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LCA解析とインベントリ分析の違いとはなんですか?

環境問題に興味があり、勉強をしだした大学生です。 環境問題の中でも、環境負荷評価法に興味があるのですが、「LCA解析」と「インベントリ分析」という言葉がよく出てきます。 同じようなことをやっているように思えるのですが、決定的な違いなどはあるのでしょうか。 よく知っているかた、お手数ですが、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

LCAとは自然からの各種製品の製造に必要な原材料の採取から始まり、その製品が廃棄されて自然にもどるまでのライフサイクル全ての過程において投入される資源やエネルギと生産される製品あるいは排出される排出物のデータを収集し、環境への影響を定量的に評価する手法で、この手法は次の4段階から構成されています。 1「調査範囲の設定」、2「イベントリ分析」、3「インパクト評価」、4「結果解釈」 また、2「イベントリ分析」には積み上げ法と産業関連法の2種類の方法があります。 積み上げ法はライフサイクルに含まれるプロセスを詳細に検討し、その名の通り、データを積み上げていく手法で、理解しやすく精密な分析が可能です。しかし、全てのプロセスを完全に調べるのは時間、費用の問題から現実的には不可能です。 産業関連法は財やサービスの取引関係を表した産業関連表を利用して直接排出量を推計する手法で、需要の増加に付随して直接発生する資源投入、付加排出、間接的資源投入、付加排出の全体像を把握することができます。製造過程の多い製品の評価に向いています。 簡単な説明で申し訳ないですが、参考になれば幸いです(^^)/

その他の回答 (2)

回答No.3

LCAを勉強中、試行中のものです。 「(ライフサイクル)インベントリ分析」とは、#1,2の方がすでにご回答していますように、LCAの段階のひとつです。 ISO14040では「対象とする製品システムに対する、ライフサイクル全体を通しての入力及び出力のまとめ並びに定量化を行なうライフサイクルアセスメントの構成段階」と定義されています。 簡単に言えば、製品がライフサイクルで環境負荷項目をどれくらい消費・排出するかを定量的に推定評価したもので、   製造、輸送、使用、廃棄・・・の各ライフサイクルステージごとに、   鉄鉱石○kg、原油○kg、木○kg、水○kg・・・を消費、   CO2○kg、廃棄物○kg、BOD○kg、オゾン層破壊物質○kg・・・を排出、 といった明細書(インベントリ)を作成することだとイメージしてください。 「LCA解析」という用語は見聞きしたことはありません。 LCAそのものに解析の意味を含んでいます。 「LCA的な(に)分析・評価をした」などという表現はよく使いますが、これとは違いますでしょうか。 環境的な優位性や性能を主張表現する場合、たとえば、”再生材を使用している”とか”分別しやすいように設計している”とか、個々の局面においての環境配慮を主張表現する場合と、ライフサイクル全体を通しての優位性を定量的に主張表現する場合がありますが、後者であることを特に言っておきたい場合、「LCA的に解析した結果」とか「LCA的に優れている」などという言い方をします。 逆に、「LCA解析」という語がどのような使われ方をしているのか、勉強のため教えていただけませんか?。

noname#211914
noname#211914
回答No.2

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「LCA(ライフ・サイクル・インベントリ分析)とは」 ◎http://www.nmri.go.jp/lca/lca_hp/link/04/4index.html (産業連関表) ◎http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/news-98/98-02-1.htm (LCA(ライフサイクルアセスメント)の研究) この中で図1が参考になるかもしれませんが・・・? ご参考まで。

参考URL:
http://www.nmri.go.jp/lca/lca_hp/link/01/02.html

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