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北海道の分県化(分割)に賛成?反対?
- 北海道の分県化(分割)について評価することは重要です。この質問に対する賛否を明確にするためには、様々な要素を考慮する必要があります。
- 北海道のテレビ放送においては、道内の地域ごとに異なる放送内容があることが指摘されます。また、新千歳空港においても道内線という独自の区分が存在することが述べられています。
- 一方で、北海道の独自性や独立論に関する議論もあることが紹介されています。その中で、北海道を分割して普通の県にするという意見も存在していると述べられています。
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北海道の歴史の中で、時々思い出したように表面に登場するものに「分県論」があります。実は北海道は明治15年から3年余りは函館・札幌・根室の3つの県にわかれていた経緯があります。現代の「分県論」は札幌に集中しすぎている諸機能を、北海道を数県に再分割することで活性化しようというものです。 お年寄りの回顧趣味あるいは札幌に対するジェラシーの面も多分にある分県論ですが、所詮それだけの、実現性皆無のうたかたのようなものと断定してしまっては、その根本にある問題が見えなくなってしまうと函館に5年住んでいた回答者は考えます。 例えば北大経済学部の教授(当時)の次の発言をどう考えたらよいでしょうか。 (承前)「日本の中で北海道を位置づけて北海道はいかにあるべきかをいうときには地域間分業論(安直にのっかると北海道は食糧や原材料の供給基地で高度な加工品は向こうにいき格差が拡大する)を否定しているが、北海道の中で議論すると『道東や道北は一次産業に特化しなさい、道央に資本投下が集中しても仕方がない』というのは明らかに矛盾しているわけ。自分の言っていることは矛盾しているのは承知の上です。」『北海道経済を考え直す(共同文化社・昭和61年発行)』 つまり道外では東京一極集中はだめだといいながら、道内では札幌集中も効率的な投資のためにはやむを得ないという、北海道内、特に道央圏に広く存在する考え方には矛盾があり、「北海道分県論」が台頭する背景はここにあると考えます。 もちろんこれは他の府県にも大なり小なりある矛盾ですが、面積が広大な北海道ではいっそうそれが目立つということなのです。「札幌栄えて地方滅ぶでは困る」ということです。 明治15年から19年の北海道が3県に分かれていた時代、北海道全体の人口の半数以上が集中していたのは札幌県ではなく函館県でした。しかし現在では北海道を数県に分割したと仮定すると、札幌を含む県が人口・経済力とも圧倒的に優位に立つであろうことは確実で、北海道内では人口が多く比較的豊かな札幌県(道央県)と、人口が少なく財政力が弱い複数の周辺県ができることになってしまうのではないかと思います。 この意味では、単なる「分県」では、一極集中という問題の真の解決にはつながらないのではないか、と考えます。
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- naha1257
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むしろ拡張かと、 理由は北方領土問題の関係で住めない地域があるから。 個人的には、 千島列島・色丹島・歯舞群島の各全域を日本領の北海道扱いでいい。 これにより、北海道は松前から宗谷岬・占守島までとなり、実質拡張となる。 あと樺太+イオーナ島含む周辺の島も日本領の樺太道扱いでいい。 これら、 ロシア実効支配地域のロシア国籍住民もそのまま日本国内永住+帰化要綱緩和で。 道州制も先行導入されているし、分県する意味もない。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
- ベストアンサー率31% (3133/9934)
既に振興局(旧支庁)で行政区分されていますから県に分ける意味がありません。
- weavaest
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今のままで良いと思います。 テレビの回線や航空路線の話が出てますが、自治体の数が増えることに対するメリットが読み取れなかったです。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3894/25667)
北海道は広すぎてわかりません 細分化してもいいですよね?
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
別に道を分ける必要は無いのではと思います。生活に支障がある なら別ですが、ほとんどの人は困っている様子は感じられないの で、今まで通りで構わないのではと思います。 ただ一度だけ北海道に行きましたが、車のナンバーには正直驚き ましたね。稚内では確か旭川ナンバーですよ。車検などで手続き が大変じゃないかと思って、乗車したタクシーの運転手さんに聞 いたら、それは面倒だねと言われました。
お礼
ありがとうございました。 実はNHK旭川放送局は、担当エリアが全国一番の広さです。
お礼
ありがとうございました。 日本の国土面積の2割を超えますね。