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個人店が潰れた後、店主や職人が行き着く先について
- 個人店が潰れた後、店主や職人はどのような転職や経歴を辿っているのでしょうか。
- コンビニやスーパーの普及により、人気のない専門店が閉鎖されたことで、ケーキ職人や寿司職人、喫茶店店主はどのような生活変化を経験したのでしょうか。
- 飲食業以外の職種への転職や再雇用の難しさ、また生き残った個人店の成功要因についても知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
>個人店でも生き残っているお店は、潰れたお店と何が違ったのかも知りたいです。 それぞれによって事情が違う、というのは質問者さんもおわかりだと思います。それを踏まえた上で、それでもなおかつ共通項があるだろうかというならば、それは「運」の違いだろうと思いますね。 廃業してしまった知り合いで、都内のある地域で写真のプリント店をやっていた人がいました。その地域には、エロ本業者さんが多かったそうです。だからエロ本に使う写真のプリントの仕事が出版社から定期的にありましたし、そういう界隈であるせいか好事家がそういう写真を持ち込んで個人プリントするお客さんも結構多かったそうです。そういう写真て、自分の近所じゃできないですよね。 しかしネットの時代となってエロ本という存在そのものが絶滅危惧種となりました。さらに写真もフィルムの時代からデジタルの時代となり、エロ写真はわざわざプリント店に持ち込まなくても自宅のパソコンで楽しめる時代となりました。だからお客さんが激減し、廃業に追い込まれてしまいました。 こういうのは、本人がいかに努力したところでどうなるものではなかったでしょう。ご主人があと10年老いていれば、引退と共に廃業となったと思います。また10年若ければ、別の仕事を見出せたかもしれません。世代のタイミングも悪かったとしかいえないでしょう。 ソフトバンクの孫正義氏は今でこそ日本有数のお金持ちです。しかしかつては詐欺行為ギリギリの商売でなんとか食っている状態で、イメージも会社の収支も悪かったので銀行からお金も借りれずに常に経営は綱渡り状態でした。あるとき会社の数字がどうしても悪くてお金が足りなかったのにどこの銀行からも融資を受けられず、かなり危険な状態となったことがありました。そのときは社内の金融部門が怒涛のように稼いで、それでなんとか食いつないでいてそのタイミングにITバブルが起きて大きな利益を得ることができて、今に繋がることができました。同じ時代に「時代の寵児」ともてはやされたIT業界の人たちのほとんどがITバブルの崩壊と共に消えていったことを思えば、孫正義氏は非常に運が良かったと思います。 これはね、歴史上の人物でもそうだなと思うのです。織田信長人生最大の危機といったらそりゃああの桶狭間の合戦のときだと思いますが、あのとき大雨が降らなかったらあれほどの大勝利は得られなかったかもしれません。あのタイミングで大雨が降ったというのはもう運ですよね。 でも、成功する人ってその「運の引き」ってのがものすごい強いんです。更にいえば、その幸運に乗るのが上手なんです。「運の神様は、女だ。だから自分を強引に奪いにきたり暴力的に手に入れようとする男に弱いんだ」っていいますよね・笑。
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近所の潰れたラーメン屋のオヤジは近所のホームセンターのカート整理で働いてます。 まあ正社員ではなくてパートのようですが…多くは仕方なく食うために働いてるのでたまに会っても挨拶とかしないように気を使ってます。 経営者が雇われるって結構な屈辱だと思いますよ。 だけど食うためには働かねばならんのです。 自営やりながら本業で食えないので空いた時間にバイトとかしてる人もいます。 警備とかタクシー運転手とかもこの手の人が多いです。 募集は常にあるので… また借金して開業してしまう人もいます。 失敗を活かそうとかして更に泥沼に嵌まるとか…山っ気が多い連中が多いので何度も店を潰して泥沼にハマってる人もいます。 余裕を持って自ら廃業するのであれば蓄えなどもあるでしょうし、廃業後の生活はある程度目処が立ってるケースが多いと思います。 不動産収入とか… そうでないなら「潰れてしまった状態」なので夜逃げだったりと後を追うのは難しいです。 大体地元からひっそりと消えてしまいますから。 潰れた店と残った店何が違うと言えば「客が来るか来ないか」でしょう。 まあ、他に収入が有って生活に困らないので惰性的に店を開いてる高齢者店主も多いです。 長年の生活を変えるのが難しいのでしょうね。
お礼
産業構造の変化があるんですね。