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アセチルサリチル酸の電離度について

高校化学の問題で オルトのアセチルサリチル酸と パラのアセチルサリチル酸があるとき それぞれの2段階の電離度(?)をそれぞれKo1,Ko2,とKp1,Kp2としたときに 大きい順に並べ替えろというものなんですが Ko1>Ko2は与えられていてKp1とKp2を不等号で並べなさいというもので Kp1>>Kp2>Ko2となるのは水素結合やら安定化やらで なんとか理解できたのですが Ko1とKp1の大小はどうやって比較したら良いのでしょうか よろしくおねがいします。

  • mist55
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みんなの回答

  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (466/833)
回答No.2

第一段階の電離で生じるカルボン酸イオンについて、オルト体では分子内水素結合による安定化が働きます。電離は平衡反応なので、生成物(ここではカルボン酸イオン)の安定性で反応の有利不利が決まります。従って、オルト体の第一段階電離は、分子内水素結合の無いパラ体に比べ有利と考えられます。 なお、ここではオルトとパラのサリチル酸の水中での安定性の差は無視しましたが、中性で極性も大差無く、共鳴効果も同様に効くので、原系のエネルギー差は十分小さいとして良いでしょう。

mist55
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (466/833)
回答No.1

確認ですが、アセチルサリチル酸ではなくて、サリチル酸自体が問題の対象ではないですか?電離可能な水素置換基の数をカウントしてみてください。 サリチル酸が対象として話を進めますが、オルト体のサリチル酸の第一段階の電離は非常に有利です。電離して生じたカルボン酸イオンの構造を描いてみてください。水素結合がどのように生じますか?また、この分子内水素結合によって、第二段階の電離(フェノール性水酸基の電離)が起きにくくなっている=プロトンが外れにくくなる、ということも統一的に理解できます。

mist55
質問者

お礼

ありがとうございました。

mist55
質問者

補足

申し訳ありませんご指摘いただいたように アセチルサリチル酸ではなくサリチル酸でした。 理解が乏しくて申し訳ないのですが どうしてオルト体だと有利になるのかいまいちわかりません。 第一段階の電離後の分子内水素結合に関してはよくわかりました。 よろしくおねがいします。

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