• 締切済み

時空の概念について。

現代物理学の標準理論では、ある3次元空間の中に、運動状態の違う(時間の進み方が異なる)二人の観測者がいる場合、たとえ、両人が、同空間内にいたとしても、それぞれ、別の時空間にいると解釈されているのでしょうか? 各人が、別(異次元)の時空間に存在する場合、その境界線上には、何らかの壁というものがあるのでしょうか??

みんなの回答

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1853/7072)
回答No.8

N0.6ですが 宇宙内で時間を自由に移動できるわけではなく、時間は常に一定方向に流れその中でズレが生じるだけですから4次元ではなく3次元時空と言うのが正しいです。 ローレンツ変換は3次元時空の中での部分的な計算であり、相対性理論に従って計算しないと幅広い物理現象を表わす事はできません。 詳しくはまず非ユークリッド幾何学から学んでください。

回答No.7

相対性理論において、絶対空間(いつも同じメンバーが 同じ環境を感じている)や絶対時間(誰にも同じように 時間が過ぎる)は否定された。 相対運動によって、互いに相手の時間の経過が遅くなる ので、それぞれ異なる時空を感じる事になる。 つまり、相対運動ごとに無限に時空が派生していると言え るのだ。 そうした異なる時空のオーバーラップを可能にする実態を イメージするには、「スリット実験」が分かりやすい。 個別に数えられる電子を1個ずつ、2つの平行なスリットを 通して、向こう側にあるスクリーンに飛ばすと、1個1個の 点の集積は、2本のスリットではなく干渉縞になる。 それが意味するのは、それぞれの電子(スリットのどちらか 一方を通る)が先にスクリーンに消えた電子の後を覚えていて、 共同で干渉縞を描いているか(まさか!)、1個の電子の2つ のスリットを通る可能性同士が干渉しているか、のどちらかだ。 その事は現象的なものだけでなく、ミクロの世界においても、 複数の素粒子の相互作用において、Aの状態からBの状態に なる確率は、AとBをつなぐ複数の現象の可能性を全て足した 値になるという「経路積分」としても現れている。 つまり、存在の本質的実体は確率的にオーバーラップしており、 観察される事によって有限な存在性を生じており、観察者に よってホログラムのように異なる姿を見せるのだ。

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1853/7072)
回答No.6

現代物理学では3次元空間ではなく、3次元時空であるために時間の進み方が異なるなんて事が起きるのです。 それで座標系として、両人が別の時空間にいるのではなく違う座標系で見ていることになるだけです。 そうしてこれらの座標系は互いに変換できますから、同じ3次元時空と言えます。 当然、壁はありません。 異次元であれば、互いに独立し影響を及ぼすことはできませんし観測することもできないことになります。

more621
質問者

補足

3次元時空でなく、4次元時空ですよね。  尚、できれば、かの(ローレンツ)変換について、分かりやすく説明して戴きたいのですが・・・。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8829)
回答No.5

>とは、どういうことでしょうか? 『時空間』・・・時が支配する空間と私は解釈しています。 時間軸は、物差しのようなものです。 あらゆる万物に時間軸が存在し、それぞれの目盛りの切り方が違います。 目盛りの間隔が同じなら、どちらかが「未来」であり「過去」となります。 >仮にも、「現在」に於いて、両人が共存している条件設定もできますよね? その場合、質問者さんと、回答者である私との「時間差」という事になります。 質問者さんとの言葉を交わした時間を例えにしますと、 質問:2015-11-07 15:00:22 回答:2015-11-07 17:59:08 補足:2015-11-07 18:58:18 つまり、私が回答した時に質問は、「過去」であり、 補足された時に私の回答は「過去」です。 言い換えれば、チャット(電話)でもない限り、同じ時間ではなく、同じ時空間とも言えないと思います。 時間枠を1日などにすれば、同じ時空間に存在していますし、お互いがこの質問を通じて「認識」しあっています。 ちょっとシビアな表現でしたかね? 私はそういう風に考えていました。

回答No.4

>たとえ、両人が、同空間内にいたとしても、それぞれ、別の時空間にいると解釈されているのでしょうか? はい。そうです。 とくに二人が数万光年もの距離を離れて存在する場合には、別の時空であることが顕著になります。 >各人が、別(異次元)の時空間に存在する場合、その境界線上には、何らかの壁というものがあるのでしょうか?? はい。あります。 概念はミンコフスキー空間を学習すれば理解できます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E7%A9%BA%E9%96%93

more621
質問者

補足

「はい、そうです」とのことですが、それでは、このユニバースが、マルチバースってことに相成ってしまいますよね? 「はい、あります」とのことですが、それは、あくまでも、代数学的なベクトル空間上での区別であり、実質的に、そんな都合のよい線形上等の何らかの壁など実在するのでしょうか?

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1844/8829)
回答No.3

時空間が違うなら、1次元である時間軸が重ならなければ、お互いを確認することは出来ません。 つまり、常にどちらかが「未来」であり「過去」である事象に変わりはなく、「現在」とならない限り、お互いを認識することは出来ません。 「壁」があるのではなく、時間軸が違うので認識外になってしまうのです。 「壁」という表現は、分りやすくイメージしやすくするための方便です。

more621
質問者

補足

『常にどちらかが「未来」であり「過去」である事象に変わりはなく・・』とは、どういうことでしょうか? 仮にも、「現在」に於いて、両人が共存している条件設定もできますよね? その場合、当の時空間など、どう解釈されるのでしょうか?

  • catpow
  • ベストアンサー率24% (620/2527)
回答No.2

>>両人が、同空間内にいたとしても、それぞれ、別の時空間にいると解釈されているのでしょうか? されていません。 >>別(異次元)の時空間に存在する場合、その境界線上には、何らかの壁というものがあるのでしょうか?? 物理的な壁はないけど、事実上、異次元に行けないから、「超えられない壁がある」という表現でもいいと思います。

noname#211733
noname#211733
回答No.1

誰が異次元について本当の事が回答出来るの? 行った事も無い・・あるかどうかも判らない事なのに・・

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