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茅葺き屋根の葺き替え

実家がトタンをかぶせた古民家で、そろそろ屋根の葺き替えをしなければいけません。景観を重視するとトタンよりも茅葺きにしたいそうですが、工事や維持にかかる費用、防火、耐震、などの点で不安が残ります。ガリバリウム鋼板の屋根など、その他にも景観を重視しながらも費用や防災面で最適な選択ををしたいと思うのですが、それぞれの屋根の利点・欠点が良く把握できていません。古民家の維持・リフォームに詳しい方の助言をお待ちしています。よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

補足と訂正です。 石綿(アスベスト)は人体に影響があることがわかっています。ただ、最近の製品については、樹脂を混ぜたり、コーティングをしたりしているので、そのまま製品として、業者さんの管理のもとで施工するのであれば、大丈夫かと思います。ただ、ご自身で施工される場合は、加工時に切断、曲げなどが入る場合は特に、安全性に懸念がでるとおもいますので、石綿を避け、ガルバニウム鋼板の裏に樹脂などで消音処理したもの、熱効果に考慮したものをご使用いただきたく。

  • 007MUKADE
  • ベストアンサー率41% (286/694)
回答No.2

茅葺き・藁葺き屋根 を元の素材で葺き替えるのは非常に高価になります。   恐らく 際限のない天井知らずの値段と時間が掛かります。 そこで・・・波型鉄板で カバーする方法で多くの草木系屋根は補修されてます。 結論から言えば・・・ 波板鉄板自体が今は ガリバリュウームで出来てますので   新しい波板に葺き替えるのが 一番リーズナブルです。 他の構造の屋根材を使う場合は 下地構造をその工法に合った物に造り替える必要が  有るので その分費用が掛かって来ます。   ・・・多分2倍は掛かると思われます。 以上ご参考まで・・・・

回答No.1

デザイン事務所にいたものです。 屋根材には、おもに、ガルバリウム鋼板、スレート、セメント瓦、日本瓦、トタンがあります。 それぞれメーカーによってまちまちですが、 デザイン、強さ、重さ、耐久年数、メンテナンス性のちがいがあります。 ○ガルバリウム鋼板 は、アルミと亜鉛とシリコンで鉄板を両面から加工した鋼板です。アメリカで開発されたといわれてます。耐食性、耐熱性、加工性に優れています。雨音がうるさく、断熱の裏返しで夏熱く、エネルギー効率が悪い難点も、表面に石綿をコーティングした、石綿ガルバリウム鋼板なら大丈夫。 金属系の瓦はトタンのほか、アルミ、ステンレス、チタニウムなどが製品化されてます。 ○スレート といえば、昨今は一般的に石綿(アスベスト)を含まない「化粧スレート」を指します。比較的色合いが豊富、軽量で安価、日本瓦などと比べて軽くて、ある程度耐久性もあります。一方でメンテナンスには手間とコストが掛かかります。コロニアルカラーベストなどがあります。 ○日本瓦 は粘土を使った焼きものの屋根材です。表面に釉薬が塗られているのが釉薬瓦、塗られていないのが無釉瓦にです。 釉薬瓦は表面が釉薬でガラス状になっているので、雨水が浸み込まず、耐久性が高い瓦。 無釉薬瓦は、釉薬瓦に比べ、その耐久性は低下しますが、デザインや風合いが和風住宅の屋根にフィットするため、本格的な和風住宅の屋根に多く利用されてます。 重いが、耐久性はあり、変えるときにはそれなりの費用が必要。 ○セメント瓦 は、その名の通りセメントと砂などを一定の割合で混ぜたモルタルをプレス・脱水・成形し、塗料で着色した瓦のこと。 強度低く、太陽光や雨風で塗料の劣化は割れやすくなる元なので定期的な塗り直しが必要です。 モニエルセメント瓦などがあります。 ○トタン は、亜鉛をめっきした薄い鋼板の屋根材の呼称です。鉄はさびますが、亜鉛をめっきして錆びにくくしているというもの。 安くて軽いけど、雨音がしやすく、室内温度があがりやすく、亜鉛めっきしてはいても、とはいえサビてきます。 もとがトタンであれば、構造体も、重い荷重には注意が必要だとおもうので、石綿ガルバニウム鋼板がよいのではないかとおもいます。 参考になれば幸いです。

kominkahelp
質問者

お礼

詳しい回答をありがとうございました。 石綿ガルバニウム鋼板というのは聞いた事がなかったのですが、石綿という素材は今でも使用されているのですね。健康への悪影響という点が改善された新しいタイプの石綿なのでしょうか?

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