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資本剰余金にするメリットを教えてください。

SRLeonardの回答

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  • SRLeonard
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回答No.3

お礼コメントへの補足です。 >資本準備金からの利益剰余金の振替はできず、一旦その期末にその他剰余金に振替た後、 >来期に利益剰余金に補填するという事でいいのでしょうか?? ・「資本準備金 ←→ 利益準備金」や「その他資本(利益)剰余金 ←→ 利益(資本)準備金」の振替は、不可です。 ・「資本(利益)準備金 ←→ その他資本(利益)剰余金」の振替は、期中でも可能です。 ・「その他資本剰余金 ←→ その他利益剰余金」の振替は可能ですが、確定したB/Sの数字を基にする必要があります。 例えば、確定したB/Sに基づいて、「資本準備金 → その他資本剰余金」へ振替、その直後に「その他資本剰余金 → その他利益剰余金」へ振替えるという一連の行為を同時期にすることは可能です。 >弊社も利益剰余金がマイナスの時は、そのままでしたので、何のメリットがあるのかますますわからなくなっていました・・・。 その他利益剰余金がマイナスということは、ある一定の期間のトータルでの収支が赤字ということです。 つまり、出資者から出資金を募って事業活動をした結果が、一定期間のトータルで見たときに、付加価値を生み出すことができずに出資者から集めた資本を食い潰しているという状態なわけです。 (まぁ、実際に会社を経営していると、そんな教科書通りに経営は進まないことも多いわけで、上記はあくまでも数字上のドライな見方です) その他利益剰余金がマイナスという事実は、B/Sを見れば一目瞭然なわけで、その会社の過去の実績としてトータルでマイナスな会社だということが、決算書類上明らかになるということになります。 B/Sを見られて、そのような評価をされることを避けたいという場面もあると思います。 例えば、新たな出資者に出資をお願いする場合や、金融機関へ融資を申し込む場合等です。 そのような場面を想定して、B/S上に残ってしまっている過去の累積的な損益を解消したい場合に、B/S上の株主資本の部の数字を調整することが多々あります。 その他利益剰余金がマイナスになった場合は、今後の事業活動で利益を上げて、赤字を埋めていくのが正攻法なわけですが、B/S上の純資産の部の株主資本の中の数字を使って、その他利益剰余金の赤字を埋められる場合は、それらの数字の振替を行う場合もあって、そういう行為をする(した)か否かは、その必要性に迫られる機会があったか無かったかということにもよると思います。

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