- ベストアンサー
ザクI・スナイパータイプのバルカン砲
- 「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」の頭部には、バルカン砲が搭載されているが、その必要性は疑問である。
- 長距離狙撃機である「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」は、近接戦闘を避けて敵を攻撃するため、バルカン砲は不要。
- バルカン砲は装甲の薄い敵にしか効果がなく、重装甲の敵には通用しないため、装備する意義は乏しい。
- みんなの回答 (14)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ある意味では無粋な話になるのですが。。 機動戦士ガンダムの世界(ミノフスキー粒子のある世界)とは ミノフスキー粒子の効果により 濃度によりレーダーの無効化あるいはレーダー精度の低下 遠距離無線通信の無効化 高密度集積回路に対する機能障害発生による信頼性低下。 これによりミサイルクラスのサイズの兵器に精密誘導装置搭載の不可能化 といったことがアプリオリに存在する世界なのです。 これはテレビ画面でロボット同士が戦う「ロボットプロレス」に最低限の「リアルさ」を導入しようとした富野さんの願いでもありまして、 ガンダムの世界とは有視界領域で接近戦を想定した兵器体系がジオンのモビルスーツ構想により実現化された世界です。 つまり、質問者様の挙げられた様な我々の住む現実世界で現在運用される精密誘導兵器の実用的な運用が不可能となった世界だからこそモビルスーツの優位性がでてくるわけで、劇中の実戦闘でもガンダム対ドップ戦闘機の戦闘はテレビ画面に収まる接近戦でしたし、コロニー内でザクにやられてしまう有線ミサイルも「ザクはそこですよ!」レベルの近接戦闘で、しかも母機であるエレカを撃破されてしまっていましたね。 ちなみに「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」のプラモデル添付の機体説明には 「頭部バルカン 対航空、対戦車、対人兵器代わりに使用される近接武器。対モビルスーツ戦でも牽制や敵機のメインカメラ破壊用に利用され、機体生還率を高めた」とあります。 地上では敵モビルスーツも歩いてきます(宇宙のように飛んではこない)から対峙したときに頭部バルカンにとって敵のメインカメラは咄嗟に照準しやすい位置にくると考えられます。
その他の回答 (13)
- winipeg
- ベストアンサー率11% (28/235)
拙答3について… ジム・ライトアーマーがエース専用機とは知りませんでした。ギレンの野望では普通に量産機だったものですから; 失敬しました。
お礼
いえいえ、お気になさらずとも大丈夫です。 考えてみれば、ノーマルの「RGM-79 ジム」からの主な変更点は一部の装甲をはじめとする使用部品の削減なのですから、下手をしますとノーマルの「RGM-79 ジム」よりも量産しやすい機体かも知れませんね。 因みに、「ギレンの野望」に関しては遊んだ事がないため良く知らないのですが、「YMS-14 ゲルググ」との次期主力量産機選定競争に敗れた筈の「YMS-15 ギャン」の量産型なども登場するらしいので、ゲームで量産されていたからと言って必ずしも大量生産されたとは限らない様です。
- winipeg
- ベストアンサー率11% (28/235)
四度目の正直…となればよいのですが。 「取りあえずつけてみた説」はいかがでしょうか。 たとえばザクIIなど、サイド7でガンダムを発見する以前から、なぜか肩にスパイクを付けています。どう考えても格闘戦でしか使い道のない代物です。ザクIスナイパーのバルカン以上に謎です。 こんなセンスのジオンですから、取りあえずつけてみたのでしょう。
お礼
四度の御回答有難う御座います。 なるほど、格闘戦用である「MS-07 グフ」辺りであればスパイクがついていてもおかしくはありませんが、「MS-06 ザクII」に付いているのは変かも知れませんね。 尤も「MS-07 グフ」もサイド7でガンダムを発見する以前から開発を開始していなければ、あれ程早い時期に登場する事は出来る筈がありませんから、少なくとも「MS-07 グフ」に関しては、サイド7でガンダムを発見する以前の段階で、将来において連邦軍がモビルスーツを開発・配備する様になる事が予測されたため、それに備えるために開発されたものだという設定になっている様です。 ですから、もしかしますと「MS-06 ザクII」に関しても、設計の最終段階近くになってから、将来における対モビルスーツ用の格闘戦能力が必要であるとする考えが出て来て、設計変更が容易な部位だけを格闘戦用に使う事が出来る様に変えた、という"妄想"も成り立つかも知れません。
- misa-on28
- ベストアンサー率35% (227/640)
まずこの機体はキャリフォルニアベース開発の陸戦用(大気圏内)として開発されたことを押さえなければなりますまい。地上では翼を使って揚力が得られ、またラダーを使って方向転換が可能であるので航空機の利点は小さくありません。 またミノフスキー粒子存在のもと、レーダーは無力化されますから航空機といえども遠距離からレーダーホーミングミサイルぶっ放して帰るという遠距離攻撃ができない設定です。 となると懐かしい近接航空攻撃主体の航空隊運用とならざるを得ません。 ミサイルの誘導も赤外線ホーミングなどの光波誘導で、原理的にレーダーより射程が短くなってしまいます。となると有視界エリアでの対空戦闘の必要性は質問者様がおっしゃるより高い可能性がありますね。 これにたいし、こちらのバルカンも現在のレーダー管制によるCIWSのような命中精度は望めませんが、ミサイル発射母機の照準作業を邪魔するくらいの効果は十分見込めるでしょう。 ビデオ照準システムのブラッシュアップで発射されたミサイルの迎撃もできれば万々歳といったところでしょうか。 第二次大戦での航空作戦でも迎撃側の攻撃は必ずしも敵機撃墜のみを狙ったものでなく、照準作業を迎撃行動により阻害し、命中率を下げることが重要な目的でした。航空機の脅威はその携行する爆弾やミサイルにあり、「あたらなければどうということはない」わけです。 ミノフスキー粒子撒布下では航空機の持つ高速は無視できない脅威です。有視界で彼方に機影を認めたと思った次の瞬間に距離を縮めてこられますからね。 というわけで対空戦闘の防御兵装としてバルカンをつけるのは不合理とはいえないでしょう。 また、頭部バルカン程度でモビルスーツを撃破することは不可能というのは全くその通りでしょうが、どんな兵器もすべての部分がカタログスペック通りの防御力を発揮する訳でないというのも事実でして、あたりどころが悪ければ撃破に至らなくても思わぬ不具合が出るということも割とありふれた事実です。例の大和型戦艦にしてもバイタルパート以外の装甲は思いのほか控えめなものがあります。 シャアのズゴックにしても非力なファンファンの攻撃に対応したところ、機体の不調を来して撤退した事実もあったと記憶しております。 忍び寄る敵モビルスーツとの咄嗟戦闘に巻き込まれたとしてスナイパー系の武装は取り回しできない可能性がありますが、バルカンうちまくってカメラアイが故障してくれれば、あるいはどこかのバランサー不調を引き起こすことができれば、逃げ帰るチャンスは増えるでしょうね。頭部にバルカン追加するくらいの手間で、ある程度の生存性向上のチャンスがあるということであれば、とりあえずつけとけ、というのが設計陣の考えであったのではないかな?と考える次第です。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >ミノフスキー粒子存在のもと、レーダーは無力化されますから航空機といえども遠距離からレーダーホーミングミサイルぶっ放して帰るという遠距離攻撃ができない設定です。 >となると懐かしい近接航空攻撃主体の航空隊運用とならざるを得ません。 という部分が良く解りませんでした。 長距離攻撃が出来ないからと言って、何故、近接攻撃をしなければならない事になるのでしょうか? 態々、相手の射程内に入らずとも、中距離攻撃ならば十分に出来るのではないでしょうか? 陸上自衛隊の「87式自走高射機関砲」は現代の機関砲としては破格の大口径ですが、それとて有効射程は3~3.5km程度です。 20mmバルカン砲を備えた航空自衛隊の「対空機関砲VADS」に至っては有効射程が約1.2kmに過ぎません。 「87式自走高射機関砲」に使用されている機関砲本体の全長は4.74m、「対空機関砲VADS」のベースとなった「M61 バルカン」機関砲の全長は1.827mであるのに比べ、半球型をした「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」の頭部の上部に収められているバルカン砲は砲身長を短くせざるを得ませんから、有効射程が更に短い可能性すらあります。 一方、TVアニメ「機動戦士ガンダム」の第1話には有線誘導のミサイルが登場していましたし、「ペガサス級強襲揚陸艦 ホワイトベース」の艦首には3連装ミサイルランチャーが8基装備されていますから、ミサイル自体は存在している事が判ります。 現実に存在するミサイルでは、有線式対戦車ミサイルである「BGM-71D TOW2」の射程が3.75km、同じく有線式対戦車ミサイルである「HOT3」、「スウィングファイア」、「79式対舟艇対戦車誘導弾」などは何れも射程が4kmであり、例え有線誘導方式であっても機関砲よりも射程の長いミサイルも珍しくありません。 他の誘導方式であれば、セミアクティブレーザー誘導の「AGM-114 ヘルファイア」の系列が7~8km、赤外線画像誘導かTV画像誘導の「AGM-65 マーベリック」の系列が20km以上、セミアクティブレーザー誘導の「ニムロッド」が26km、19連装のポッド式ランチャーに搭載されて一斉に発射するという使い方をされる無誘導ロケット弾「ハイドラ70」でも約8kmです。 つまり、ミノフスキー粒子散布下であっても、ミサイルやロケット弾を抱えた航空機が相手では、機関砲のアウトレンジから一方的に攻撃を加えられてしまう事に変わりはない訳です。 >どんな兵器もすべての部分がカタログスペック通りの防御力を発揮する訳でないというのも事実でして、あたりどころが悪ければ撃破に至らなくても思わぬ不具合が出るということも割とありふれた事実です。 それはその通りかも知れませんが、相手にとって当たり所が悪い場所に運良く命中しなければ通用しないものを態々選択するくらいであれば、クラッカー(多弾頭手榴弾?)や脚部に取り付けるミサイルポッドなどのモビルスーツに対しても有効な武装は幾らでもありますし、多連装ロケットのランチャーポッドを装備すれば対モビルスーツ用の多弾頭ロケット弾と対航空機用のミサイルの両方を混載する事も出来ます。 また、近接戦闘に勝利せずとも生存性を高めるだけで良いのですから、発煙筒や煙幕だけでも逃げる隙を作るには十分です。(ミサイルの誘導を妨害する事も出来ますし) その様なもっと有効性の高い装備を選択せずに、使い勝手の悪いものを選択しているのは何故なのでしょうか?
- winipeg
- ベストアンサー率11% (28/235)
なるほど…。ということは、ジム・ライトアーマーのような、「装甲は薄いが足は速い」機体対策として取り付けたというのはいかがでしょう?
お礼
三度の御回答有難う御座います。 「RGM-79L ジム・ライトアーマー」と言いますと、一部のエースパイロット向けに少数機が作られただけの存在なのだそうですから、そんなレアなものを相手に長距離狙撃用機で近接戦闘を行うなどというまず起こりえない事まで考慮しなければならないというのであれば、全ての起こり難い状況にも対応しなければならないという事になり、何でもかんでも欲張って装備しなければならなくなりますから、機体が際限なく肥大化してしまい、設計する事が不可能になってしまいます。 しかも、「RGM-79L ジム・ライトアーマー」は2~3発の被弾でも深刻なダメージを受ける紙装甲であるのにも関わらず、多大な戦果を挙げる事が出来たという話ですから、それに搭乗しているパイロットはたったの1発も被弾する事無く戦果を挙げる事が出来るだけの技量を備えているという事になります。 そんな化け物パイロットを相手に近接戦闘に不向きな機体で戦う様な事態に陥れば生存率も何もない様な気がするのですが、バルカン砲でどうにかなるものなのでしょうか?
- winipeg
- ベストアンサー率11% (28/235)
あれからつらつらと考えてみましたが、こっちがザクIということは、まだ連邦にMSがない時代の兵器なのではないでしょうか、このザクIスナイパータイプとやらは。つまり、対MS戦を前提としていないのでしょう。
お礼
再度の御回答有難う御座います。 折角、御回答頂いたところ申し訳御座いませんが、ただの「MS-05 ザクI」でしたら確かに仰る様に >まだ連邦にMSがない時代の兵器 なのですが、質問はただの「MS-05 ザクI」に関する事ではなく、その発展型である「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」に関してなのです。 ジオン軍のモビルスーツでありながらビームライフルを装備している事からも判ります様に、「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」は一年戦争末期に登場した機種です。 地球に取り残され、本国からの支援がほぼ打ち切られたジオン軍の地上部隊が、「YMS-14 ゲルググ」などで実用化されていたビームライフルの技術を転用(ジェネレータ出力不足でビームが撃てない問題は、背部のランドセルにもう1基のジェネレーターを搭載する事で解決)する事で、旧式化して使い道のなくなっていた「MS-05 ザクI」を狙撃専用機として生まれ変わらせて、不足している戦力の足しにしたものですから、「MS-14A ゲルググ」よりも後発の機種であり、連邦軍では「YMS-14 ゲルググ」が登場する前に「RGM-79 ジム」を配備しておりましたから、連邦軍がMSを運用する様になった後の時代の兵器です。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4825/17827)
>との事ですが、バルカン砲でも見つかってしまう事には変わりはありません。 ビーム砲と比べれば細かい位置は特定しにくくなります。 また、地上戦とは限りません。 宇宙空間であれば音は伝わらないので見つかる前に迎撃できれば 故障か?敵か?と思案しているうちに逃げることも出来るでしょう。 あくまでも、パイロットの生存性を高めるための護身(防御)用なので常時使用するものではありません。 万が一のときに無いよりはマシというものですから。 そのため重量のある物や本来の目的である狙撃の邪魔になったりするようなものはつけれないのです。 パイロットの生存性を高める手段であるバルカン砲に有用性を見出せていないようですが 同じような考えは旧日本軍にもありました。 ゼロ戦がいい例で、パイロットの生存せいを高める手段がなく翼などを除く機体に被弾すると死ぬ確立が高い構造になっていました。 防弾性が弱く沿う旧跡の後ろにある燃料タンクも防弾されていないため後ろから撃たれると 玉が操縦席まで貫通してくるそうです。 それと似ていますね。 まあ、兵士は使い捨て(死ぬことが前提)で帰ってくる必要は無いのであれば生存性を高めるための装備というのは必要が無くなっていきます。
お礼
三度の御回答有難う御座います。 折角御回答頂いたところ申し訳御座いませんが、仰る事が良く解りませんでした。 >ビーム砲と比べれば細かい位置は特定しにくくなります。 との事ですが、それはどうしてなのでしょうか? 初撃で命中する確率が極めて高く、発光している時間が0.1秒にも満たないビームを敵側が視認する事によって発射地点を確定するためには、ビームが発射された瞬間に偶々そちらの方を見ていたか、或るいはビームが発射されるという事を予め予想していて、ビームの発射地点であると思われる方角を監視していなければなりませんから、ビームの初撃で発射された地点を確認する事は困難な事の様な気が致します。 それに対し、バルカン砲をはじめとする機関砲の類では、1発や2発で命中する事はあり得ませんから、航空機の搭乗員などに射線を目撃されて発射地点を特定されてしまうおそれはビームと比べて格段に高く、しかも命中率が高くはないため航空機を撃墜出来ずに取り逃したり、撃墜する前に発射地点を通報されてしまう恐れも少なくありませんので、むしろバルカン砲の方が発射地点を特定されやすい様に思えるのですが? >また、地上戦とは限りません。 とはどういう事なのでしょうか? 右膝の姿勢保持用ギアを御覧頂ければ判ります様に、「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」は陸戦用です。 勿論、コロニー内や月面上などでも運用は可能だと思われますが、その様な場所は地上と変わりありません。 それどころか、内部空間が狭すぎるコロニー内や、揚力を得るための空気がないのに重力だけはある月では航空機を運用する事が出来ませんから、対航空機用の武装を装備する必要は更になくなります。 >宇宙空間であれば 宇宙空間における相手はモビルスーツが主であり、空気がなければ飛べない航空機と対峙する事はありませんし、「機動戦士ガンダム」の世界では何故か偵察用の小型宇宙船というものが存在していない様子ですので、航空機程度にしか通用せずモビルスーツには通用しない武装を装備する意味は尚の事なくなります。 >パイロットの生存性を高める手段であるバルカン砲に有用性を見出せていないようですが同じような考えは旧日本軍にもありました。 >ゼロ戦がいい例で、 >それと似ていますね。 ゼロ戦は可能な限り軽量化をする事で機動性を高めるという目的で生存率を高めるための装備をあえて装備しなかったという立派な理由があります。 それに対し、「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」のバルカン砲は生存率を高める役に立つ事が殆どない「無駄な装備」(それどころか場合によっては被発見率を増加させかねない有害な装備である恐れすらあります)なのですから、バルカン砲を装備する(使い道が殆どないものを装備しているだけなので無駄に重量が増える)にせよ、装備しない(無駄なものを装備しないだけなので生存率は低下しない)にせよ、どちらの場合であってもゼロ戦の場合とは全く異なります。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4825/17827)
>一番の脅威であるモビルスーツに対しては効果が期待出来ない火器」を選択しているのは何故なのでしょうか? >それに、歩兵はそもそもモビルスーツの端くれである「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」にとっての脅威にはなりませんし、質問文でも書きました様に >>航空機はそもそも近接戦闘は行いませんから狙撃用のビームライフルが有効 >なのですから、対航空機・対人用としてという事であればバルカン砲を搭載する必要はない様に思えます。 別に戦闘用の航空機とは限りません。 偵察用の機体であれば見つかる前に速やかに処理する必要もあります。 そんなのにビームライフルをぶっ放せば敵に見つかってしまいます。 またミサイルなどの迎撃にはビームライフルをチャージして撃つよりバルカン砲で撃ったほうが早いです。 あと、必ずビームライフルが使える状況とは限りません。 常時使う兵装ではないので本来の狙撃の邪魔にならない必要があり 万が一のための装備なので使うことがあるかどうかもアヤシイためたいしたものはつける必要が無いのです。
お礼
再度の御回答有難う御座います。 只、今回の御回答内容を拝見した事により、バルカン砲を装備する意味が更に解らなくなりました。 >ビームライフルをぶっ放せば敵に見つかってしまいます。 との事ですが、バルカン砲でも見つかってしまう事には変わりはありません。 機関砲弾は重力や風の影響で射線が多少曲がるためと、狙った位置に弾が到着するまでの間に敵機が移動してしまうため、現在敵機が見えている方向に砲口を向けても決して弾は当たりませんので、敵機の将来の位置を予測し、その予測位置に弾が到着する様に、敵機の現在位置からずれた方向に向かって射撃を行わなければなりません。 そのため機関砲弾には何発かに1発の割合で曳光弾という発光する弾丸が混ぜられており、「曳光弾の光が描く軌跡が敵機に対してどのくらいずれた所を通過しているのか」という事を見ながらずれを修正して行くという事が行われています。 つまり、機関砲の射線も敵から見えてしまうのです。 現実世界であれば曳光弾を使わずとも、小型のレーダーで撃った弾丸の位置を確認しながら誤差を修正するという方法を使っている場合もあるのですが、ガンダムの世界ではミノフスキー粒子という電波を完全に遮断してしまう性質をもつ(架空の)粒子が実戦で盛んに用いられており、レーダーはあまり役に立たないという設定になっておりますので、機関砲の射線を目立つ様にしておかなければ命中させる事が出来ないのです。 従って、敵に発見される事を恐れるのであれば、バルカン砲も撃つ事は出来ないという事になりますので、尚の事、バルカン砲を装備する意味が無くなってしまいます。 第一、ビームを撃つと敵に発見されてしまうという事がそれほど不利な事であるのでしたら、そもそも本来の狙撃任務でもビームを撃つ事が出来ないという事になります。 狙撃専用であるが故に「敵に発見され難く、尚且つ見通しの良い場所に陣取らねばならない」というかなり限定された条件でしか運用出来ない機体であるというのに、「1回の運用で撃破出来る可能性があるのは1射目で撃破する"事が出来るかも知れない"たった1目標に限られ、しかも敵を1機撃破出来ても出来なくても、敵に発見されて生還率が激減する」というのでは、あまりにも使い勝手が悪く、使い道が無い様に思えます。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4825/17827)
頭部バルカン砲は近接戦闘での生存性を高めるため、頭部に追加された。 とあるのでもしものための護身用の装備ということろでしょう。 対MSというより対航空機・対人用でしょう。 MSに対しては目くらまし程度でしょう。 さすがに、偶然近接で敵に出くわしたときに丸腰よりはバルカン砲でもあったほうがマシっていう感じでしょうね。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 確かに、(ホワイトベースのような大型のものではなく)小型の航空機相手だけならばバルカン砲で十分ですが、モビルスーツの脅威となり得るのは航空機よりも敵のモビルスーツなのですから、 >偶然近接で敵に出くわしたとき の事を想定するのであれば、敵のモビルスーツや戦車に対しても(ある程度)有効な火器を搭載しなければならない筈であるのにもかかわらず、機関砲などという「若干の脅威ではあるものの重大な脅威とは言えない航空機に対抗するための火器」、「一番の脅威であるモビルスーツに対しては効果が期待出来ない火器」を選択しているのは何故なのでしょうか? それに、歩兵はそもそもモビルスーツの端くれである「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」にとっての脅威にはなりませんし、質問文でも書きました様に >航空機はそもそも近接戦闘は行いませんから狙撃用のビームライフルが有効 なのですから、対航空機・対人用としてという事であればバルカン砲を搭載する必要はない様に思えます。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11124/34627)
#2です。 >敵のモビルスーツや戦車に対しても(ある程度)有効な火器を搭載しなければならない筈であるのにもかかわらず、機関砲などという「一番の脅威であるモビルスーツに対しては効果が期待出来ない火器」を選択しているのは何故なのでしょうか? 「モビルスーツに対抗できる火器」としてスナイパーライフルがあるじゃないですか・笑。 まず「なぜザクスナイパーが開発されたのか」ってところから考えましょう。時代遅れで兵器としてのMSでは最前線で使えない旧ザクを、MS不足の状況下でなんとか戦力として使えないか、というところから始まったわけですよ。 旧ザクはジェネレーターの出力不足から機動性に問題があったので、敵との距離が近いと頑張っても相打ちにしかならない。そこで長射程のビームライフルを装備して「遠距離からの攻撃で味方を後方から支援する」という思想で作られたわけです。近距離戦はグフやドムに任せようという発想ですね。ですから、MSに対抗する火器は二つもいらないと考えてもいいのですよ。旧ザクの元の性能が低いのですからあれもこれもは載せられない。だからスナイパーライフルに特化したわけです。 これは現代の兵器で例えるならM82アンチマテリアルライフルみたいなものですね。兵隊さんにM82持たせてM4まで担がせたら重くて持ちきれないでしょ・笑? でね、ザクスナイパーはモノアイが凸の形をしてるでしょ?上に切ってあるのですよ。なぜ上方向にモノアイを動かせるようにしたのでしょうか?これは私が推測するに、「航空攻撃を警戒したから」ではないかと思うのです。 最前線のやや後方から遮蔽物を利用して遠距離狙撃に特化したザクスナイパーは、元から中距離から近距離戦は考慮していません。だから敵MSに対してはビームライフルだけでいいのです。距離を縮めようとする敵MSに対しては味方のMSが対するか逃げてしまえばいいのです。 しかし、上空を飛んできて最前線の頭越しに攻撃をしてくる航空機にはビームライフルは無力です。だから一種の対空火器としてバルカン砲を装備したのでしょう。元からバルカン砲は敵MSに使うことを想定していないと思いますよ。 また、ただでさえ性能が低い旧ザクに大きなジェネレーターと大型ビームライフルを装備していますからキャパシティはいっぱいいっぱいのはずです。それ以上に装備を載せる余裕がなかったというのもあったと思います。「このビームライフルじゃ装填に時間がかかってその間丸腰だ。何か装備つけられないのかよ」「そうはいったって、載せられるのはバルカン砲くらいだよ」「何もないよりマシだ。とりあえずそれ乗っけよう」だったかもしれません。実際、Wikipediaによるとザクマシンガンを装備した例もあったようです。でも、あの大型ライフルを持って更にザクマシンガンを持ったら重くて重くて機動性がひどく悪くなっていたと思いますけどね。 なお、E-2Cは早期警戒機、SR-71は偵察機で、ともに戦闘で使うものではないので武装は持っていません。早期警戒機は後方から指揮をとるものですし、偵察機は武装する余裕があったらカメラを積むか軽量を生かして機動性に割り振ったほうがマシです。回答者さんの指摘のほうが正しくて、それに対する質問者さんの返しのほうが少し的外れです。 質問者さんは「兵器というものは合理的に作られているものだ」と思っているようですが、現実の兵器は割とツッコミどころ満載な出来になってしまうことしばしばです。例えば私の大好きな昔イギリス軍が使っていたブラックバーン・ロック戦闘機は戦闘機なのになぜか前方機銃を持たず、後方に回転銃座を持つという謎の戦闘機です。もちろんちっとも使い物になりませんでした・笑。設計するときはそのときなりの合理的な理由があったのですが、完成すると「どうしてこうなった」ってことになっちゃうのです。ザクスナイパーが実際にどの程度有用な兵器であったのかは戦場の絆のプレイヤーの皆さんの評価にお任せしたいと思います。
お礼
再度の御回答有難う御座います。 只、前回頂いた御回答内容とは少々矛盾している様な気が致します。 前回の御回答内容ではバルカン砲を搭載した理由は >設定上背負ってるジェネレーターの性能の関係で一発撃ったら次が撃てるまで時間がかかるんじゃなかったでしたっけ? >だから次弾が装填されるまでの間全く反撃手段がないのは困るだろう というものだった筈です。 スナイパービームライフルの次弾が撃てる様になるまでの間に敵に接近されてしまった場合に備えるために別の武器が必要であるという話だというのに、その"ビームスナイパーライフルが使えない間"に接敵された際には >「モビルスーツに対抗できる火器」としてスナイパーライフルがあるじゃないですか・笑。 とはどういう事なのでしょうか? もし仰る様に敵の接近を防ぐ事が出来るほどビームを何度も撃てるのであれば、質問文に >航空機はそもそも近接戦闘は行いませんから狙撃用のビームライフルが有効です と書きました様に、航空機もビームライフルで撃墜してしまえば済む話ですから、バルカン砲を搭載する必要性が無いという事になります。 >航空機にはビームライフルは無力です。 何故その様に考えておられるのかは解りませんが、TVアニメ「機動戦士ガンダム」の作中(第7話辺り)においてビームライフルを装備した「RX-78 ガンダム」が「ドッブ」を一撃で撃墜するという事を数回行っていますから、ビームライフルが航空機に対しても有効である事は確かです。 そもそも航空機の様な高速移動目標に対しては、弾速が遅く、着弾する頃には目標の位置が変わってしまう機関砲よりも、光速に匹敵する速度で伝播し、目標が移動する暇がない内に目標に到達するビーム兵器の方が命中率が高くなります。(敵の未来位置を予想したり、風向きや重力によって弾道が曲がる事を考慮する必要がなく、単純に発射口が向いている方向と敵機の方向が一致した瞬間に発射するだけでほぼ確実に命中する) それに、狙撃用であるという理由から見晴らしの良い所に陣取る「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」に対して接近する際に、地形に隠れて移動する事で近距離まで接近する事が可能なモビルスーツと比べれば、隠れ場所の無い空中を移動する航空機は近づく前に遠距離狙撃の良い的となります。 従って、もし >「モビルスーツに対抗できる火器」としてスナイパーライフルがあるじゃないですか・笑。 という事であれば、対航空機用もビームライフルで行えるという事になり、バルカン砲の必要性はなくなる事になります。 >E-2Cは早期警戒機、SR-71は偵察機で、ともに戦闘で使うものではないので武装は持っていません。早期警戒機は後方から指揮をとるものですし、偵察機は武装する余裕があったらカメラを積むか軽量を生かして機動性に割り振ったほうがマシです。 戦闘で使うものではなくても敵にとっての攻撃対象とならない訳ではありませんから生存性を確保する必要がある事に変わりはありません。只、その生存性を確保する手段が仰る様に後方や超高空等の敵機の居ない所で運用するというものであるため機関砲を搭載する必要性が極めて薄いだけであって、「戦闘で使うものではないので」という理由で機関砲を搭載していないとされておられるのは少々的外れです。 「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」も敵の居ない所で運用されるため、近接戦闘用の武装の必要性が極めて薄いという点では同様であり、その様な使う必要のない武装を搭載するよりも、軽量を生かして機動性に割り振ったり、コスト削減や整備性の向上を図ったりした方がマシだと申し上げているのです。 因みに、「F-117 ナイトホーク」攻撃機、「B-1 ランサー」爆撃機、「Mig-25P フォックスバットA」戦闘機、等々、例え戦闘に使うものであっても機関砲を搭載していない軍用機は結構あります。
- winipeg
- ベストアンサー率11% (28/235)
現実の狙撃兵だって腰に拳銃ぶら下げてますよ?
お礼
御回答頂き有難う御座います。 はい、狙撃兵の主な脅威は敵の歩兵であり、歩兵相手であれば拳銃弾を命中させれば戦闘不能にさせる事も十分可能なのですから、狙撃兵が自衛用のサブアームとして拳銃を装備することは理に適っています。 一方、曲がりなりにもモビルスーツである「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」の主な脅威は敵のモビルスーツであり、バルカン砲程度でどうにか出来る相手ではありませんから、バルカン砲を装備する意味が解らないのです。
- 1
- 2
お礼
再度の御回答有難う御座います。 ミノフスキー粒子が高密度集積回路に障害を発生させるという設定は私も存じておりました。 そのため、高度な電子回路なしでも成り立つ有線誘導ミサイルを先ず挙げた訳です。 「ホワイトベース」や「ザンジバル」などは何kmも先の目標に対してミサイルを撃っていましたし(直進するための姿勢制御装置がなければ出来ない事)、「機動戦士 Zガンダム」に登場した「PMX-000 メッサーラ」や「PMX-001 パラス・アテネ」などの様に前方に向かって発射出来ない向きでミサイルを搭載している機体もありましたから、簡単な電子回路であれば使用可能だと思われますので、有線誘導やレーザービームライディング誘導程度のものであれば十分使用可能ではないかと思いますし、散弾銃の様な使われ方をする小型ロケット弾や、大量の小型爆弾をばらまく多弾頭ロケットの様なものであれば、元々誘導装置を使用していないのでミノフスキー粒子の影響は受けません。 >コロニー内でザクにやられてしまう有線ミサイルも「ザクはそこですよ!」レベルの近接戦闘で、しかも母機であるエレカを撃破されてしまっていましたね。 の件に関しましては、ミサイルを誘導していた操作員が、慌てていて操作を間違ったのだと思っておりました。 >「MS-05L ザクI・スナイパータイプ」のプラモデル添付の機体説明には >「頭部バルカン 対航空、対戦車、対人兵器代わりに使用される近接武器。対モビルスーツ戦でも牽制や敵機のメインカメラ破壊用に利用され、機体生還率を高めた」とあります。 公式設定とも言えるプラモデル添付の機体説明にその様な事が書かれていたのですね。 これで疑問はほぼ解決致しました。 御教え頂き感謝致します。