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邦画作品がベルリン・カンヌで高い評価を得るのは何故?
邦画作品がベルリン・カンヌ系の映画祭で高い評価を得られていますが、アカデミー賞での評価に比べるとあまりにも偏った高評価を得ていると思うんですが、なんででしょう?。
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こんばんは。 確かにそう思います。個人的な見解ですが、日本映画がどちらかというとアメリカ映画より、フランス映画の作りに似ているからじゃないですか? さも、評論家・映画通といわれる人達に受けるような、それでいて実はあまり深い意味のないシーンを盛り込んだ作り方が。アメリカ映画のようにシンプルな、薄っぺらい作りじゃないぞ、といいたげなところが…。 以前、「黒い雨」がグランプリ確実と言う前評判だったのに取れなかったのは、審査員達の中の原子力産業関係者の不興を蒙ったから、と言う話。 映画自体の良し悪しの評価がされない映画祭だと思う。
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- tomikou0000
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No.3です。 先日、モスクワ映画祭で賞を取った「ホテルビーナス」は 英語とロシア語のダブル字幕でしたよ。
- dolcegelato
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#3の方に、 ヨーロッパも吹き替えが主流です。(汗) ドイツもイタリアも吹き替えが多いですよ。(汗) ベルリンにしろカンヌにしろ審査委員長の主観もかなり入ってくる映画祭の気がしなくもありませんが・・・(苦笑) 今年のカンヌはタランティーのでしたし・・・ だからこその「華氏911」の受賞っていうのも考えられたりして・・・ 昨年のベルリンの「千と千尋の神隠し」にしても審査委員長がインドの女性監督でなければ受賞しなかったのでは?といわれていたりもしましたし・・・ 実際観客の評価は今ひとつだったともききましたけど?
- fuchikoma
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私は偏っているのはアカデミー賞の方だと思うのですが。かつてはもっと質が高かったのですけどねえ。 まあ、それでも腐っても鯛というかアカデミー賞。 ヨーロッパとアメリカの選考基準の異なりは既出の通りだと思います。アカデミー賞にもカンヌにも乗らない埋もれた名作もあると思うのですけどねえ。
- disease
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あっちの映画祭は明らかにアメリカ排除の意思と、アカデミーに対抗する気が強く感じられます。 本来アカデミー賞はアメリカの映画を品評する催しだったんですが、いつのまにか世界一の映画祭になってしまいました。 そこでベルリン・カンヌ系は世界の映画を対象にした映画祭にしたわけですが、普通にやるとアメリカの映画が賞を総ざらいしてしまうので、アメリカの映画が高く評価されないのでしょう。 もっとも今年はアメリカ批判の華氏911でしたね。 やはり、アメリカ映画でもアメリカ批判なら高い評価を得られるということですね。 カンヌなどでは日本映画がアメリカ映画に負けずに高く評価されていますが、やはり贔屓があるからでしょうね。 先進国でアメリカを除くと人口が多いのは日本とロシアとフランスくらいです。 ロシアはほとんど映画を作らないので日本の映画にスポットが当たる確率が高くなるんでしょうね。 しかし、最近気になるのは韓国映画の質の上昇ですね。 明らかに日本より良くなってきている気がします。 その内、カンヌなどで日本映画より、韓国映画が注目される日が来るかもしれません。 あと、トリビア的な話になりますが、カンヌ映画祭は最初は町興しから始まった催しなんですよ。 それがあそこまで規模が多くなるとはスゴイですね。 ビートたけしがカンヌに呼ばれた時に言ってましたが、出演者にも最低限のものしか用意してくれず、結構金がかかったと言ってました。 毎年たくさんのマスコミ関係者が大挙して押し寄せ、多額のお金を町に落としていってくれるのでカンヌとしてはオイシイ催しのようですね。
- tomikou0000
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以前から言われていることですが、 アメリカとヨーロッパで、 「映画」というもののとらえ方が違うんです。 主にアメリカでは「エンターテイメント」 ヨーロッパでは「芸術作品」なんです。 なので、エンターテイメント性の低いモノは アメリカでは評価が低くなりがちです。 その点ヨーロッパでは、 社会性や芸術性の高い作品の方が高く評価されます。 あと、アメリカに関しては、 「字幕」というものを拒否する傾向にあるので、 その影響もあるのではないかと思います。 英語圏、特にアメリカの人は、 海外に行くにも語学の心配する人はほとんどいません。 英語がどこでも通じると思っているんです。 だから映画も英語で話しているのが当然で、 字幕を読むという文化がほとんど無いんです。 その点、ヨーロッパは、 フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語… たくさんの言語があるので、字幕で映画を見る文化があるのです。 なので、東洋の字幕映画でもすんなり受け入れられるのでしょう。 ハリウッドに関しては、 審査の方法というのもあるでしょうね。 審査員にユダヤ系の人が多かったから、 「シンドラーのリスト」は賞を獲った、などといわれますから、 日系人が審査員にたくさんいれば、評価は上がるかもしれませんね。
- memoko
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フランスやイタリアは早くから日本のアニメが輸出されていました。 視聴率の良かったヒット作もあります。 子どもの頃から日本の作品で育っていると、日本映画も理解しやすい土壌ができているんだと思います。 逆にアメリカにはほとんど輸出されていませんでした。 最近、やっとポケモンが認められましたが、それまではあまり視聴されない早朝とかのアニメ枠がやっとで、なじみがあるとはいえません。 そういうことも関係しているかと思いますが。