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The Oval Portraitのbeing thus shut from viewの解説
- Edgar Allan Poeの The Oval Portrait からの質問です。
- 質問は、being thus shut from view の文法的な位置に関するものです。
- 具体的な解説については、以下で説明します。
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以下のとおりお答えします。 >The cause of my deep agitation being thus shut from view,で >being thus shut from viewのthusの位置について >being shut thus from viewというようにbeingとshutをつなげてthusを後ろに持ってくるのとでは違いは何かあるのでしょうか? ⇒大した違いはないように思います。あえて違いをつけるとすれば、こんなところでしょうか。 (1)being shut thus from viewのようにbeingとshutをつなげてthusを後ろに置くと、「私の心の深い動揺の原因をこうして視界からさえぎって」のように、このthusは単に「原因を視界からさえぎった方法」(=燭台を元の位置に戻したこと)だけを受けているように見えます。 これに対して、being thus shut from viewの場合は、本来ならThus, the cause of my deep agitation being shut from view...「こうして、私の心の深い動揺の原因を視界からさえぎって、私は~を捜した」とthusを文頭に置くはずだったところ、(それを忘れて、あるいは独特の修辞法的効果のために)ここに置いた、というように思えなくもありません。つまり、このThusは前の文全体(=先行の状況全体)を受けて、主文「私は~を捜した」につながっていく、ということになります。(なお、下記の訳文もご参照ください。) (訳文) 深遠で恭しい畏敬の念をもって私はその枝付き燭台を元の位置に戻した。こうして、私は心の深い動揺の原因を視界からさえぎり、絵画とその履歴を詮索できそうな実体(物証)を熱心に捜した。その楕円形の肖像を示す番号札に注目すると、そこにはぼんやりした古風な言葉が読みとれた。(すなわち…) 以上、ご回答まで。
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- sknuuu
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thus は副詞であり、shut を修飾するものであるので、shut の直前に置く必要があります 違いがあるというのではなくて、being shut thus from view という語順はないと思います (shut from view で一かたまりです) Thus the cause of my deep agitation being shut from view という語順は考えられますが、主文でもないので、たぶん使われないでしょう
お礼
being shut thus from viewという語順はないという解説を読ませて頂きました。 私自身文法に詳しくなく回答者の皆さんに教えて頂いたことを、そうなのか、と思うばかりです。ありがとうございます。
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3506/7250)
意味の上での違いはないといってもいいかと思います。 あくまでも私の感覚によるもので、きちんとした説明にはならないかもしれませんが、being thus shut という語順だと、thus が being と shut という動詞2つにはさまれているのが、まるで語り手が心理的に何らかのものの中に閉じ込められて (shut) しまったような感じを引き起こす効果を狙っているのかも。 しかし thus を後にもって来るのなら、being shut from view that way のような表現にするかもしれないと思います。逆に thus being shut from view ならあり得るかも。
お礼
being thus shut という語順で心理的な効果(閉じ込められた感じ)を狙ったのかもしれない、ということですね。 私もどういう解釈が正解なのかはっきりと答えが出せませんが、考え方の参考にさせて頂きたいと思います。ありがとうございます。
お礼
thusの位置によってそれが「原因を視界からさえぎった方法」だけを受けているのか、前の文全体(=先行の状況全体)を受けているのかの違いが出る、ということですね。(本来の形はthusを文頭に置いていたのでは?ということですね)なるほどです。訳文と一緒にありがとうございます。