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昭和天皇が「腹を切る」と言ったら
軍部が強行した日米開戦を止めるために「開戦なら朕は腹を切る」と言ったら 開戦は阻止されたでしょうか? 脅しじゃなく実際に切腹して果てていたらどうなっていたでしょうか?
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- Beholders
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陛下がご乱心だということになって幽閉され かわりに軍とつながりの深い秩父宮が即位して新天皇となり開戦でしょう
- chiha2525_
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天皇に関しては神話が多いなぁと感じてしまいます。 日米開戦などは本気になれば止められたでしょうが、やらなかったんですよ。未来のことは天皇にも分かりませんから、開戦を止めたほうが良いかどうか分からなかったのです。御前会議の発言も、本当に大丈夫かと聞いてみたかった程度でしょうし、終戦も一人で英断したわけではないでしょう。
- eroero4649
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開戦の詔勅を決定する御前会議で、昭和天皇は「御前会議で発言する」と侍従長に言い出して、侍従長を始め東条首相や関係者を慌てさせています。侍従長は「それは前例がないことです」と必死になって昭和天皇を説得し、結局開戦が決定されました。昭和天皇の「御前会議で発言する」とは、「開戦を認めない」ことを示唆していたといえるでしょう。 そもそも時の首相に東条を選んだのも、昭和天皇は東条は自分に対する忠誠心が篤いことを知っており(この点においては東条は誠に忠誠心は篤い人物であったと思います)、また東条が一番の開戦派でもあったので、「自分に忠実な東条なら開戦に反対である自分の意をくみ取り、また開戦派の中心人物でもあるから他の開戦派も抑えられるだろう」と期待していたからです。 現実問題として、昭和天皇は当時の彼が可能な方法を少々逸脱するレベル(御前会議で発言するというのがそうですね)までして可能な方法はすべて使って開戦に最後まで抵抗したといえると思います。 しかし、外交関係は日本だけで済む問題ではありません。アメリカから屑鉄と石油の輸出が止められた時点でもう「詰み」で、実質的に開戦以外に手段は残されていなかったといえるでしょうね。 「こんなことになったらモナコだって開戦するわ」といったパール判事のことはazukiさんもご存じのとおりです。 8月15日の終戦の詔勅は、私は「昭和天皇の逆クーデター」だと思っています。「お前らがちゃんとやりますやります言うておったのにこんなことになりやがって。もう我慢ならん」と思ったのでしょうね。東条らが靖国神社に合祀されると二度と靖国神社に行かなくなったのですから、そのお怒りは相当なものであったと思いますよ。
- hekiyu
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天皇は腹切りなどしません。 天皇というのは、神道における神と人間を つなげる媒体の役割をもっています。 神道は穢れを嫌います。 穢れ、という中には「血」も入っています。 公家もそうですが、天皇と血は相容れない存在 なのです。 だから、武士という組織を作って、血生臭い 仕事はみな、彼らにやらせたのです。 そんな天皇が切腹することはあり得ません。 あの戦争は、米国がムリヤリ日本を戦争に引きずり込んだ ものです。 イラク戦争をみても判るでしょう。 日本がいくらいや、といっても、米国がその気ですから 阻止する手立てはありません。 これは私の偏見ではありません。 米国歴史学の権威チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授は 公文書を調べて、ルーズベルトが巧妙に日本を戦争に引きづり込んだ 過程を明らかにした本を出版しましたが、これは事実上の発禁処分 にされてしまいました。 31代米国大統領のフーバーが、ルーズベルトを、日本を無理矢理戦争に 引きずり込んだ狂気の男、と評した書見を残しています。 彼は、ルーズベルトは真珠湾を知っていた、とも書き残しています。 マッカーサーは戦後、あの戦争は日本の自衛戦争であったと 米国議会で証言しています。 ハルノートのハルは、真珠湾攻撃を耳にして躍り上がって 喜んだ、という側近の証言が残っています。 「これで戦争ができる」 また、パル判事は、あのような要求を突きつけられたら モナコのような小国でも銃を持って立ち上がっただろう と述べています。 では、日本が米国に屈してハルノートを受け入れれば、戦争を避けられた でしょうか。 私はそうは思いません。イラク戦争を見て下さい。 ありもしない大量破壊兵器を口実に戦争を始めたのは 米国です。 その後、英国BBCは、911以前から米国はイラク、 アフガン戦争を計画していたことを暴露しました。 米国は何か罠を仕掛けて、戦争に持って行ったと思います。 1898年 2/15 ハバナ湾で、米国戦艦メイン号が謎の爆発沈没しました。 これで米兵266名が死亡し、スペインの仕業だ、 ということになり、あの米西戦争が始まっています。 後になって米国政府は、事故だと発表していますが 陰謀ではないか、という説が強いです。 ベトナム戦争では有名なトンキン湾事件が発生しています。 1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の 哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した とされる事件です。 これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入しましたが、 その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを暴露し 真実が明らかにされました。 湾岸戦争 1990年 では アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーが イラクのクエート攻撃に対して 「介入するつもりはない」と発言しており これを信じたフセインがクエートを侵略しましたが、 米国軍等により撃退されています。 米国は約束の存在を否定していますが、当の大使は、それ以後、公式の場には 一切姿を見せなくなりました。 その他にも怪しいのはいくらでもあります。 以上が、日本が戦争を拒んでも、ダメだったろうと思われる理由です。
「歴史のIF」の重要性は否定しません。過去の歴史から、現代を考察し、今後どうあるべきか、ということを学ぶためには、重要だと思います。それに、「歴史のIF」は、楽しいです。 しかしながら、このご質問の「IF」は、ほとんど、「無意味」な様な気がします。 そもそも天皇が、「開戦なら朕は腹を切る」と言えるような状況があったのでしょうか?私のつたない歴史知識でも、「天皇は発言しないし、発言させてはいけない」存在だったように思います。 ただ、思うのは、昭和という時代に、日本を取り巻く当時の世界情勢と、軍部の思い上がりと妄想が戦争を招いたことであり、天皇の発言如何で状況が変わったとも思えません。変わったとすれば、それは「終戦の時」ではないでしょうか? 「脅しじゃなく実際に切腹して果てていたらどうなっていたでしょうか?」……歴史に詳しいazuki-7 さんらしくない「IF」だと感じました。<(_ _)>
お礼
ありがとうございます
- 川原 文月(@bungetsu)
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こんにちは。 私は某大学の法学部法律学科を卒業しました。 まず、回答から先に述べますと「戦争は回避」されていいなかったと思います。 日本国憲法(新憲法)で、 「天皇は国民の象徴である」 と第1条に記載されていますが、 ここからは、私見になりますが、 なぜなら、江戸時代は徳川幕府が政治を行いました。 明治には薩長主導の明治政府が政治を行いました。 それ以前を見ても、天皇は「象徴」に過ぎなかったのではないでしょうか。 太平洋戦争に関して言えば、 昭和天皇自らが「日独伊協定」を結べと言いましたか? 昭和天皇自らが「米国に宣戦布告」を命じましたか? 答えは「No」です。 あくまでも、政府の決定を、場合によっては渋々「了承」したに過ぎなかったのではないでしょうか。 天皇が「開戦したら朕は腹を切る」と、もし、言ったならば戦争は起きなかったかも知れませんが・・・後述します。 しかし、GHQ、特にマッカーサーの回顧録を読みますと、 「・・・我々が45歳であるとするならば、日本人は12歳の少年のようなものである・・・」 と言う記述からも窺えるように、 戦争が無く、GHQの進駐もなかったら、世界からは30年余りもの後進国となり、今の日本は、未だに木綿の着物を着て、雪駄や下駄を履いて、「電気やガス」それって何ですか? の時代であったかも知れません。 隣国の某国が世界に追い付け、追い越せと政府の方針や決定とは裏腹に人民は、ボロをまとい、鼻を垂らし、裸足で生活しているような現状に、あるいはなっていたかもしれません。 >>脅しじゃなく実際に切腹して果てていたらどうなっていたでしょうか? 恐らく、政府は二の足を踏むでしょうが、もし天皇が自殺したとしても、結局は、次の皇太子を天皇に据えて、若い天皇を抱き込んで、何も知らない天皇をだしにして、軍部主導の戦争状態になっていたと思います。 まあ、ここで今上天皇を非難するわけではありませんが、マッカーサーは昭和天皇と面会し、昭和天皇の謙虚な人柄に惚れ込んで、本国及び連合国諸国に対して、「天皇の戦争責任を問うべきではない」と、打電し理解を求めています。 もし、若い今上天皇との面会だったら・・・う~ん。分かりません。
お礼
ありがとうございました
- Macpapa10
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当時8歳かな? 継宮明仁様→今上天皇を天皇にして、喪明けの13か月遅れで開戦したと思います。 天皇は政治に反対する立場ではありません。
お礼
ありがとうございます
- zenix1
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まわりが諌めて止めるだけ。 天皇陛下は神聖不可侵なので、政治が決めたことをそのまま裁可することになってます。
お礼
ありがとうございました
- trytobe
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そんなことを天皇がしてしまったら、天皇家の存在意義すらなくなります。 人間天皇でもなかった時代なのですから、現人神が腹を切る、というはずがない。
お礼
そうでもして戦争を止めようとしたのであるならば です
お礼
確かに8月15日の放送は極秘に録音されたそうですね 軍部はそのテープを強奪するために鈴木首相を襲撃しようとしたとか