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自会への貸付金の引き上げ方法
会社運営に当たり自分の会社に貸し付けてきたお金が約1億円あります。この貸付金の引き上げ方法として最良の方法を教えて下さい。 例(1):年度末の利益から法人税(40%)を支払った残りの分を返済に充てる。 例(2):例(1)の法人税支払いの前に金利分(約10%←妥当か不明)を支払った後→例(1)の処理 例(3):金利分を給与として支払う
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>年間600万円相当の利益 問題は利益ではなく、税金を納付したあとのキャッシュにどの程度の余裕があるのかです。 損益計算書上の利益や法人税の所得は必ずしも現金の増加ではありません。 利益の中身は売掛金や在庫の増加になっていて、キャッシュは増えていないことが多いのです。 納税後の資金繰りの余裕といったのは、納税して、最低限の運転資金を確保して、それ以上いくら余るかという意味です。 これは予算上の利益とは同じではありません。 資金繰りの計画できちんと計算しないと、いわゆる黒字倒産になります。 この点を良く理解しないと、資金繰りで手違いが起こりますよ。 当面は利息は計画的に払い、元金は運転資金の余裕があれば返済する、なければ返済は中止がよいと思いますよ。
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- hue2011
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はてな、がいっぱい浮かぶ質問です。 売上と利益はいくらぐらいあるのでしょうか。 売上1億は何ということもない額ですけど、利益1億はそこそこ大変だと私は思います。 そもそも貸付金が1億になったというのは、そういうオーダーの金額をねん出できないから貸し付けたのですよね。 (1):年度末の利益から法人税(40%)を支払った残りの分を返済に充てる。 会社の利益がいくらになるか知りませんが、これだと、利益準備金もなければ、株主配当もない危険性があります。 会社が発展できるのでしょうか。 仮に利益が毎年数億あるのであれば、そこそこ株主配当もしていたはずで、そういうものをゼロにすれば総会で大騒ぎになりますね。 また、細かいことに突っ込むのもなんだけど、住民税はどうなりますか。 どうもこの発想は未来を見ていないと思います。 (2):例(1)の法人税支払いの前に金利分(約10%←妥当か不明)を支払った後→例(1)の処理 こちらも会社からむしり取る考え方は同じです。 (3):金利分を給与として支払う 自分が社長なのに給与があるのですか。 報酬ではないのですか。 (1)(2)と(3)は並列する話ではないでしょう。(3)は金利だけのことを言っています。 (3)の場合元金はどうなるんでしょうか。 業務をどうお考えなのでしょうか。 仮に上記の3種類のことを命じた場合、経理はどう思うでしょうか。 もしこの話を他の社員が聞いたとき、どう感じるでしょうか。 みんなで頑張って得た利益を全部社長にむしり取られると感じないでしょうか。 貸し付けた金だったといっても、納得できないですね。 普通は、一気に回収ではなく、数年計画で分割回収するものではないでしょうか。 そうしないと屋台骨が揺らぐ危険性があります。
- yosifuji20
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下記に説明があります。 之を読むと、会社が銀行借り入れある場合はその金利が目安ですが、ない場合は同程度の規模の会社の借り入れ金利が目安かなと思います。 いずれにしても税理士か、税務署に直接聞いた方がよいと思います。 http://123k.zei.ac/yakuinn/kanekariru.html 同属会社の会社と同属の取引は税務署はかなり注意をしています。それは会社と個人の間で自由に利益や損失を振り返られるので、安易な処理は認めないのです。 この点を気をつけたほうがよいと思います。 >資金繰りで許される範囲で元金を返済する。 返済はよいのですが、それで会社の資金が不足しは困るのでその範囲でと言うことです。 >之は損益取引ではないので課税されません。」 借入金の返済は、お金の在りかが会社と個人のあいだを移動するだけで、全く損も得もありません。個人から見れば貸付金という債権が現金に換わるだけで、金額はどっちも同じです。之を資本取引といいます。 一方金利のほうは個人から見れば受取利息と言う利益、会社側では支払利息という費用になります。 之はどちらも課税所得を増やしたり減らしたリするので損益取引と言い、課税関係が生じます。
お礼
yosifuji20さん、早速の回答ありがとうございます。 ところで、現在業務改善による利益改善を図り、年間600万円相当の利益を見込んでおり、その利益による返済例として 借入金4,000万円(例)を、その返済に年利率2%(公定歩合+4%は可能みたい)、20年の元利均等返済で、毎月の返済を 元金13.6万円+利息6.6万円(毎月20万円、年額240万円)として、毎月の仕訳を以下の様に考えてみました。 借方科目/金額 貸方科目/金額 借入金 /13.6万円 現金 /20.3万円 支払利息/ 6.6万円 この方法では、返済に20年かかるが 現金にて借入金/支払利息を支払う。さらに法人税支払(600-6.6*12)*40%=208万円後の利益312で更に借入金の返済にすることが、最適の処理でしょうか。必要なら現状の貸借対照表および損益計算書の送付も可能です。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
例(1):年度末の利益から法人税(40%)を支払った残りの分を返済に充てる。 これが可能であればそうするのがもっとも無難です。 例(2):例(1)の法人税支払いの前に金利分(約10%←妥当か不明)を支払った後→例 貴方が会社の役員だとして、その金利は高すぎます。 基本は借り入れときの契約書の金利ですが、それがない場合は市場金利を目安にします。 昨今の低金利では5%でも低くはありません。 不当に高い金利は役員賞与とみなされる恐れがあります。 例(3):金利分を給与として支払う その必要はありません。貸付金が明らかな場合は、相当の金利を支払うことは問題ありません。 給与とすると役員報酬が変動することになり、役員賞与として損金不参入になります。 それよりは普通に金利を払ったほうがまだましです。 結論から言えば、資金繰りで許される範囲で元金を返済する。之は損益取引ではないので課税されません。また相当の金利も払う。相当の金利は税理士と相談して決める。以上です。
お礼
コメント大変有難うございます。私は社長で、この貸付金は長年の緊急追加で溜まったもので無利子です。いざ取り返そうと思うと色々問題があり質問したものです。なお会社経営は無借金経営です。当方としてはアドバイスに従い例(2)の方法を取り、法人税後の利益で取戻したいと思いますが。5%の金利は高いのでしょうか。妥当な値を教えて下さい。また当方素人な者で、yosifuji20さんが言われる「結論から言えば、資金繰りで許される範囲で元金を返済する。之は損益取引ではないので課税されません。」のところをもう少し分かりやすく教え願います。
お礼
yosifuji20さん、度々の素人質問に対する回答大変有難うございます。3回の教え大変ためになりました。ところで私は、横浜南部にて自社ビルおよびオーナー物件の管理を生業に40年行ってきた亡き父の不動産屋を60才で引き継いだ65才のものです。 ところでyosifuji20さんの言われる、資金繰りの計画と言った点で、2014年度末の貸借対照表を添付します。この状況からyosifuji20さんの言われる短期借入金の返済に伴う資金繰りの計画の妥当性を再度を教えて下さい。 資産の部 負債の部 *現金預金 4,315 *短期借入金(経営者3名) 10,650 現金 117 *未払金(燃料等) 7 当座 1,035 *未払法人税 4 普通 1,655 *未払消費税 175 定期 1,508 *前受金(自社物件家賃) 103 *商品 922 *預り金(オーナー様より) 4,167 *前払費用 43 ●流動負債 15,106 ●流動資産 5,281 *受入保証金(自社物件) 1,450 *建物 2,389 ●固定負債 16,556 *車両 8 *資本金 1,000 *土地 22,723 *別途積立金 1,600 *差入保証金 60 *繰越利益剰余金 11,511 *保険積立金 206 ●固定資産 25,386 ●純資産の部 13,875 30,667 30,667 年間600万円相当の返済については、2014年度末までに行ってきた、業務改善(経費削減、新たなオーナー開拓、鎌倉の空き店舗の顧客付け等)により、2015年度以降 年間600万円相当の利益を見込めます。売上6700万円、経費6100万円(役員給与:1764万円<2名>、従業員1236万円<4名>)そこで、その利益による最適返済例として 借入金8000万円(私4000万円と弟4000万円分、高齢な母4000万円分は急いで返すことをを除く)を、その返済に年利率4%(公定歩合+4%は可能と判断)、20年の元利均等返済で、毎月 元金22万円+利息26万円(毎月48万円、年額576万円)の返済を行う。 この方法では返済に20年かかるが 現金にて毎月借入金/支払利息を支払い、さらに法人税(600万円-26万円×12月)×40%=115万円を支払った後でも、173万円の利益が残ります。しかも残った利益を、更に借入金の返済に充てることも可能かなと思います。 取止めのない質問ですが、yosifuji20さんの意見を頂きたく宜しくお願いします。