• ベストアンサー

観音様って?+三十三観音について

観音様について調べていたのですが全く分からないので教えてください 一般的に言う観音様というのは観音菩薩(観世音菩薩)だけですか? 千手観音は観音様とは言われませんか? それと全国に三十三観音巡礼がありますがここで言う観音とは観世音菩薩の事だけを指しているのえしょうか? それと巡礼に使われる経典はなぜ真言宗の物なのでしょうか? 巡礼寺は真言宗だけではないようですが他宗のお経を唱えてもいい物なのでしょうか? 解る部分だけでも良いのでよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 国語辞典で「三十三観音」を引くと、観世音菩薩つまり「聖観音」には「33の異形」があることになっています。  千手観音は三十三観音ではないようですが、立派に観音様です。千の手とそこに持った仏具で人々を救うのですね。それでも救い残した人を一本釣りで救うために羂索を持つ専門のプロ(不空羂索観音)も観音様。  (六観音、七観音という変化観音があります)  三十三観音は、「法華経」で書かれている観音様のことのようです。広辞苑なら名前が全部出ているようです。  ついでに、記憶している観音様関係の単語を頼りに、ちょっと引いてみました。  西国三十三カ所の観音霊場巡りは、『観世音の三十三身思想に基づく』とありますので、上記の異形の観音様を祀っているのではないでしょうか。  余談ですが、そこでは「御詠歌」を唱えることになっているようです。  秩父三十三カ所も、そうでしょうね。  有名な「四国八十八カ所」の巡礼は、「弘法大師の霊場(足跡)」巡りということになっています。これは調べなくてもわかるほど有名。  「弘法大師=空海=真言宗」ですから、真言宗限定となっているものと思いますし、さらに、例えば浄土宗や浄土真宗は、「ひとえに阿弥陀如来の本願に頼る」というのが宗旨ですから、本来は、門徒にとって観音様は関係なしのはずです。  もっとも、聖観音は、勢至菩薩とともに「阿弥陀如来」の「脇侍」ですし、頭の上に阿弥陀仏の「化仏」をつけていますので、「南無阿弥陀仏」は許容範囲かもしれません。  仏教の寺院・遺跡で、賛美歌を歌ってキリスト教を布教しようとした韓国人もいましたが、そこまでいくとその韓国人の正気を疑いましたが、同じ仏教であれば参拝して他宗のお経を読んでも「おい、ケンカ売ってんのか?」とは、おっしゃらないと思います、観音様は。  でも・・・ 、個人的には観音様の霊場で「南無阿弥陀仏」とか、他宗のお経を唱えるのは「場違い」かと思いますけどね~。<あくまでも、個人の見解です>

noname#210453
質問者

お礼

回答有り難うございました 巡礼に使われる経典の般若心経を真言宗と勘違いしていたところがありました。般若心経=真言宗、法華経=日蓮宗みたいな ただ坂東三十三観音を調べても浄土真宗のような般若心経を唱えないなどの色々な宗派が有り不思議ですね。

その他の回答 (1)

noname#224207
noname#224207
回答No.2

仏様には如来と菩薩の二つランクがあります。 釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来などがあります 観音菩薩、地蔵菩薩、文殊菩薩などとあります。 菩薩は元々は仏様(如来)になるために修行している人すべてを指すことばでした。 宮沢賢治を賢治菩薩などと呼ぶのもこの為です。 関西地方では行基菩薩が有名ですかね。 仏様になる修行に菩薩行という、自分を捨てて人々のあらゆる苦しみを救う修行があります。 観音様はすでに如来になる資格を持っておられますが、あえてこの菩薩行を続けておられる仏様だとされています。 このために慈悲の仏様とされています。 現在は慈母観音のように女性のイメージですが、元々は男性のイメージを持った仏様でした。 人々を救うためにその時々に応じて姿を変えて現れるとされています。 この変えられた姿が三十三あるとされその各々の姿を三十三観音と言います。 元々の姿は聖観音と呼ばれるお姿です。 三十三のなかでも白いベールを被った白衣観音の姿をよく見かけるかと思います。 日本にキリスト教が入ってきたときにマリア様の絵を見てマリア観音とされて、のちの隠れキリシタンに長く伝えられました。 真言宗ではさらに六観音とよぶ姿がありそのなかに千手観音、十一面観音などがあります。 千本の手を持っているとされていますが、人々のあらゆる苦しみを救う手立てを持っていますよ、という意味です。 十一面観音は人々のあらゆる心の動きを全て観ていますよ、という意味です。 前の方から観ると分かりませんが一番後ろのお顔は笑っておられます。 観音の意味も音すなわち人々の苦しみの声を観る(聞く)という意味です。 両方を合わせた十一面千手観音という姿もあります。 >それと巡礼に使われる経典はなぜ真言宗の物なのでしょうか? 一般には御詠歌とよばれる七五調の歌のようなお経のようなものを唱えます。 御詠歌は宗派によっていろいろありますので、真言宗とは限りません。 有名な四国八十八霊場巡りでは真言宗系統のものが唱えられます。 四国八十八霊場は弘法大師にちなんでいますので、弘法大師すなわち空海が始めた真言宗に基づいています。 その他では一般にお経としては般若心経を唱えます。 般若心経の出だしが、観自在菩薩となっています。 観自在菩薩も観音菩薩も同じ仏様です。 サンスクリット語を漢字に訳すときに二つの訳語が出てきただけです。 般若心経は宗派を超えた共通のお経とされていますので、宗派にかかわらず唱えられます。 お経の中で一番短いお経ですが、仏教の教えの原点が全て含まれているお経です。 >巡礼寺は真言宗だけではないようですが他宗のお経を唱えてもいい物なのでしょうか? 南無阿弥陀仏は阿弥陀様にお願いしますという意味ですので見当違いではあります。 お詣りするという心の動きを観ておられますので、観音様は拘らないでしょうけれども、周りの人がコイツ何考えてるのか、と思うでしょう。 般若心経の本は沢山売られていますので、出だしの数行だけでも覚えておかれれば宜しいでしょう。 法事などの仏事の際のご焼香の際にブツブツ唱えれば周りの人がお経を知っている、と一目置いてくれるかと思います。

noname#210453
質問者

お礼

回答有り難うございました

関連するQ&A

専門家に質問してみよう