大腸菌群数の低減方法

このQ&Aのポイント
  • 大腸菌群数を低減させるための検証実験方法を考える
  • 次亜塩素酸ナトリウムの注入率を上げる方法を検討
  • 接触時間を延ばす方法を模索
回答を見る
  • ベストアンサー

大腸菌群数の低減方法

自分が勤める下水処理センター(標準活性汚泥法)から河川に流す放流水の大腸菌群数が 月によって多少変動があるものの、それなりに存在しています。 (1日のコンポジットサンプルによる試験結果より) そこで 今年1年を使って大腸菌群数を低減させる為に検証実験を色々やる予定です。 そのために色々と検証計画を思案していますが 最初に思いついた方法は 次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素)の注入率を上げるって方法があります。 それ以外の方法も検討して 検証実験を行いたいのですがどんな方法があるのでしょうか? 接触時間を延ばすという方法も検討したのですが 自分のいる下水処理センターは 最終沈殿池出口水(高級処理水)が塩素混和池で次亜塩素に接触時間は1,2分程度、そこには攪拌機はありません。 しかし、攪拌機を付けるのも現状難しい状況です。 また接触時間を延ばす方法も特に思いつきません。 そこで1年がかりで現存する施設や設備を用いて 色々と検証実験を行いたいと思い、大腸菌群数の低減方法を思案しています。

  • KA1ITO
  • お礼率81% (118/144)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

最後に殺菌するだけでいいならば、次亜塩素酸で殺菌せずとも、加熱殺菌でも、UV照射殺菌でもいいから、事前に「生きている細菌数」を減らす策を取る。 活性汚泥の中の微生物が一生懸命に油とかの有機物を食べて沈殿してくれている、その上澄み液に活性汚泥の微生物のほか、大腸菌類も漂ったままで最後の沈澱池に向かうわけですから、 活性汚泥は沈殿して再復活できるように一部は上流に戻ってもらうように回収が終わった後で、上澄みの部分にいる微生物は大腸菌類だろうか活性汚泥だろうが、殺菌して単なる有機物になってもらう、というステップを組み込むしかないかと思います。

KA1ITO
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 >事前に「生きている細菌数」を減らす策を取る。 なるほど、それは一つの手ですね。 当下水処理センターでは脱臭層の排水を最初沈殿池の入口に送ってます。 実は放流水での大腸菌群数が増え始めたのは脱臭層を設置した頃からです。 ひょっとしらそれが原因ではないかと思い始めました。 脱臭層の排水って大腸菌群数の増加にどう関係があるのかは不明ですがね >加熱殺菌でも、UV照射殺菌 新しい施設等を設置する事ですか? 質問項目にも書きましたが、現存する施設や設備を用いてやらなくてもいけないです。 >一部は上流に戻ってもらうよう これは返送汚泥の事ですよね >上澄みの部分にいる微生物は大腸菌類だろうか活性汚泥だろうが >殺菌して単なる有機物になってもらう、というステップを組み込むしかないかと思います。 これは 当下水処理センターでいう、塩素混和池の次亜塩素注入率を上げるしかないって事ですか?

関連するQ&A

  • 大腸菌群の殺菌方法

    大腸菌群の殺菌方法として、効果的な方法を探しています。 アルコール、次亜塩素酸ナトリウム、除菌剤、加熱処理・・・ わかる方いらっしゃいましたら、教えてください。 すみませんがよろしくおねがいいたします。

  • 大腸菌群の基準値

    はじめまして!今日はお聞きしたいことがあってメールしました。 私は細菌検査をしているんですが鶏もも肉をEC培地を使って検査した場合白濁して陽性を示してしまいます。 食品衛生法などでは原料肉といったものの検査基準ははっきりと定められていません。お聞きしたいことと言うのは、鶏肉など生の原料肉を扱っている会社ではどういった基準で検査しているのですか? 大腸菌群数衣くらいかとかという基準を作られているのなら教えてください。毎日、大腸菌群の数をカウントしてデータを取っていますがまだまだ 基準を作るには時間がかかりそうなので参考までにアドバイスお願いします。

  • 下水処理水の大腸菌数基準に関する下記の疑問

     前回回答が付かなかったのでカテゴリーを変えて再投稿致します。  下水処理水の放流に関する衛生面での基準の一つとして、「放流水1立方センチメートルあたりに含まれる大腸菌群に属する細菌数が3000個以下」というものがあります。  そして、将来的にはこの基準における「大腸菌群数3000個以下」の部分を「『大腸菌“群”数3000個』に相当する大腸菌数以下」に変更すべきではないかとする動きもあるそうです。  何故このような基準が設けられているのかについて疑問があるのでここに質問させて頂きます。  自分なりに調べてみましたところ、地方共同法人日本下水道事業団技術開発部が配信しているメールマガジン「いまさら訊けない下水道講座 4」( 2005年9月5日配信 №44号) 【参考URL】  https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/im/pdf/i4.pdf において 「『ある環境中の大腸菌群数が人間への危険性が無視できる程度であれば、その他の病原性微生物による危険性もそれ以下』であると考えられることから、それら病原性微生物の指標として適当だからです。」 という記述を見つけました。  しかし、大腸菌は大腸内の環境に特化して適応した細菌であるため人体外の自然環境中では他の微生物との生存競争に負けてしまうので、体外環境中では絶滅してしまう種が殆どです。  その事は、先述の「いまさら訊けない下水道講座 4」においても「その高い栄養要求性等から通常糞便が存在する環境でなければ増殖できません」と記されています。(生物は自然死や事故、他の生物からの攻撃等々によって死ぬ個体の累積数が時間の経過と共に増え続けますから増殖出来なければ絶滅するだけです)  要するに体外環境中において大腸菌は他の多くの微生物と比べ非常に絶滅しやすい訳です。  一方、大腸菌以外の微生物は大腸菌よりも体外環境に適応したものが大部分であり、それらの中には(ウェルシュ菌やセレウス菌などのように)病原性があるものもある程度の割合で存在していますから、例え大腸菌数が0であった場合であっても糞便由来の大腸菌以外の病原性細菌や細菌以外の病原体が生き残っているおそれは十分考えられるのではないかと思います。  大腸菌専用の培地で培養を試みた際に大腸菌のコロニーが生じなかったからと言って、ノロウイルスのようなウイルスや有鉤条虫卵のような寄生虫の類が存在していないとは言えないはずです。  つまり「大腸菌の検出数が基準値以上」である事は「滅菌が明らかに不十分」である事の証にはなりますが、だからと言ってそれは「大腸菌の検出数が基準値未満」である事が「滅菌が十分」である事の証になる事を意味するものではないわけです。  下水処理後の水が放流しても安全である事を保障するためには、「『滅菌が不十分である』と確実に分かっているわけではない」(単に証拠が見つかっていないだけで「不十分」である可能性も否定出来ない)というだけでは不十分で、「滅菌が十分である事」即ち「放流水の中に病原体が含まれている事による危険が十分低い事」が保障されていなければならない筈です。  それにもかかわらず「『ある環境中の大腸菌群数が人間への危険性が無視できる程度であれば、その他の病原性微生物による危険性もそれ以下』であると考えられる」とされ、それを根拠に大腸菌が「それら病原性微生物の指標として適当」で、下水処理場の放流水中の大腸菌密度が基準値以下であれば衛生上問題が無いとされているのは何故なのでしょうか?  尚、私が知りたい事はあくまで「規則の一つとして大腸菌(群)数を指標に用いる事にした理由・根拠」ですので、「規則でそう決められているから」といった類の回答は御遠慮願います。

  • COD低減について

    オゾンを利用してCOD低減の実験をしています。 いま、エチレングリコール含有水での実験を行っていますが、芳しくありません。 COD標準液で使用するD-グルコース含有水と比較して5倍以上の処理時間がかかります。(もちろん同程度のCOD濃度・水量で) グルコースとエチレングリコール構造は似たようなものなのに、どうしてこれほどまでに差が出るのでしょうか?

  • シアン化カリウムの分解

    シアン化カリウムの処理方法について、調べた文献に「水に溶解し、過剰の次亜塩素酸ナトリウムまたはカルシウム水溶液中に少量ずつ加え、しばらくかくはん後、シアン化物イオンのないことを確認して亜硫酸塩を加え過剰の次亜塩素酸を分解して破棄する」とありました。この方法だとシアン化カリウムはどこまで分解(例えば二酸化炭素と窒素まで分解されるとか…)されるのでしょうか?反応式などで教えてください。

  • 大腸菌群検査について○市販品のデオキシコレート寒天培地○

    来週から初めて大腸菌群を測定することになりました。 対象は、排水です。 ですので、デオキシコール酸塩寒天培地法により、 検査することにしました。 そこで、和光のデオキシコレート寒天培地を今発注しているのですが、これは溶かすだけでいいのでしょうか? 他の使用するものは全て、乾熱滅菌や高圧水蒸気滅菌するのですが、他のHPでは、注意書きで、この培地は滅菌しないとありました。 初めて取り扱う寒天培地ですので、 1L当りの溶かす量、溶かす方法、使用までの最適温度、凝固時間、滅菌の有無など、なんでもいいので、 詳細を教えてください。また、滅菌しないのであれば、その理由も教えてください。 宜しくお願いします。

  • し尿浄化槽の能力

    現在、50人用の分離接触ばっ気式の古い浄化槽を使用しています。使用人員が当初の3倍の150人を常時超えてしまいました。訊くところによりますと、3倍くらいは大丈夫と言われますが、本当でしょうか。また、そうであるとしたら「瞬間」のことであって、「常時」ではないと思いますが、如何でしょうか。汲み取り回数を4ヶ月に1回を、現在は1ヶ月に1回に短縮していますが、下水道につなぐ数ヶ月の間は、この形でしのごうと考えています。BODの数値を上げないために、応急的な方法がありましたら、お教え願います。大腸菌群数については、塩素剤の投入でクリアできています。よろしくお願いします。

  • マイクロピペットの洗浄方法

    マイクロピペットをクリーンベンチで使用する予定なのですが、洗浄方法を教えて頂けないでしょうか?使用しているのはギルソンです。 分解して次亜塩素酸溶液か70%エタノールに浸漬しようかと思ったのですが、浸漬時間はどれくらいが良いのか、次亜塩素酸の場合は何%溶液が良いのか、またはこの方法以外に良い方法があるのかも、と困っています。 よろしくお願いします。

  • 次亜塩素酸ソーダによるステンレスの腐食

    人から相談を受けていることなのですが、ここで相談させてください。 井水の殺菌に次亜塩素酸ソーダを用いているのですが、発生したガスによってステンレスが錆びだらけになってしまいます。 ガスは何も処理していないわけではなく、小さなスクラバーでチオ硫酸ナトリウムとNaOHに接触させて処理を行っています。排気口付近はきつい塩素臭がたちこめており、ステンレスが錆びています。水にその周辺の空気をポンプを用いて接触させるとpH2くらいになります。 質問は (1)次亜塩素酸ソーダを投入した水中から発生するガスはどのような形態なのでしょうか。HClO、Cl2? (2)正直、スクラバーの効果があまり感じられないのですが、チオ硫酸ナトリウムとNaOHによってこのガスを処理できるのでしょうか? (3)ガスをきれいにするため、さらに処理を行うとしたらどのようなことをすれば良いのでしょうか? これだけ読んで、何かわかった方がいらっしゃいましたら、是非コメントください。

  • 次亜塩素酸ナトリウム溶液をNa2S2O3規定液で濃度を決定する方法

    市販の6%次亜塩素酸ナトリウム溶液を0.05mol-Na2S2O3規定液で濃度を決定する実験方法を教えてください。よろしくお願いします。