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ラジオの修理
どのようなのを準備しておけば部品交換して修理できるようになりますか 道具とか発見する為の検出測定器とかは何必要なのですか 故障したら手順とかを調べる方法は存在しているのでしょうか 参考となる実用書籍はあるのでしょうか 新しいの買ったほうがお得というような回答は目的が違うのでご遠慮してください 宜しくお願いします。
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- Higurashi777
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最近のデジタルチューニングのラジオの場合、多くは専用のLSIが使用されています。 このLSIが大体ほとんどの仕事をしてしまいますので、故障=LSIの交換が必要になります。 これらのLSIは大体表面実装で、しかもピンピッチが狭いですから一般レベルでの交換はまず不可能です。 また、専用部品となりますのでこのLSI自体が一般市場に流通する可能性はかなり低く、実質的に個人レベルでの入手は不可能と思った方が良いでしょう。 ということで、「最近のデジタルチューニングラジオ」であれば個人レベルでの部品交換/修理は実質的に不可能です。 昔のアナログチューニングのラジオの場合ですが、 ・そのラジオの回路図 ・各種工具(はんだごて、はんだ除去装置等やドライバ、ペンチ、ニッパー等の電工工具) ・オシロスコープ は道具立てとして最低限必要でしょう。 また、それとは別に電子回路の各種知識(この回路はいったいどういう目的で使われるのか、また、正常に動作している際に、入力信号に対する出力信号の期待値がどのようなものか)が必要となります。 少なくとも下記webに記載されているような内容が十分理解できている必要があります。 http://language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20140618/ElectronicCircuitTheoryPDFLectureNotes 手順自体は簡単です。 入力信号から出力信号までを回路図で追っかけていって、期待値通りの出力が出力されていない箇所を探すだけです。 また、メーカーによってはサービスマニュアルが存在している場合もあります。 これが入手できれば、ものによっては「故障箇所の診断方法」「部品の交換方法」等が記載されている場合もありますので、可能な限り「回路図」と「サービスマニュアル」が入手できるよう手を尽くす必要があります。 いずれにせよ、このような質問をされるということはかなり敷居が高いかと思われます。 まずは上記リンクをじっくり読んで、ご自分で対応可能かどうかを検討されることをお勧めします。 以上、ご参考まで。
- FEX2053
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古くて修理が可能なラジオ(真空管式だとか)を前提にお答え しますと。 1.ドライバー、ラジオペンチ、ニッパーなどの基本工具 特にドライバーは、磁力でねじが付く各種サイズのプラスと マイナスがあると吉。 2.テスター。基本的に図るのは導通だけ(電圧電流がわかって も、回路図を読みこなす力がないと意味がないので)なので、 あまり高級なものは不要。 3.ハンダコテとハンダ。ワイヤーの断線が原因の場合が多い ので、配線のやり替えが必要な場合に使う。なお、ハンダコテ は、容量が小さいほうが部品を熱で壊さないので吉。 4.金属製の洗濯バサミ。はんだ付けの間に部品を放熱するのに 使用。秋葉原の電気街に行けば専用の放熱はさみがあるかも。 修理は、回路を追いかけて「導通をチェック」することから始ま ります。回路上導通があるべきところにあり、あってはならない ところにないことを十分にチェックします(当然、部品配置から 回路を確定するスキルは必要です)。 導通に問題がなければ、電解コンデンサの状態(よく容量抜けを 起こします)、抵抗の焼けなどをチェックし、電源を入れても 煙などが出てなければ、所定の電圧が出ているかをチェックですね。 電圧についても「所定の電圧がどの程度か」を見極めるスキルが 必要です。真空管ラジオに慣れた人なら、トランスの表示や真空管 の型式である程度は分かるんですけど・・・。 ちなみに、トランジスタの時代になると、部品が小さいので 基板上の回路を読めるスキルがないと、どこが壊れているかを 確かめるすべがないですよ。 あと、当然のことながら「基盤専用のハンダ」で部品を載せ ているだけの場合もあり、そういう時は基盤ごと交換しないと 修理は不能です。
お礼
金属製の洗濯バサミ教えていただき ありがとうございます。
お礼
じっくりと読んでみたい ありがとうございます。