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西ヨーロッパについて・・・
日本からの旅行者が多いのは何故だと思いますか? あと、日本への旅行者は少ないと思いません???
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- QuiQuiQuiRin
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#1の方が仰るように、日本からの渡航先として、西ヨーロッパは必ずしも上位ではありません。 ハワイ、東アジア、東南アジアなどの方が上位を占めております。 理由は、「遠いから」、「高いから」などでしょう。 短い休みしかとれない日本人にとって、前後2日は無駄にするヨーロッパはやはり遠い地域です。 さて、とは言え、ヨーロッパに行く人は多いですよね。 日本の場合、ほぼ全ての地域で「出超」となっています。 つまり、そこへ行く日本人の数と、そこからくる外国人では前者の方が多いということです。 私が考える理由は以下の通りです。 1.政策 平成15年より、小泉内閣では「観光立国」としての日本を推し進める行動計画を策定しています。 しかしこれまで、日本はほとんど海外からの旅行客の誘致はしてこなかったのが現実です。 一方、フランス(確か世界で一番観光客を集めている国であったような記憶があります)などでは、観光客の誘致に毎年多くの国費を投じていると聞きます。 俗に「観光立国」と言われる国は、「観光省」のようなものがあったり、諸外国に「政府観光局」を作っていますが、日本の政府観光局に当たる国際観光振興機構(JNTO)は甚だお粗末な機関であると感じています。 2.日本の物価 旅行客が過ごすのに、日本は諸外国(先進国)比、決して物価は高くないとの実感があるのですが、ヨーロッパで聞いた日本のイメージは「高くていけない」でした。 実際にはレストランも宿泊施設も公共交通機関も、安く上げようと思えばヨーロッパに全く遜色ないどころか、場合によっては安くつくと思うのですが。 こういう誤解も、本来政府が払拭してくれれば良いのですが.... 3.地理的要因 やはり遠いですね。 日本から見れば、とにかくヨーロッパのどこかに降り立てば、時間さえ許せば陸路で多くの国を効率よく回れます。 苦労して出向けば、多くの果実が得られるわけです。 一方日本の場合、わざわざ極東にまで足を運んでも、ヨーロッパのように「ついでに中国、韓国、香港、シンガポール、タイ」なんて行きだしたら、それこそ「大旅行」になってしまいます。 4.観光資源 翻って、日本単体で集客できるか、と言えば、それほど魅力がないというのが実態でしょう。 一度聞いたことがあるのは、日本で一番有力な観光資源は、神社仏閣、町並みではなく、富士山と秋葉原なのだとか。 我が家にホームステイしたオーストラリア人夫婦に、わずかな自由時間でどこに行きたいかと聞いたところ、「ディズニーランド」と「トヨタの工場」でした。 日本人はとかく、「京都を見てきてごらんよ」とか自然の景観を見せたがったりしますが、外国の人が日本の何に惹かれているのか、ちゃんと調べてみる必要があるかもしれません。 もしかしたら意外な観光資源が眠っているかもしれません。 日本には、世界から人を集めるだけのものが未開発なのだと思います。 5.景観。 1にも関連しますが、日本の街って、なんと魅力がないなぁ、と海外旅行から帰ってくるたびに思います。 同じ感覚は、中国沿岸部の都市や韓国、その他最近工業化が著しい国に多く感じられます。 ドイツでは、「ロマンチック街道」として観光資源を守るために、建築物のレギュレーションが事細かに決められているとのことです。 アンダルシアやギリシャの白壁の町並み、スイスの山村は、「ただなんとなくキレイに残っている」というものではなく、近代化の中で、厳しい管理のもとにメンテナンスしてきた賜物であるわけです。 長々と書いてきましたが、海外旅行を趣味とする人間として、いつも歯がゆく思ってきたことですので、思わず書きなぐってしまいました。
- 参考URL:
- http://www.jnto.go.jp/
- SteveStrawb
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日本からの旅行者が多いとは言えません。 ヨーロッパへよりは、オーストラリアや、ハワイを含めたアメリカへの旅行者が多いとの統計結果も発表されています。 日本への旅行者は少ないというのは、単に遠すぎるからでしょう。