秀吉は何故城攻めが得意なのか？

質問

秀吉と言う男は城攻めの名人として知られていますが
彼が立てた手柄は　殆どが内政と城攻めで野戦はほぼ皆無です

秀吉は何故ここまで極端に城攻めが得意だったのでしょうか？

回答No.2

eroero4649 · ベストアンサー

azukiさんもご存知だと思いますが、彼が信長の目に留まるようになった初期の頃のエピソードで、清州城だったかどこだったかの石垣の補修を誰よりも早く成し遂げたというのがありましたよね。区割りをして担当班を決め、一番仕事が早かった班に褒美を出すという現代のビジネスに通じる合理的なやり方でした。このエピソードで分かるように、秀吉というのは土木工事というか、綿密な計画を立ててそれを実行するという能力に優れていた人でした。
だから各地の城攻めでも、事前の計画性が光りますよね。備中高松城水攻めでは、事前の地形のリサーチと、お得意の土木工事の組み合わせです。鳥取城の飢え殺しでは、相場の倍の金額で兵糧を買い占めるということをしています。また小田原攻めでは、北条方の想像を超える長期滞陣も可能な万全な兵站準備を整えています。どれも「事前の綿密な準備と混乱なく予定通りにスケジュールを実行することがキモ」ですよね。ビル建築や土木建築なんかをやらせたら非常に優れた人だったのですよ。

そういう人でもあるので、戦場で駆け引きをしてここだと思った瞬間に勝負に出るような咄嗟の判断は苦手としていたと思います。元々武士ではないので戦場指揮が得意ではなかったというのもあると思います。
そしてそのことを秀吉自身が自覚していたので、得意な城攻めに持っていくようにしたのでしょう。小牧・長久手の戦いがそうですよね。家康に対して野戦指揮能力が劣っているのが分かっていたので、野戦築城と兵数の多さで徳川軍となるべく野戦にならないようにしていましたよね。そして案の定、長久手で家康に出し抜かれています。この辺は独ソ戦を彷彿とさせますよね。

お礼

ありがとうございます

回答No.1

meido201

木下藤吉郎の時は桶狭間の戦いに足軽として参戦しています。
そして、一夜城を川の中州に作った美濃攻め。
羽柴秀吉の時代は浅井朝倉攻めで姉川の合戦。
その前の戦いでは織田信長を逃がすため殿(しんがり)を務めています。
別に城攻めが得意だったわけではなく、城を囲んでの兵糧攻めが
得意だった。と言われています。
明智光秀を攻略した山崎の合戦も野戦でした。
そして関白になって九州攻めの際は城攻めが多かったように伝えられて
います。

お礼

桶狭間では手柄を立てていません
墨俣は一夜城を築きましたが美濃攻めは不参加

山崎や九州の戦は家臣ではなく大将としての戦いでした