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トランス式アッテネータがパワーアンプに与える影響

 トランス式アッテネータをパワーアンプとスピーカの間に接続した場合、アッテネータの状態によっては、パワーアンプに悪影響を与える可能性があるでしょうか?  私、オーディオ歴はそれなりなのですが、電気回路や物理学に関する知識は皆無でして、音が良くなるという噂に右往左往しながら今日に至ります。そのような私にも理解できるよう、やさしくお教えいただけると助かります。よろしくお願いいたします。  このたびお尋ねすることにしたのは、次のようなトラブルに見舞われたからです。接続状態は次のとおりです。 ・マルチチャンネルのMid(800Hz~ 8kHz、18dB)。 ・ソース→【プリアンプ】→【チャンネルデバイダ】→【パワーアンプ(Mcintosh MC2250)】→【トランス式アッテネータ(Luxman AS-10)】→【ホーンドライバ】  トランス式アッテネータを入れたのは、残留ノイズ低減目的でした。-15dBほどにすることで無音時の残留ノイズはほとんど聞こえなくなり、満足していました。  しばらくはこの状態で気分良く聴いていたのですが、いつの頃からか、音圧の高い箇所でパワーアンプのパワーガードLimitランプが、右チャンネルのみ明滅するようになりました。ご承知のようにM社のパワーガードシステムはオーバーロード時にも点灯します。しかし、左右の音圧が同じような場面でも明滅は右チャンネルのみのため、オーバーロードではないと思いました。  その後しばらくはレベル調整でごまかしつつ聴いておりましたが、とうとう再生中に「ガリガリッ」と異音がして、右チャンネルから音が出なくなりました(かわって、それほど大きくないハムノイズが出るようになりました)。  そこで、別のパワーアンプにつなぎ替えてみました。これにはピークレベル・インジケータ(6段)が付いており、6段目がクリップを示す赤ランプです。再生してみると、やはり右チャンネルのみ歪みます。そのときのピークレベルはせいぜい3段目(-20dB)くらいなのに、どういうわけかクリップ状態を示す赤ランプも同時点灯しているのです。  トラブル箇所を切り分けてみると、原因は右チャンネル用のアッテネータでした。当該のアッテネータをはずした状態、あるいは同モデル別個体にすると、先ほどの問題(音の歪み、パワーアンプの不審な挙動)はすっかり解消しました。  以上のことをふまえて、素人ながら考えたことは次の2点です。(1)トランス式アッテネータのようなシンプルな回路(トランス+セメント抵抗+接点SW)でも歪みの原因となることがあるのだなあ。(2)再生中にアッテネータの減衰レベルを変えたことがあったのだが、あれが悪かったのかもしれない(逆起電力がパワーアンプに悪影響を与えた??という素人考え)。  とくに気になりますのは(2)でして、MC2250の故障だけならば単なる偶然かとも思うのですが、つなぎ替えた別アンプの挙動が、MC2250の故障直前の症状と一致するようにも思え、気になります。アッテネータとアンプを修理に出して、以前と同じ接続形態で使いたいと思う一方、同じトラブルの繰り返しになるかもしれないと危惧しています。  古くなったアッテネータの故障に原因があったのか,そうだとしても、音の上流に悪影響が出るものなのか,以上に述べたようなトラブルをどう理解すればよいでしょうか。諸兄姉のご見解を伺う次第です。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • opeamp
  • ベストアンサー率25% (2/8)
回答No.4

チャンネルデバイダーをお使いの様ですがマルチアンプでミッドレンジにMC2250を使用しているということでしょうか。一般的にホーンドライバーは能率が高いのでそれ用のAMPの出力は少なくとも良いわけですが現在の使用方法を見るとAMPの出力側にATTを入れて1/32に絞っているわけですから仮に1wもあれば十分な音量でも32wの出力が必要になることになります。もっと大音量の場合はAS-10に耐入力を超える出力が加わっていると考えられます。ですのでミッドレンジ用のMC2250の入力側で絞ってやればその分SNも稼げますしAS-10も不要となります。マルチアンプのレベル合わせはパワーアンプのレベルコントロールで合わせるもんだと思っていましたが。AMPの故障はAS-10内部が運悪くオープンではなくショート状態になりAMPの終段に過電流が流れたためと思います。

回答No.3

はじめまして♪ 構成的に考えますと、やはり今までの運用方法に問題がある。と思えますねぇ。 スピーカー側のネットワークを用いた場合なら、トランス式でも固定抵抗や可変抵抗によるアッテネート、全く問題はないのですけれど、、、、、、 現状に最も近い状態で、安全に使うとすれば、アッテネーターの前に大容量のコンデンサーを用いてください。 基本的に チャンネルデバイダーで不要低域はカットされているのですが、より安全性を求めて大容量コンデンサーを用いる。というのはピュアオーディオファンは好まない人も少なくありませんが、プロ現場では常識といえる安全対策ですよ。 基本は、プリアンプやチャンネルデバイダーの残留ノイズが気にならないよう、パワーアンプの入り口でアッテネートします。(パワーアンプのボリューム,このための装備です) その上で、高能率過ぎるホーンシステムなど、パワーアンプの残留ノイズが気になる分だけ、アンプとスピーカーの間でアッテネートしていきます。 なんでもかんでも直結、全開、といったピュア信仰、否定する気はありませんが、行き過ぎると今回のような事故を引き起こしますので、どうぞ思想と嗜好と試行のバランス配慮、お願いいたします。

  • sirasak
  • ベストアンサー率27% (348/1287)
回答No.2

Luxman AS-10アッテネータはトランス式ですか? http://www.auduo-1.com/newgoods/K-L/LUX/AS10/AS10.html 記事が無いので分かりませんが、中にトランスが入っているようには見えないので間違っていたら済みませんが可変抵抗方式では? すでに回答あるように約30倍もアンプに過大な負担をさせるのは良い方法ではないのでアンプ側で音量を下げるのが良いと思います。 トランスで減衰させるアッテネーターではアンプ側のインピーダンスが高くなり、アンプの負担が軽くなるので問題ないはずです。 私見です、参考まで。

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.1

こんにちは。 トランス方式のアッテネーターは、一般に直流抵抗が交流インピーダンスに比較して低いのが特徴です。 通常はLCネットワークを経由して使われますので、直流抵抗が低いことは問題になりません。マルチアンプ方式の時には誤用となる使い方です。 Mcintosh MC2250がトランス式のアンプだから曲がりなりにも使用(もちろん推薦できない使用法に違いは無い)できたのですが、純粋な直流結合ソリッドステートアンプであれば、このような使用法だと直流過負荷で即故障でしょう。 マルチアンプでも、使用帯域が800Hz以上なら、それより1~2オクターブ下の6dB/octハイパスネットワーク(コンデンサー)で直流カットすればトランス方式(他方式でも)のアッテネーターが使用可能になります。 -15dBのアッテネートは、電力をおよそ1/32程度通過させ、31/32をアッテネータが消費するという計算になります。 Mcintosh MC2250の最大出力が250Wですので、最大出力時、約8Wがホーンドライバへ 約242Wがアッテネータで消費される、ということですね。スピーカー供給への30倍がアッテネータで消費されると考えれば良いでしょう。 もちろん、AS-10の定格を軽くオーバーします。 AS-10の内部は間違いなくトーストされていると思います。 (他で見る100Wクラスのトランス式アッテネーターに比べて小さいですので、熱処理的にも不利な筈です。) 以上2点で右側のAS-10で絶縁破壊が起こり、右側のインピーダンスがアンプから見て低くなっていると推察します。 それがアンプへの過負荷(レベルメーターは入力側の音声電圧・リミットランプは出力電流を検出していると思われます。他のアンプで一般的にも。)になってアンプが故障した。というストーリーが普通に提示できます。 どちらのアッテネータも、使用を止める事を推薦します。 それにしても-15dBのアッテネートは異常ですね。よほどアンプの特性が悪いのか、オーディオマニアに有りがちですが、変な都市伝説に惑わされてレベルセッティングをないがしろにしているか、どちらかでしょう。 パワーアンプレベルセッティングの基本は、 1.プリアンプの残留ノイズの確認 2.パワーアンプレベル設定(ノイズ合わせ) の2ステップです。 プリアンプの残留ノイズを確認するために、ミスマッチを承知でパワーアンプのボリューム全開にします(全開にしなくてもプリアンプの残留ノイズが聞こえてれば良いのですけど)。この時に聞こえているノイズはパワーアンプに入力されたノイズ(プリアンプ側のノイズ)です。 次にパワーアンプのボリュームをノイズが聞こえない、もしくはボリュームに連動してノイズが減らなくなるレベルまで下げます(これを、ノイズ合わせ、と言います)。この時、聞こえるノイズがあれば、それがパワーアンプの残留ノイズです。 かなりのオーディオマニアが、このノイズ合わせをやらないで、もったいなくもアンプの能力を発揮させない状態で使用しているようです。 このあたりも、ご点検ください。

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