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天下りが必要とされている理由

天下りが必要とされている理由は「キャリア制度を維持するためだ」ということを聞いたことがありますが、それってどういうことですか?簡単に説明して下さい。

noname#220292
noname#220292

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 簡単に、ですね。  今の正式名称はともかく、俗に「国家公務員上級試験」合格組は、「○○年入庁組」として競争をスタートします。  年次が進むにつれて自然と、優劣が出てきます。  能力の有無だけではなく、運不運、政治家たちとのコネクション、結婚相手の人脈、などなどを加味しての競争であり、優劣です(だから無能な人物が銀行局長になるケースも出現する)。  入庁以来長らく本命と思われていた官僚が、たまたま4年先輩の次官様が(問題解決までと任期が過ぎても)居座ってしまったために就任をスルーされ、彼の後輩が事務次官になってしまい、彼は次官になれずに退職した、なんてケースもあります。運は大事。  それはともかく、競争の負けた人にはドンドン脱落・転職してもらい、ある年次の入庁組の誰かが事務次官になった時、同期や上の期の入庁組はゼロにしてしまう仕組みが、いわゆる「キャリア制」です。  『だって、上の年次の入庁組(先輩)や、同期が部下にいたら、新事務次官としてはとても仕事がやりにくいでしょ』という説明がホントに行われています。  なんと官僚愛に充ち満ちた官僚たちでしょうか。心遣い、思いやりとはこの事か、と万人が感動の涙を流さざるをえないほどにすばらしく事務次官思いの制度なのです。(相撲取りや囲碁・将棋の棋士などはどうなるのか、と思わないでもないが)。  『となると、脱落していく人に勤務先をせわしないと、「辞めたくない」と言う人が出るじゃないですか』(と官僚が言う)。  本人から断固として辞職を拒否されたら、よほど重大な法律にでも反しないかぎり解雇はできないのが日本の公務員制度。  『それで、特定の分野に詳しい人を探している半官半民企業や民間企業に、(競争に負けた人たち:無能というわけではない:を)紹介するのです』  『専門家を欲しがっている組織に、欲しがられるだけの能力ある人を紹介する。ウインウインの関係で、八方が満足。それを天下りとか言う人たちの考えが間違っているのです』

noname#220292
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  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9578)
回答No.5

241sgr さん、こんばんは。 公務員試験に合格するのは各省20人、彼らが約25年くらいで省内の課長級ポストを歴任します。つまり、この2年後からポストがもっと少なくなっていきます。しかし、実際の定年て60歳ですから、あと15年は勤務できるわけです。つまり、東大法学部を卒業して高級公務員になっても、最低45歳で官庁でのポストを追い出されるわけです。それって高級公務員を目指す学生にとってデメリットの最たるものでしょう。だから、各省の官房長にその業務を与え、各省の外郭団体やその他の財団法人に籍を移してもらって、15年分のお仕事を与えて、お給料から退職金と公務員の時代の身分特権を準じた待遇を付与するようにお世話をさせているのです。

noname#220292
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  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17765)
回答No.4

もう一つの問題は、官僚が自分の天下り先を自分で作ってしまうこと。 外郭団体とか言うのもその一つかもしれません。 事業仕分けが話題になった時に、事業実態のない天下り団体というのが挙げられていたと思いますが、天下り官僚が別の天下り先へ行く時に数カ月程度の在職期間なのに退職金を数千万もらってから…「渡り」をする。その退職金は全て税金が元。 自分の収入を確保するためだけに天下りを悪用する人がいるのも事実なんでしょう。 そういう人がいるから「天下り」は悪だと言われてしまうんです。 また、上場企業の中には、省庁とのパイプを確保するために天下りを受け入れたりしています。 省庁との繋がりができれば、公共事業の入札で有利になる側面もあります。 公共事業入札の裏側を知っている人がいるだけでそれだけでも有利ですからね。 つまり、最初の意義はだいぶ薄れてきて、随分薄汚い制度になっているのが現状かと思います。 で、自浄作用が働かない仕組みになっているのもまた事実・・・

noname#220292
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  • okhenta
  • ベストアンサー率10% (82/773)
回答No.3

2の方の更に 天下りした先輩の会社に馬鹿高い無駄な仕事を沢山発注しとけば 発注した後輩もまた超高給で天下りさせて貰える

noname#220292
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  • fjdksla
  • ベストアンサー率26% (1812/6770)
回答No.2

回答1の方の言う通り・・・なので必要なのですが・・・ 必要な能力の人を入社させて仕事をする・・・のなら問題ないです。 問題は、能力の無い人も就職させるのです。 能力が無くても・・・「止めた人」=「先輩」ですので・・・ 先輩が「うちの会社に仕事をくれ!」って言うと 後輩の官僚は仕事を作って出します。 って事で、後輩キャリアに顔の聞く先輩を天下りさせる。 と言う事で、企業側も必要としているのです。 ただ、発注されるその仕事は税金で支払われるので・・・ 簡単な仕事を高額な料金で発注されます。 と言う事で、税金の無駄使いが問題になります。 回答1の方の回答までなら、問題ないのですが・・・

noname#220292
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