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「恐れるに足らない」
「恐れるに足らない」は 恐れる必要はないという意味ですが 「恐れるに足らない」と「恐るるに足らない」では どちらが正しいのですか? 後者をよく聞くのですが、全社では間違いなのでしょうか?
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昔の言葉(語尾の変化)でできたのが、「恐るるに足りぬ」 今の言葉で書き換えたのが、「恐れるに足らない」(恐れるに足りぬ) 古文とかでみかける、動詞の後の送り仮名部分の活用(変化)が、時代によって時代ごとに主流な言葉づかい、というのがある、というだけのことです。
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- bgm38489
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文語的な表現ですので、「恐るるに足らず」「恐るるに足りず」です。「ず」は「ぬ」でもよいかな。 時代とともに、「恐るるに足らず」→「恐るるに足らない」→「恐れるに足らない」と言い回しが変わってきた。現代用語の文法からすれば、「恐れるに足らない」が正解のようですが、古い言い回しや慣用句を使うことによって、大げさにしたり、カッコよくしたりする働きがあります。 どれが正解ということはないのですが、もともとは恐るるに足らずあるいは足りず、現代文法からは恐れるに足らない、ですね。中を取ってよく用いられるのは恐るるに足らない、というところですかね。私としては、「恐るるに」と言ってしまったのなら、「足りず」あるいは「足らず」と言い切ってしまった方がいいと思いますが。
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- SPS700
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1。おそる~おそれる ラ行上二段(古語)>ラ行上一段 2http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E6%81%90%E3%82%8B/m0u/ 2。たる~たりる ラ行四段(古語)>ラ行上一段(近世以後、「たる」は今もい使い「揺れ」とも見られる。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/139289/m0u/%E8%B6%B3%E3%82%8A%E3%82%8B/ 3。この二つを組み合わせますと (い)おそるるにたらず (諺の原形) (ろ)おそるるにたりない (は)おそれるにたらない (に)おそれるにたりない の4種が出来ます。僕は原形なら(い)、現代形なら(に)、あとは中間形だとおもいます。 おたずねは(い)と(は)で、(い)の方が古い形というだけで両方とも正しいと思います。
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