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フランスとの協定によってアラブ独立が認められたが、ダマスカス、ホムス、ハマ、アレッポは除外された
- フランスがアラブ独立を認めたシャーキーズ・ピコ協定は、フランスとイギリス政府の間で署名されたもので、フランスとイギリスがA地域とB地域を含む独立したアラブ国家またはアラブ連邦を支持することを合意したものである。
- フランスは、ダマスカス、ホムス、ハマ、アレッポを除き、合意による青色ゾーンの直接支配からこれらの都市を除外した。
- フランスは「独立したアラブ国家またはアラブ連邦」を支持するとしたが、これはヘジャズ王国を意味せず、シリアへの信託統治が約束された場合でもアラブ国家または連邦との合意に従うとした。
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以下のとおりお答えします。 アラブ国家の独立問題における、英仏間の対立(骨肉の争い?)を述べています。 >The Sykes-Picot agreement, where France recognised Arab independence, had been signed after the letter to King Hussein: "It is accordingly understood between the French and British Governments... that France and Great Britain are prepared to recognise and uphold an independent Arab State or Confederation of Arab States in the areas A. and B. marked on the annexed map under the suzerainty of an Arab Chief." ⇒フランスがアラブ独立を認めたサイクス-ピコ協定は、以下のようなフセイン王宛の手紙の後で署名された。すなわち、「フランスおよびイギリスとしては、アラブ首長の宗主権の下で、添付地図に記録された地域A.とB.に独立アラブ国家またはアラブ諸国連合を認めて、支援する用意ができています…という内容に応じて、フランス政府とイギリス政府の間でそれ(協定)が了解されています。」 >Hence France, argued the British, by signing practically recognised the British agreement with King Hussein, thus excluding Damascus, Homs, Hama, and Aleppo from the blue zone of direct French administration in the map attached to the agreement showed that these cities were included in an independent Arab State. ⇒それゆえ、フランスは(協定に)署名をしたことによって、フセイン王との英国の契約を実際上認めたことになり、かくして、協定書に添付された地図でフランスの直接管理の青色地帯からダマスカス、ホムス、ハマ、アレッポが除かれ、これらの都市は独立アラブ国家に含まれることを示している、と英国人は主張したのである。 >Pichon said France could not be bound by what was for them an unknown agreement and had undertaken to uphold "an independent Arab State or Confederation of Arab States", but this did not mean the Kingdom of Hejaz and if they were promised a mandate for Syria, it would only act in agreement with the Arab State or Confederation of States. ⇒ピションは、フランスにとって未知の合意協定であったものによって束縛されることはありえないと言い、「独立アラブ国家またはアラブ諸国連合」を支持するけれども、これはヘジャズ王国を意味するものではなかったし、もし彼ら(フランス人)がシリアのための委任を約束されているとしても、それはアラブ国家やアラブ諸国連合と一致して実行するだけであることを(フランスは)請合っていたのだ、と語った。
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