- 締切済み
何が違う?なぜ違う?
https://www.youtube.com/watch?v=NNyCpnZwTLk ↑こちらの動画についたコメントについてお聞きしたいことがあるのです。 何がどう違うのか教えていただきたく、なにとぞよろしくお願いいたします。 【大切!】お聞きする前に、東京メトロのホ-ムぺ―ジを何度も確認したり、他に似たような質問がないかどうか確認をしたりしたうえでのご質問です。 お聞きしたいのはこの部分。 『浦和美園から赤羽岩淵までは南北線ではなく埼玉高速鉄道の路線です。』について。 なぜ、【東京メトロの車両が走っている区間】【相互乗り入れをしている区間】なのに、『東京メトロの』駅ではなく、『埼玉高速鉄道線の路線です。』ということにこだわるのでしょうか? 同じ東京メトロの車両が走っている相互乗り入れ区間なのに、都営三田線の 白金高輪・白金台・目黒の3駅はなぜか『東京メトロ南北線の駅です。』となっているのです。 あの3駅は都営三田線の駅のはず。(全国地下鉄要覧という本で確認しました。三田線のほうがあの区間を先に開通させた、とのこと。) 赤羽岩淵~浦和美園までの区間と同じ、東京メトロの車両が相互乗り入れをしている、全く同じ状態で、片方は『東京メトロの駅ではなくて、埼玉高速鉄道線の駅』で、片方はちゃんと『東京メトロの駅』となっているのです。 いったい何がどう違うのでしょうか? その例に倣うと、千代田線の代々木上原~唐木田までの区間は 『小田急多摩急行線の駅』になってしまうわけですか? 『相互乗り入れをしている』ということは『どちらの路線も走れる』ということですよね? なのになぜ、なぜ、『東京メトロの駅じゃない』と頑なにこだわるのか分かりません。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- gsmy5
- ベストアンサー率58% (1454/2499)
>赤羽岩淵~浦和美園までの区間と同じ、東京メトロの車両が相互乗り入れをしている、全く同じ状態で、片方は『東京メトロの駅ではなくて、埼玉高速鉄道線の駅』で、片方はちゃんと『東京メトロの駅』となっているのです 質問者様は指摘の2区間が「同じ状態」と思われていますが、それがそもそもの誤解です。 既に他の回答でも触れられていますが、鉄道は線路や土地等の鉄道施設を自己保有しているかどうかで以下の3種類に分類されます。 第1種:自己保有の鉄道施設を用いて鉄道を運営 第2種:他人(第1種又は第3種)保有の鉄道施設を用いて鉄道を運営 第3種:他人(第1種又は第2種)に鉄道を運営させるために鉄道施設を保有(保有するだけで鉄道を運営しない) わかりやすくAというお店があるとします。 第1種の場合は、Aが直接保有している土地家屋で店を営業している状態です。誰が見てもAという店に見えます。 第2種の場合は、aという大家が所有する土地家屋でAという看板を出して、店を営業している状態です。権利関係に詳しい一部の客を除いて1種の店と区別はつきません。 第3種の場合は、単に大家であるというだけですので、Aという店の経営とは無関係です。 目黒側の状態はB商品販売を行うスペースをBの店として営業し、客にもAの店とは別の店があるようにわかる状態です。 で、目黒-白金高輪間は、東京都が第1種即ち、大家であり自己所有の営業です。一方東京メトロは第2種の営業許可を得ています。つまり、東京都が所有すなわち大家であるが、この区間に限り東京メトロの運営として営業できるのです。乗客から見れば、同じ区間が東京都の路線であり、東京メトロの路線でもあるのです。(従って各社の路線図や鉄道事業の報告書等でも自社の路線として案内します。 同じ区間を2者で共用し、しかも所有者がはっきりしているので、この区間は一般には「東京都の駅」と認識されますし、実際に管理しているのも東京都です。 しかし、第2種として東京メトロの路線の駅でもあるので、「東京メトロの駅」ということ自体は間違いではありません。実際この区間内の駅発で南北線方面東京メトロ各駅着の乗車券は「東京メトロのみの乗車券」として運賃計算され発行されます。 駅の実際の管理に関しては「東京都に委託」している形となります。(委託料などの名目で何らかの金銭授受が発生します。) ちなみにこの区間内のみの利用に関しては東京メトロの車両に乗って移動しても「東京都の路線を使用した」形で運賃計算・切符発行することになります。(というより、両者間でそういう約束にしました。) このような事例は非常に珍しく、通常は他の路線が乗り入れるだけという形をとります。 この場合、あくまでもA社とB社に明確に分けられ、どこの車両を利用しようが、A社の区間・駅はA社の駅になります。先の店のたとえで言うと第1種、第2種に関係なく本来Aという店では扱わない商品を扱うBという会社がAの店でBの商品を扱う状態に似ています。Bが店員やレジ・POPなど販売に必要ななものを提供したとしても、客にとってはAという店で買ったことには変わりありません。 赤羽岩淵以遠は埼玉高速鉄道という別法人が所有・営業する区間であり、東京メトロはこの区間では第2種の営業許可を取得していません。 ですので、客がどのような状態で利用したとしてもこの区間の各駅は東京メトロの駅ではありません。 境界駅の赤羽岩淵に限れば東京メトロの駅であり、埼玉高速の駅でもあります。この場合、通常は両者で共有してどちらかに管理を委託します。これを共同使用駅と言い管理を受託した方の駅とみなすことが多いです。しかし、両者の駅であることには違いないので、受託してない方の駅というのも間違いではありません。(というか多くの場合連名で駅名を名乗っています) 目黒側の重複区間は共同使用駅の路線版とも言えます。 本質的疑問である画像の作者が なぜ、『東京メトロの駅じゃない』と頑なにこだわるのか については、その作者でないとわかりませんが、上述のような複雑な事情を知り、詳しく知っていると言いたいのでしょう。南北線の話として目黒-白金高輪間の各駅を紹介する場合、東京メトロの駅として紹介するのは何ら間違いではありませんが、埼玉高速の区間は東京メトロの駅として紹介すると間違いになります。
動画の話はさておき、赤羽岩淵~浦和美園と目黒~白金高輪の違いについて書きます。 以下、「会社名」と「路線名」の違いを意識して読んでください(路線名には最後に「~線」と書いています) 1.赤羽岩淵~浦和美園間 「埼玉高速鉄道」という会社が線路を含めた運行に必要な施設を持ち、埼玉高速鉄道線として運営しています。この区間で乗客が支払ったきっぷ代はすべて埼玉高速鉄道が受取ります。 一方で、この区間を走る電車はそのまま赤羽岩淵から南に向かう「東京メトロ南北線」(列車によっては、さらにその先の「東急目黒線」)まで走ります。このため、車両は「埼玉高速鉄道」の持ち物と「東京地下鉄(東京メトロを経営している会社名)」の持ち物が入り混じることになります。東京地下鉄の持つ車両が埼玉高速鉄道線を走る場合、埼玉高速鉄道は東京地下鉄から車両を借りて走らせています。従って、東京地下鉄の車両がいくら埼玉高速鉄道線でお客を乗せようが、埼玉高速鉄道線でのきっぷの売上は一切東京地下鉄には入ってきません。その代わり、たとえ客が一人もいなくても、埼玉高速鉄道から東京地下鉄に対して車両の借り賃が支払われます。 分類上、この区間では埼玉高速鉄道が「第一種鉄道事業者」(施設を自分でもち、かつ自分で鉄道を運営する会社)で、東京地下鉄は鉄道事業者ではありません(この区間では、いわば「車両リース業」です)。 2.目黒~白金高輪間 この区間の線路や運行施設は基本的には「東京地下鉄(前述の東京メトロの運営会社)」がもっており、「東京メトロ南北線」として電車を走らせています。 その一方で、この区間に関しては「東京都交通局(東京都の組織ですが、ここでは会社だと思ってください)」が線路を借りて、「都営三田線」として電車を走らせています。 このため、この区間で乗客が切符を購入した場合、その収入は「東京地下鉄」と「東京都交通局」に一定のルールで分けられます。1の例と違い、東京都交通局もこの区間できっぷの収入を得ていることになります。 また、東京都交通局の車両がこの区間を走る場合はあくまで「都営三田線」の電車として走るので、東京地下鉄は車両を借りているわけではなく、車両の借り賃をもらうこともありません。一方で、線路などの施設は東京地下鉄が東京都交通局に貸し出しているのでその借り賃は東京地下鉄が受取ることになります。 さらに、東京メトロ南北線も都営三田線も東急目黒線と直通していますが、これに伴って東京急行電鉄(東急線の運営会社)の車両が乗り入れてくる場合があります。この場合、東京メトロ南北線として走るときは東京地下鉄から東京急行電鉄に、都営三田線として走る場合は東京都交通局から東京急行電鉄に車両の借り賃を支払うということになります。東京急行はこの区間では車両を貸しているだけで、利用客の払ったきっぷ代を受取ることはありません(1のケースの東京地下鉄と同じです) この区間では、東京地下鉄が第一種鉄道事業者(線路をもって、自分で鉄道を運営している)で、東京都交通局は第二種鉄道事業者(線路を借りて、自分で鉄道を運営してきっぷ代の収入を受取っている)です。東京急行電鉄はただの車両貸出役になります。 ちなみに、成田空港へ行くスカイライナーが走る路線でも似たような事例があります。 京成上野~高砂 京成電鉄が第一種鉄道事業者の「京成本線」 高砂~小室 北総鉄道が第一種鉄道事業者の「北総線」と、北総鉄道から京成電鉄が線路をかりて走らせている「京成成田空港線」(京成電鉄は第二種鉄道事業者) 小室~印西牧の原 「千葉ニュータウン鉄道」が線路を保有する第三種鉄道事業者(=線路などを誰かに貸し出すために保有し、自分では路線の運営はしない会社) 北総鉄道は千葉ニュータウン鉄道から線路をかりて「北総線」として運営している第二種鉄道事業者 京成電鉄も千葉ニュータウン鉄道から線路をかりて「京成成田空港線」として運営している第二種鉄道事業者 印西牧の原~成田空港 「成田高速鉄道アクセス」と「成田空港高速鉄道」が線路を保有する第三種鉄道事業者 京成電鉄は上記2社から線路をかりて「京成成田空港線」として運営している第二種鉄道事業者 http://okwave.jp/qa/q7779325.html
コメントを書き込んだ方は、頑なにこだわっているというより、動画の制作者が知らないか勘違いしているようだから、事実を教えて上げているという感じだと思います。 http://www.s-rail.co.jp/line/ ホームページで各駅の写真を掲載してますが、赤羽岩淵以外は埼玉高速鉄道のマークだけが表示されています。 白金高輪・白金台・目黒の3駅は、三田線が先に開通しましたが、東京メトロが第一種鉄道事業者、東京都交通局が第二種鉄道事業者ということになっています。なので、東京メトロの駅ということになります。 ちなみに第一種というのは、列車も線路も保有している事業者で、第二種は線路を借りて列車を走らせる立場になります。 乗降客も三田線より南北線の方が多いようですから、妥当ではないかと思われます。
- nobu1189
- ベストアンサー率57% (631/1091)
おはようございます。 >『浦和美園から赤羽岩淵までは南北線ではなく埼玉高速鉄道の路線です。』について。 >なぜ、【東京メトロの車両が走っている区間】【相互乗り入れをしている区間】なのに、『東京メトロの』駅ではなく、『埼玉高速鉄道線の路線です。』ということにこだわるのでしょうか? その区間は「東京メトロ(と東急電鉄)」の車両が「埼玉高速鉄道の線路を借りて」運行しているからです。 >同じ東京メトロの車両が走っている相互乗り入れ区間なのに、都営三田線の 白金高輪・白金台・目黒の3駅はなぜか『東京メトロ南北線の駅です。』となっているのです。 >あの3駅は都営三田線の駅のはず。 白金高輪と白金台の両駅は東京メトロ南北線と都営三田線の「共同使用駅(東京メトロが管理)」。目黒駅は南北線・三田線と東急目黒線の共同使用駅(東急が管理)です。 質問の動画は都営三田線には一切触れていないし、触れる必要もないのでこれでいいんでしょう。 >赤羽岩淵~浦和美園までの区間と同じ、東京メトロの車両が相互乗り入れをしている、全く同じ状態で、片方は『東京メトロの駅ではなくて、埼玉高速鉄道線の駅』で、片方はちゃんと『東京メトロの駅』となっているのです。 >いったい何がどう違うのでしょうか? 質問の最初に >【大切!】お聞きする前に、東京メトロのホ-ムぺ―ジを何度も確認したり、他に似たような質問がないかどうか確認をしたりしたうえでのご質問です。 としてましたが、ここは見ました? ○駅の情報・路線図(東京メトロHP) http://www.tokyometro.jp/station/index02.html 上記HPの南北線の項を見ると、路線図が「目黒-赤羽岩淵」しか載っていませんよね。 つまり、その前後は「東京メトロの路線ではない」ということが容易に想像できます。 実際、路線図の下に「赤羽岩淵から先、埼玉高速鉄道線 浦和美園まで直通運転」と載ってます。これを見れば「赤羽岩淵-浦和美園」間は埼玉高速線であることが一目瞭然です。 >その例に倣うと、千代田線の代々木上原~唐木田までの区間は 『小田急多摩急行線の駅』になってしまうわけですか? はい、小田急電鉄の路線です。 代々木上原-新百合ヶ丘が「小田急小田原線」、新百合ヶ丘-唐木田は「小田急多摩線」です。 「多摩急行」は列車の種別で路線名ではありません。 >『相互乗り入れをしている』ということは『どちらの路線も走れる』ということですよね? >なのになぜ、なぜ、『東京メトロの駅じゃない』と頑なにこだわるのか分かりません。 その理屈がまかり通ると、「じゃ、田園調布や日吉も東京メトロの駅なのか?」てことになりますよね。 最初にも触れたように、南北線の車両は相互乗り入れする埼玉高速線と東急目黒線の線路を「借りて」運行しているのです。これは埼玉高速線の車両も東急目黒線の車両も一緒です。 ご参考まで。
- ts0472
- ベストアンサー率40% (4504/11113)
相互乗り入れしている場合は線路や駅をどちらの会社が管理運営しているか になります 駅長がどちらの会社の社員か 始発・終着の両方が対象になる接続駅は 駅長室が複数ある場合が多いです 駅長の数だけ駅名が存在する 同じ駅名でも 複数存在しても力関係が影響する場合もあります 最高責任者を決める必要もあります 線路と駅を借りているだけ(駅長室が無い)であれば自社の持ち物のような表現はできないですね 理解している人には誤解を広めないように正しく訂正したい気持ちになると思います