認知(行動)療法とは?

このQ&Aのポイント
  • 認知行動療法とは、精神科で行われる治療の一つです。患者は健康な人々が日常的に用いる方略や技能を学び直し、認識様式を変えることで不快や苦痛を軽減し、より順応できるようになります。
  • 認知療法は大きな出来事だけでなく、日常生活の体験や考え方に焦点を当て、自己の感受性や思考を見直す方法です。思い込みや現実のギャップに気づき、考え方を変えることでより健康的な心の状態を目指します。
  • 認知療法では、問題に直面した時に感じることや考えることを客観的に検討し、それが正しいかどうかを判断します。誤った考え方を修正することで、より適切な認識や行動を促すのが目的です。
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認知(行動)療法とはなんですか?

精神科通院歴20年以上になります。 以前から耳にしていた「認知行動療法」というものがどういうものなのか、幾つかの関連サイトを覗いてみましたがさっぱりわかりません。 例えば http://jact.umin.jp/introduction.shtml (日本認知療法学会) には、 「患者は,健康な人々が日常の中で用いる方略や技能を,治療の過程で再び学習することとなります.常識(コモンセンス)の視点と方法が応用できる治療法,それが認知療法なのです.」 と、書いてありますが、わかりません。 http://ninti-ryouhou.com/shikou-kiroku.html  またここには 「認知療法とは大きな出来事だけでなく、日常生活の何気ない体験の中で自分の考え方、気分、身体状態を見極める方法を見出していくことです。 そのためにはまず自分が思い悩んでいる事柄や気分、人間関係の基盤となっている考え方に変化をもたらす方法を学んでいくことです。 思い込みや現実のギャップを認識して、ものの見方や考え方を変えていくという訓練なのです。」 わたしが考えるのは、自分にとって、「不快」「苦痛」に感じる「感受性」や「思考」を「矯正」して、快適、とは言わないまでも、順応できるくらいのレベルに認識様式を変えると理解できます。 またよく目にする、「感じ方・考え方の歪み」というのはどういう意味か分かりません。 そもそも人間に「歪んだ見方」「正しい見方」というものがあるのでしょうか? 例えば「杞憂」という言葉があります。中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」の故事ですが、さすがに空が落ちてくることはないにしても、それに近いこと(天変地異、大災害)を憂う人を嗤える人がいるでしょうか。。。 先ほどのサイトからもう一か所 「問題に直面した時にどんなことを感じたか、どんな考えを抱いたかを思い出して、その考えが正しいかどうかを検討します。あらゆる角度から物事を捉え直していく作業です。」 「その考えが正しいかどうかを検討する」。。。 では、どのような場合に、その人のその考え方は「誤り」だとするのでしょうか? その場合の「グリニッジ標準時」はなんですか?

noname#226970
noname#226970

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.2

うつ病の例ですが、参考になりませんか? NHK クローズアップ現代の動画です。 http://www.dailymotion.com/video/xn9syk

noname#226970
質問者

お礼

クローズアップ現代のビデオ、全編、拝見しました。正直わたしにはまだ理解できないところがありますが、この治療法が早く一般に普及することを望みます。 ただ気になる点が一点、この番組では、解説者が自分の思いを言葉にすること、文字にすることで自分を客観視できると云っていましたが、 以前、町沢静夫という医師にかかっていたときに、「あなたは言葉が巧みだからカウンセリングは無意味」と言われたことを思い出しました。 あらためて、どうもありがとうございました。

noname#226970
質問者

補足

広い意味でのカウンセリングの普及の必要性、効果は認めつつ、患者軽視による日本の精神医療の遅れを憤りつつ、認知行動療法に関しては、やはり「自己欺瞞」だろうという認識が払拭できません。

その他の回答 (1)

  • smtvqr5u
  • ベストアンサー率37% (6/16)
回答No.1

私のつたない知識でお答えします。簡単にいうと、認知とは鏡に自分の姿を写す事です。そしてその鏡がゆがんでいるため、自分とは関係のない事まで、自分の責任だと思い込んだり、新聞記事で交通死亡事故の記事をみて、なんで自分じゃなかったんだろうと思ったり、もう死ぬしかないと思ったりする考え方の癖が折り紙の折り目のように、脳にできてしまいます。そこで、私は、私のことを正確に評価できない癖があるということを踏まえて、その癖を、いやちょっと待てよ、それは本当に解決なのか?それしかないのか?ということを考えるようにしたりして、鏡のゆがみをできるだけ、生きやすい方に曲げて、行動して実感することによって、自分の自己像をより、生きやすくする療法だと僕は思っています。

noname#226970
質問者

お礼

はじめまして。 早速のお返事をありがとうございます。 お答えが、ちょっと難解で、理解が及ばないところがあります。 ただ、たしかにわたしはわたしのことを理解できません。けれども、 今目の前の現象が「不快」であるとか「苦痛」であるとか「醜悪」であるということは、理屈ではなく、感覚として感じています。 無論人の「好悪」というものもその人の「癖」でしょう。 でも癖は一方で「個性」であり「その人であること」でもあるとおもうのです。 もちろん。もちろん、「生きやすく」なれるに越したことはありません。 わたしも生きやすくなりたいと願います。 けれども、「偽の認識偽の知覚」を用いてまで生きやすくなることに抵抗があります。 下らない質問にお付き合いくださり、ありがとうございました。

noname#226970
質問者

補足

なんだか屁理屈を言っているような「お礼」になって、ご不快でしたら、お詫びします。といって、この質問を「哲学」とか「心理学」のような「学問」のカテゴリーに投稿しても、わたしにはいただいた(として)その回答はきっとまるで理解できないでしょう。 親切なお答えに改めて感謝します。

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