摘されています。LINEや無料通話アプリの普及により、人々はいつでも連絡が取れる状態にあるため、逆に連絡をしなくなっているのかもしれません。
• 世の中が希薄になった理由として、核家族化が挙げられることもあります。結婚する人が減り、一人暮らしや単身赴任が増えている現代社会において、人々のつながりが希薄化しているのかもしれません。

回答No.3

ichikawa2017 · ベストアンサー

＞24時間人と繋がれるようになったのになぜ世の中が希薄になるのでしょう？
人と人の繋がりというのは文字情報だけでは不充分です。
これを補うために日本の女子高生が絵文字という手段を発明しました。
留学生や旅行客を通じて世界中でブームになっています。
これも実は既に面識のある仲間内だけで通用します。

これに対して、欧米では画像情報と組み合わせたFacebookという手法が考えられました。
とは言え、Facebook疲れという現象が起きています。

つまり、文字情報と画像情報だけに頼った人の繋がりは希薄な繋がりだと感じるようになってきているのが昨今の受け取り方です。

この辺のことを小難しく言いますと東洋思想では早くから指摘されてきていました。
禅の思想などでは、不立文字、教化別伝などと言われています。
又、三解（さんげ）という考え方もあります。
知解（ちげ）：知識や理性で分かる分かり方
情解（じょうげ）：好き嫌いなど情で分かる分かり方
感解（かんげ）：感性で分かる分かる分かり方。音楽や絵画などを理解する際の理解の仕方
情解や感解というのは文字（言語）では説明ができません。

人と人の繋がりにはこの情解や感解が不可欠です。

説得と納得ということがあります。
理詰め（せんか言語）で相手を自分の意思に従わせることを説得する、と言いますが、人はこれだけでは動きません。
買い物などをする際のことを思い出してください。
値段がどうの性能がどうのデザインがどうのということだけでは決めていないのではありませんか。
気に入ったか気に入らないかで決めておられませんか。
なぜ気に入ったのかと聞かれても咄嗟に上手く説明ができないのではありませんか。
要するに納得して買ったということです。

お前が言うことは良く分からないが、お前が言うのならそれに従おうということがありませんか。
会えば分かるということはありませんか。
会って見たけれども、どうにも好きになれないということはありませんか。
なぜ好きになれないのか上手く説明できますか。

このように人と人の繋がりというのは、面談する行動を共にするなどということが必要不可欠だということです。
生みの親よりも育ての親などというのもこれが原因です。

＞核家族化、そして一人っ子どころか結婚する人も減って社会から自分から離れていく人が多くなったってことだと思う。
ご指摘の通りです。

＞私は核家族化が世の中の希薄化が進んだ原因だと思うんですけど。
核家族化だけが原因ではありません。
個性の尊重、プライバシーの尊重、個人の自由、個人主義、どと言われる、人を「個」として扱う思想が大きな原因です。
「個」つまり荷物でも何でも個ですから人を物質扱いにしている思想です。
情報を入力してやれば遠隔地でも機械が作動するのと、同じレベルで人の繋がりを考えているのがインターネットの思想の一つだということです。

不充分な回答でしたが、今後AI技術が発達してくるとご指摘の問題は非常に深刻な問題となるかと思います。
何かあれば補足をお願いします。

お礼

みなさん回答ありがとうございます

個を大事にするのはアメリカの方が凄いですよ

個を大事にすると希薄になるのは違いますね