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なぜ海外では日本の携帯は人気ではないのですか?
使いにくいのですか? 言語が日本語だから読めないのでしょうか?
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まず、日本の携帯の電波に問題があります。 基本的に、3GまではGSMという第2世代の周波数(2G)で規格化されたものを使用されていました。 1900/1800/900/850 上記が日本以外で基本的に世界中で使用されている周波数で下りの周波数を示します。 GSMという2Gの携帯電話は日本と韓国以外のほぼ全世界で普及していますので、互換性が全くありませんでした(当時)。 日本の2Gの周波数は、上り(端末→基地局)が高くて、下り(基地局→端末)が低いという海外(GSM)の設定とは全くの逆でした。 携帯の方式もドコモ(NTT)が開発した2G方式(PDC)を現在の大手3社が使用していたので、方式・周波数ともに日本独自でガラパゴスと呼ばれていたのもその一つです。 また、2.5Gをauが1998年以降にcdmaOneというサービスを始めて、アメリカ主導の国で普及しましたが、周波数が日本独自のためこの壁があり当時はローミングさえできませんでした。 cdmaOneのちのCDMA2000 1Xの海外での標準周波数は1900/850ですから日本の2100/800とは全くの互換性がありません。 日本の1900MhzはPHSに使われているため、国際的な標準周波数帯として使うことが当時、できずヨーロッパで主に使用されている2100Mhzがのちの3Gの標準周波数として日本でも採用されました。 日本でも3G以降は周波数の割り当て方法が海外と合わせるようになり、日本独自割り当ての旧800Mhz(2012年7月24日終了)を最後に、海外と逆転現象と言われていた周波数はなくなりました。 (ただし、PHSの周波数は今でも日本独自割り当てで残っています) 今の800Mhz(ドコモ/au)は整備されたもので、下りと上りの割り当ても海外と沿った形になりましたが、割り当て周波数がGSM850Mhzとは互換性がないため、独自なんです。 日本の周波数の割り当てと過去の方式などから日本の携帯は海外からは人気がないという事になります。
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- aki43
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人気と言うより 海外戦略は見ていないって事でしょう 独自ですからね 最近やっと3Gの切換をやっと 発表したくらいですからね iphoneもかなり交渉したそうですよ でもiphoneもそろそろ
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回答頂きありがとうございました。
少し前まで、日本の携帯電話機メーカーは、携帯電話会社から依頼されて作り、指定された数量の注文が来て、全数買取をしてくれていました。 つまり、携帯電話機メーカーは一切のリスクがない状態で、言われたものを作って収めていただけの、ぬるま湯での経営をしていたわけです。 きちんと利益も出ているわけですから、海外の、売れるかどうかもわからない賭けをする必要がないわけです。 そして、日本の携帯電話は、電話会社独自のiModeのような機能を搭載していますから、それに対応していない海外で売った所で使えませんので売れません。 まぁ、開発費まで携帯電話会社が出してくれているわけですから、勝手に海外で売るわけにもいかないわけです。 それと、携帯電話に使われている電波の周波数というのは、国ごとに違います。 何十年も前にはこんなに携帯電話が使われるなんて想像すらされていません。 でも、警察や消防、業務などの通信のために、どこの周波数を使うなどを決めて行ったわけで、海外の状況などはわかりません。 結局空いている周波数などを整理して、携帯電話に割り当てているわけですが、一部は世界的な標準に合わせられましたが、世界的標準にあっていない所も日本では使っていたのです。 自分の国で使われていない周波数の携帯電話は使えませんので、そのままじゃ売れないわけです。 そういうのがあるので、一部の携帯電話機メーカーを除いて、海外では販売を行っていないのです。 ちなみに、ソニーは有名ですが、海外では、ケンウッドなども携帯電話を作って販売しています。 まぁ、ソニーは、エリクソンモバイルという、世界的携帯電話の老舗と組んでいましたので、世界中の言語に対応したモデルがあったわけです。 ケンウッドは、中国語モデルを見たことがあります。(日本語はありません。) 単に、売れるかどうかわからないものを開発してももったいないですから、売ろうとしていなかった。というだけの話です。
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日本では元々、ドコモなどのキャリアが主導権を握る形でメーカーが機種を開発して、基本的に買い取って、消費者向けに販売していたから、メーカーは独自の販路を開拓するということを怠ってしまったんでしょう。 そのようにして作られた端末ですから、中身は国内向けばかりになり、ガラパゴスケータイになってしまったわけです。 iPhoneの場合は、Appleが独自に開発しています。その辺がドコモの参入を遅らせることになったのだろうと考えられます。 ソフトバンクは元々iPhoneを日本で売り出すことを考えて、vodafoneの事業を買収したということですから、反対に最初は独占することもできたということです。
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回答頂きありがとうございました。
- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
失礼日本で海外の携帯ではなく、海外で日本の携帯でしたね。間違えました。 でも前も回答の逆ですから、日本の携帯はキャリアがユニットを開発してメーカーOEMするなどキャリア中心だからでしょう。海外では使えませんからね。日本だけで売られているものをそこまで本気で作らないですよね。
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回答頂きありがとうございました。
- te2kun
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携帯電話としてのブランド力がない(外資系の流れをもつSONYモバイルを除く) 日本国内だと、OEM生産のみだったが、海外だと自社で販売ルートも持つ必用があり、販売ルートを持っていない。 2Gは、日本政府がアメリカとあわせる目的でPDCを採用させたが、事実上日本専用規格に。海外は、GSMを採用しており日本と海外だと通信規格が異なり、一方の通信方式しか作らないために海外では販売していないために、知名度もないって状態になった。3Gになり共同開発などで開発費を押させるようになったが、海外での知名度がないのだから売れない。そして、販売ルートも持っていない。 SONYは、そのときに、エリクソンとの合弁会社を作ったので、海外での販売ルートも持っていた ブランド力もなく販売店ルートも持っていないってことは売れないってことになります よって、外資系流れをもつSONY以外は全て事実上海外から撤退したりしております 台数を出せば出すほどコストが安くなるが、日本国内だけの販売台数だと限りがあります 日本国内だと韓国メーカーの知名度はそれほど高くないが、海外では韓国メーカーの知名度も高くなっている。 よってよく売っていたりして安い方に飛びつくのは自然な流れ 日本メーカーで海外でも携帯電話を販売しているのは、SONYモバイルしかないのに等しいです。
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- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
海外のと言っているのは海外メーカーのという意味でしょうか?それとも海外のSIMフリー端末のことでしょうか? 海外メーカーといえばiPhoneもギャラクシーも売れてますから人気がないとは思えないんですが??。 SIMフリーでは日本が電波鎖国だからです。電話会社が自分のところの電波しか使わせないように細工しロックをかける。これによりメーカーは通信会社の思うままプランに合わせて機種を出すように仕組まれていて、自由競争になってないからです。 海外では携帯やスマホはまず気に入った機種を一番安い電気屋で買ってきて、そのあと通信会社と契約してSIMを買います。そして繋がりにくければ次の月にでも通信会社と解約して他に乗り換えSIMを差し替えるだけです。 本体は常に買取なので通信会社の縛りはありません。だからメーカーは自由に開発ができます。日本では通信会社がモジュールを制作してメーカーに使わせるなどメーカー主体ではありませんね。 つまりこういう環境では海外のメーカーは参入しにくいのです。ヨーロッパや南米で人気のWindowsPhoneが日本では皆無なのはこのせいで、PCでは積極的にWINDWOSのPCを作って世界で売っていた日本メーカーが、スマホでは通信会社に気を使ってまったく作ってくれずマイクロソフトは世界的にスマホで出遅れてしまった。故にマイクロソフトは日本から離れたという噂があります。 まあそれ以外でもiPhoneがiPhoneを持ってることに満足感を与えるのに対して、その他は機能が欲しいから買うのであり、日本独自の電子マネーとかTVとかラジオとかに対応してないと嫌という人も多いからです。
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回答頂きありがとうございました。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
http://www.tkago.net/tmanual/gsmcell.html 契約とか運用の形態が全然違うから・・・かな? 日本の携帯ってキャリアありきでしょ? そういうのを日本で買って、自国に持ち帰っても使えない。 わざわざ日本の会社と契約してクソ高い国際ローミングで使わないでしょ? 日本のそういうサービスって、国際的に見るとかなり特殊で世界標準に合わせない頑固なところがある。 以前、途上国で移動体通信(携帯電話)の国際入札にdocomoが参加した時に入札で負けたのですが、その理由が独自規格で経費が他の国と比べて高すぎるからというもの。 docomo方式で構築すると他国との接続にも特殊な方式が必要となるため、運用開始してからも費用が掛かり過ぎるから経済的に裕福じゃない国ではdocomo方式は不適合。 独自技術にこだわりすぎて世界からおいて行かれているのが日本の本質です。 だから「ガラパゴスケータイ」なんて呼ばれることになる。 新幹線の輸出も似たようなところがあるかもしれませんね。
お礼
回答頂きありがとうございました。
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